2003年 震災対策訓練

震災対策訓練00 2003年8月24日(日)、JR本郷台駅に程近い栄第一下水処理場のグランドを拝借して、大規模地震を想定しての栄消防署、栄消防団合同の震災対策訓練が実施されました。
冷夏だった今年がうそのような暑い日となりましたが、栄消防団370名中の3割以上の団員が訓練に参加しました。

震災対策訓練01 我が第四分団からも、第一班、第二班合わせて30名の訓練参加です。
毎年恒例となったこの震災対策訓練も、9月1日の防災の日を中心に行われる各防災拠点での訓練に先立ち、消防団員の規律を高め、災害対策器具の操作方法を再確認する意味で、重要な意味を持っています。

震災対策訓練02 常日頃、お世話になっている栄消防署からも田中署長を始め、丸山豊田、唐沢上郷両出張所長や警備課長、庶務課長等多数の参加を頂き、訓練の指導にあたってくださいました。

画像は、挨拶をいただきました田中栄消防署長です。

震災対策訓練03 この後、石井警備担当課長に訓練の注意事項等の説明いただき、最初は飯島栄消防団長による団員の通常点検です。
訓練に先立つこうした点検が、安全に行動する為の基本となります。

少し緊張します。

震災対策訓練04 最初の資機材取扱い訓練は、チェーンソーです。
署員の方に指導いただきながら、スギの丸太を切断します。

普段の生活ではほとんど手にすることが無い機材なので、とまどっている団員もいましたが、周りのベテラン団員にも助言をもらいながら取組んでいました。

震災対策訓練05 次は油圧ジャッキの訓練です。消防団に配給されている油圧ジャッキはアダプタを代えることにより、持ち上げたり、押し広げたり、様々な状況に対応できるようになっています。
でも、いざ大震災の時には、自動車に載っているジャッキでも十分機能しますから、一般の方も操作方法は覚えておいて欲しいと思います。

震災対策訓練06 この後、発電投光器の操作訓練を行い、最後に4台のポンプを連結しての送水訓練です。
栄区には、自然水利として柏尾川、いたち川が流れています。
震災発生により消火栓が使用できない場合は自然水利から取水して消火にあたらなければなりません。
水利から火事現場までの距離が長い場合は、ホンプを連結して送水する必要があるのです。

放水用のポンプは第四分団の二班が担当しました。ポンプ操作は長瀬団員です。

震災対策訓練07 筒先は我が班が担当しました。筒先を握るのは伯耆団員です。横浜市消防操法技術訓練会に一番員として出場し三位入賞の経験もあります。

また、後方で補佐しているのは今年の新人の矢部団員です。
よい経験になったのでは、と思います。

震災対策訓練08 最後に、飯島団長より講評をいただき、無事訓練終了となりました。

本日の訓練成果が、防災拠点訓練での一般住民の方々への指導に生かされると思います。

訓練参加の皆さん、暑い中本当にご苦労さまでした。


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