第四地区
初期消火箱操作訓練

消防団員 2008年10月12日、晴れ渡った秋空の元、第四地区6組の初期消火箱操作訓練が行われました。
初期消火箱は、消防車の進入が難しい道路の狭い地域を中心に、桂公田町会内には、18箇所設置されています。
ここ、第四地区の6組でもこうした条件の地域に当たり、附近に2箇所の初期消火箱が設けられています。
この日は地元消防団である、栄消防団第四分団第一班の団員から指導を受けての操作訓練となりました。

消火栓の蓋 初期消火箱は消火栓の近くに設置されています。
初期消火箱の中に入っているホース、筒先、消火栓を開閉するためのハンドル、65ミリ−50ミリ変換器具を消火栓の場所まで持ってきます。
まずハンドルを使って、消火栓の蓋を開けます。
消火栓の蓋は重く、消火栓の中は結構深い構造になっていますので注意が必要です。
消火栓は消防隊が通常使用する65ミリのものに合わせてありますので、初期消火箱に入っている50ミリホースに合わせる為に、変換器具を取り付けホースを接続します。

放水開始 50ミリホースは大人の男性の方であれば1人で筒先の保持は可能ですが、慣れていないと送水圧力に振り回されてしまうこともあります。
また、この日のように、消火栓を開閉する人から筒先が見えない場合、途中に監視伝達する人を必ず立てる必要があります。
消火栓が上水道につなっがていることをはじめて知った方もおられました。

女性でも この日の訓練には約40名程の住民の皆さんは参加されておりましたが、積極的に訓練に参加される姿に非常に感銘を受けました。
勿論、一度や二度の訓練が本番にすぐに役立つとは思えませんが、繰り返し訓練を重ねていけば、いざという時に慌てずに行動できることでしょう。

今回、訓練を行った消火箱には、ホースが3本格納されています。
1本のホースが20メートルですから、消火栓から60メートルまでの距離まで延長できることになります。
こうした訓練の要請は、消防署でも、消防団でも大歓迎です。各地区の皆さんも是非体験してみて下さい。

尚、初期消火箱の操作方法については、栄消防団第四分団第一班HPの『ホース格納箱』、『消火箱』についてで紹介されています。是非一度ご覧下さい。


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