器具置場調査

器具点検00 平成23年の消防団器具置場調査が11月06日(日)に実施されました。
栄消防団本部の役員と栄消防署の消防団担当の方々が、栄区内各所にある各分団13箇所の器具置場を点検して回ります。
器具置場に装備されているべき、資材や機材がいつ災害が発生しても十分に機能を発揮できるように準備されているかを確認します。
今年は当班の調査の順番が最後から2番目であった為、比較的に余裕はあったのですが、7時ごろから準備を始めました。

器具点検01 日頃より、点検は怠りなく実施してはいますが、それでも本部役員の点検となるとやはり緊張感は格別です。
機材の数量が合っているのは当然として、支障無く使用できる状態になっていることが大事です。
特に、ポンプや発電機、チェーンソー等のエンジン類の機器はこまめに動かしていないと動作不良に陥りやすいので、神経を使います。

器具点検02 平成14年に地震対策用の資機材が大幅に増強され、新たに万能破壊器具、ハンマー、小型鋸、スコップ、ヘッドランプ、平担架等が追加配備されました。
平成16年には新たにテント一組、災害現場用拡声器、安全信号灯も追加配備されました。
点検を受けやすいように、整頓するのも大変でしたが多くの班員の協力できれいに準備することができました。

資材、機材も年々装備を増強しており、これを有効活用するための訓練も欠かせない活動の一つになっています。
横浜市の場合、公設の消防機関が非常に充実しており、通常の火災等では消防団が直接消火活動を実施する機会はほとんどありませんが、震災対策は消防団の重要任務の一つです。
各自治会等でも、震災対策用機材の整備を進められているとは思いますが、実際に使用する訓練を一緒に推進して行きたいと思います。

消防団では器具置場(消防小屋)に、当班の場合には下記のような火災や災害に備えた数多くの器具を準備しています。

消防用機材
品名 型式 数量
車両 小型消防車(普通車)
日産アトラス
1台
ポンプ 小型可搬式ポンプ
ラビット
1台
発動発電機
ホンダ
1台
ホース 65mm 21本
50mm 18本
筒先 65mm 3本
50mm 3本
替口 23mm 1個
19mm 1個
媒介 65--50mm 2個
65--65mm 1個
とび口 2丁
防火帽 10個
防火衣 23着
スリングロープ 8本
吸管枕木 2個
消火栓開栓器 1個
組立式水槽 1基
地震対策用機資材
品名 数量
金てこ棒 5丁
4丁
のこぎり 8丁
とび口 5丁
強力ライト 5個
応急セット 2袋
油圧ジャッキ 1セット
チェーンソー 1台
万能破壊器具 5本
ハンマー 2本
スコップ 6本
ヘッドランプ 10個
平担架 2台
安全信号灯 4本
メガホン 2台
警戒区域設定器具 1セット

この表には標準的に装備している資機材を表しましたが、これ以外にも、自主的に班で装備している物を含め、様々な資機材を装備しています。
機材の画像は、『消防用機材、地震対策用機材』で紹介しています。


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