新しい子供みこし

みこし00 平成15年3月01日(土)、第二地区の岩崎恒信氏宅の庭において、第二地区の新しい子供みこしがお披露目されました。
桂公田町会では、毎年夏休みの最後の土、日曜日に行われる神明社の祭礼に協賛しております。
この時各地区の子供みこしが神明社近くの公園に集結して神主さんのお祓いを受けたあと、町内を練り歩きます。

プレート 第二地区にも、もちろん以前から子供みこしがあったのですが、子供達により喜んでもらえるような、他の地区に負けないおみこしを作りたいと、昨年の祭礼後に検討を始められたそうです。
制作は、岩崎恒信さん、長沼浩次さん、岩崎文雄さんの地元3名の方の共同で行われ、昨年の10月から仕事の合間をぬって制作を開始されました。
材料は端材を利用しており、すべて手作りです。
画像のプレートも端材を彫刻し、塗装したものです。近くで拝見しても、とえも手作りとは思えない仕上がりです。

みこし01 担ぎ棒を付けると、どこから見ても職人さんが作った本物に引けをとりません。
金属部分は、銅板を加工して作っており、今の光沢を放つ状態も素敵ですが、年月を重ねて緑青がふいてくると貫禄が増して素晴らしいおみこしになることでしょう。
それにしても、微妙なカーブを出すのには、本当にご苦労を重ねたことと、推察いたします。
また、質感を出す為に、塗装と磨きを何度も繰り返したそうです。

制作者 後方の左に立っておられるのが岩崎恒信さん、右側が長沼浩次さんの両制作者です。
また、前方の左側は原美佐男さん、右側は岩崎喜作さんです。
もう一人の制作者である、岩崎文雄さんは所用の為、この日のお披露目に参加できませんでした。
誠に、残念なことです。

記念撮影 第二地区の主だった方々が集まり、みこしを囲んでの記念撮影です。
子供会からは、役員のおかあさん方が来ておられましたが、子供達には声を掛けませんでした。
今年のお祭りの時に、お披露目して驚かせようとの魂胆です。
今から、子供達の驚き、喜ぶ姿が目に浮かぶようです。

木藤副会長 第二地区木藤副会長から、新しいみこしを制作するまでに至る経緯や、制作者の苦労話などが披露されました。
身近に、こうした優れた才能をお持ちの方がいらっしゃるのに大いに驚きましたが、同時に地域活動に対する、深い理解と、惜しみない愛着を感じさせて頂きました。

今年の祭礼の時に平台公園へ来ていただければ、この素晴らしいおみこしの実物が見られます。
是非お出掛け下さい。


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