2020年 大規模災害対策総合訓練

発電投光器 2020年11月01日(日)、横浜市消防訓練センターにおいて、大規模地震を想定しての栄消防団大規模災害対策総合訓練が実施されました。
通常は夏に実施していた訓練ですが、コロナウイルス禍の中、延び延びなっていた訓練を、形を変えての実施となりました。
122名の消防団員が集結し、増田団長による訓示を受け訓練が開始されました。

車両誘導訓練 4つの分団が個別に分かれての訓練を実施しました。
車両誘導訓練では、狭い道や交差点などで車両を安全確実に誘導する訓練を行いました。
誘導する位置の取り方や、誘導の声の出し方等の訓練を行いました。

緊急自動車走行訓練 緊急自動車走行訓練では、交差点や狭い道、S字路やクランク、坂道発進、スラローム走行などを訓練しました。
緊急自動車が災害現場に着く前に、例え軽微なものであっても、事故を起こしてしまっては、そこですべてが終わってしまいます。
安全確認は乗車している団員全員で行います。

遠距離送水 大規模災害発生時には、消火栓が使えなくなる可能性があります。
火災発生時に防火水槽やプールの水、河川などの自然水利等から取水し、遠距離を送水する事態も想定されます。
今回の訓練ではプールから取水しました。

中継ポンプ 火元までの距離が長いことを想定して、中継ポンプを置きます。
2〜3台のポンプを連結し、各ポンプ間を約10本ずつのホースを使って送水しました。

放水 最後は媒介により50ミリホース2口にして放水し、無事消火することができました。
増田団長からの講評でも、大規模災害発生時には、消防職員、消防団員が一体となって災害に立ち向かわなければならない。いろいろ課題もあったが概ね初期の訓練目標は達成されたとのお言葉でした。
日々の訓練の積み重ねが、来るべき大規模災害に備える唯一の手段であると、再認識した一日でした。


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