2006年 震災対策訓練

心肺蘇生法 2006年8月20日(日)、横浜市環境創造局栄第二水再生センターの敷地を拝借して、大規模地震を想定しての栄消防団震災対策訓練が実施されました。
猛暑の30度を大幅に越すこの日、栄区内各地から約170名の消防団員が集結しました。
昨年に引き続き、区内の各町内会、自治会長さん宛に訓練見学のご案内を出させて頂きました。
そうした所、宮永栄区長をはじめ、多数の皆さんが見学に来てくださいました。
画像は、心肺蘇生法の訓練です。

油圧ジャッキ 倒壊家屋から要救助者を救出する為、油圧ジャッキを使って隙間を作ります。
出来た隙間にあて木を入れて、隙間を広げて行き要救助者を救出する訓練です。
消防団で装備している油圧ジャッキは4トンの重さまで持ち上げることができますが、勿論通常自動車に装備されているジャッキでも十分な能力を発揮します。

小型ポンプ操法 この日は、10月末に開催される横浜市消防操法技術訓練会に出場する選手による、可搬式小型ポンプ操法の展示も行われました。今回の出場はわが第四分団が担当します。
まだまだ、訓練半ばでぎこちなさも目立ちますが、大勢の視線の中での訓練は良い経験になったと思います。

携帯発電投光機 震災はいつ来るか判りません。
勿論夜間に起きることも十分に考えられます。
また、その際停電は免れないでしょうから、照明の確保も大変重要です。
発電機と投光器により照明操作を行います。

女性団員の訓練礼式 栄区の女性消防団員は平成10年に誕生し、現在41名が活動しています。
地域の防災指導などに活躍しており、災害時の避難誘導なども行います。
訓練礼式は、組織な活動が要求される状況下で、円滑な指揮、指令の伝達と団員相互の安全確保、礼節の維持に大変重要です。

遠距離送水 訓練の最後は遠距離送水訓練です。
水源の確保が難しい震災発生時を想定して、3台のポンプを連結し、約30本のホースを使って送水し、放水を行いました。
水源からの距離はおよそ600メートルになります。

栄区内には自然水利から離れた場所や、高低差のある場所、通路の狭い場所等が多数あるため、本当に実戦的な訓練ができたと思います。


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