年末特別警備

消防団員 栄消防署、栄消防団では、毎年年末から年始にかけて『年末年始消防特別警備』を実施しています。
特に、年末の12月25日から30日までの間は、栄消防団として、管内での車両による巡回広報と、徒歩による管内巡視を実施します。

消防団詰所に午後7時に集合した後、まず車両班による巡回広報に出発します。
スピーカにより、次のメッセージを放送しながら、約90分かけて管内をくまなく巡回します。

こちらは栄消防団です。
ただ今、年末年始消防特別警備を実施しています。
空気が乾燥し、火災の発生し易い気象状況になっています。
各ご家庭では、火の取扱いに十分注意して下さい。
また、お出掛け前やお休み前にはもう一度火の元の点検を行いましょう。
こちらは栄消防団です。
ただ今、年末年始消防特別警備を実施しています。

その後、9時を過ぎると、今度は徒歩班による管内巡視を行います。
強力ライトと拍子木を持ち、車両では周り切れないような階段がある場所とか、狭い路地を中心に巡回します。

分団長 また、特別警備を実施中の期間内に、飯島栄消防団長による巡視がおこなわれます。
団長巡視は、団長を始めとする団本部の幹部の方々や、杉山栄区長、栄消防署長、火災予防協会や防火協会栄支部等、区内の防火防災にたずさわる皆様方により実施されます。

今年は12月28日に実施されました。
画像は、激励を受ける増田第四分団長です。

団長01 この日の団長巡視では会場の栄消防署上郷出張所には、第一班、第二班合わせて40名程の団員が参加いたしました。
いくら暖冬とはいえ、夜間の屋外はやはり寒さが厳しく、足元から冷気が這い上がってきます。

団長02 団長からは、普段の活動に対する慰労の言葉とともに、消防団員としての地域防災に携わる責任の重さをさらに自覚するようにとの訓示を受けました。

今年は昨年比10件増の30件の火災が発生すると供に、台風22号、23号による冠水、崖崩れなど多くの災害が発生いたしました。
幸いにも災害による死者は発生しなかったものの、さらに防火防災につとめなければと、団員一同気を引締めました。

団長表彰 また、さる11月30日に発生した近隣の火災をいち早く発見し、消防署に通報すると供に初期消火箱を使って近隣住民のみなさんと協力して大火になる前に消火に成功した、当班の臼井英樹団員にその功績を讃えて団長表彰が行われました。
日頃の訓練の成果により、初期消火箱が有効に機能したことや、団員としての行動が評価され、大変喜ばしい表彰となりました。

我が第一班では、今期年の期間中の参加団員数は延べ86名でした。
一応当番日は設定されているのですが、連日参加して貰える団員もいて、平均1人2.5回の参加となりました。

期間中には、幸いにも災害の発生はありませんでした。

1月17日は、あの忌まわしい阪神淡路大震災が発生した日です。
火災に対する用心と、地震対策を今一度確認していただけますよう、今年も宜しくお願い致します。

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