2004年 震災対策訓練

震災対策訓練00 2004年8月22日(日)、旧横浜市環境事業局栄工場敷地を拝借して、大規模地震を想定しての栄消防団震災対策訓練が実施されました。
猛暑が続く中、少しは涼しくなったとはいえ、やはり30度を大幅に越すこの日、栄区内各地から消防団員が集結してきます。

震災対策訓練01 今年の訓練には。女性消防団員や新人消防団員の皆さんに、資機材の安全な取扱いや操作方法に熟知して頂くことを主眼に訓練を実施いたしました。
栄区でも東海地震や南関東地震等、大きな災害がごく近い将来に発生されると予想されています。
女性団員だから後方支援だけが任務では無いと、気合を高めています。

震災対策訓練02 栄消防団は4個分団、女性団員を含め370名が在籍しておりますが、この日は約120名の団員が訓練に参加しました。
各自が自分のお仕事を持ちながらの参加です。

震災対策訓練03 団長からは、栄区12万人の住民の皆様の安全、安心を確保する為には、団員自らが資機材の取扱いに熟知するのは勿論だが、安全に取扱いができることが他の皆さんの模範にもなり、自身の為にも大切であることを繰り返し教示いただきました。

震災対策訓練04 また、常日頃お世話になっている栄消防署からは多数の署員の皆様にこの訓練のご指導を頂きましたが、代表して樋口消防署長よりご挨拶をいただきました。

震災対策訓練05 この後、まず全団員を対象にした訓練礼式が実施されました。
訓練礼式は消防団員としての規律礼節を会得させるために実施します。
消防活動はチームプレイであり、指揮者の指令で機敏確実に行動することが、自身や仲間の安全な活動に直結します。
まして決してプロでは無い消防団員にとっては、基本中の基本です。
飯島消防団長の巡視も、自然に目が厳しくなります。

震災対策訓練06 資機材取扱い訓練の最初は、チェーンソーです。
女性消防団員を含む、全団員が講習対象です。
ベテランの団員の方々から指導を受けながら丸太の切断に挑戦です。
消防署員の皆さんからも適時アドバイスを頂きながら、悪戦苦闘しながらも見事に訓練を進行していきます。

震災対策訓練07 資機材取扱い訓練はさらに、油圧ジャッキ、発電投光機の取扱いへと進んでいきます。

新人の皆さんには1回、2回の訓練ではなかなか要領を飲み込むまでには行きませんが、訓練を重ねることで、徐々に熟知していけるはずです。

震災対策訓練10 訓練の最後は、中継送水訓練です。

各分団が3台の可搬式小型ポンプを連結しての送水訓練です。
より現場に近い状況を想定して、消防車が到着してからポンプを設置し、さらにホース延長を行い火元へと送水します。

震災対策訓練11 筒先担当は、新人団員です。

ベテラン団員がサポートに回り、安全確保と指導に当たります。
まだまだぎこちなさは残りますが、将来は第一線で活躍してくれる頼もしい仲間がまた増えました。


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