平成27年 公田小学校防災拠点訓練

石井防災拠点委員長 あの阪神淡路大震災が発生してからことしで節目の20年目、東日本大震災からは4年目となりました。

平成27年2月1日(日)、公田小学校において、防災拠点訓練が実施されました。
挨拶される石井公田小学校防災拠点委員長です。

訓練参加者のみなさん 栄区内には、20ヶ所の防災拠点が各小中学校を中心に指定されており、大規模災害が発生した場合の避難場所となり、阪神淡路大震災を契機として設置が進めれた防災備蓄庫が設けられています。
公田小学校では、9月1日の『防災の日』と、1月17日の『防災とボランティアの日』を中心とした時期に、拠点運営委員さんを中心として毎年防災訓練が実施されています。
この日は風もない冬晴れの好天でしたが、気温が低く体育館の中はとても寒く感じました。
その中、スタッフを含めて100名以上の方々が訓練に参加してくれました。

第四分団第一班団員 また当班からも女性団員を含めて18名の団員が参加し、訓練指導を行いました。

エンジンカッター 集まった訓練参加の住民の皆さんには二班に分かれて頂き、屋外ではエンジンカッターと発電投光器の操作訓練を実施しました。
エンジンカッターの操作説明は、ベテラン団員が担当してくれました。
手際よく、ポイントを抑えて説明してくれるので、参加者の皆さんも理解しやすかったと思います。
参加者の皆さんが熱心に訓練に参加して下さるので、当然のことながら、こちらも説明に力が入ったとのことです。

発電投光器 発電投光器は照明用として、また停電時の代替電源として役立ちます。
消防団員が操作方法を説明し、参加者に操作してもらいました。
機械物はやはり定期的に動作させないと故障が多くなるので、防災倉庫の中身はなるべく全て動作確認してもらっています。

防災備蓄庫の確認 また、防災備蓄庫の中にどんなものがどれだけ入っているのかも確認してもらいました。
棚ごとにきちんと整理された必要物品が整然と収納されており、視察にこられた消防署の方も感心されておりました。

応急搬送法の訓練 もう一つのグループは体育館内で応急担架等を使った搬送訓練を実施しました。
折り畳み式の担架から、ポールと毛布を使った担架、毛布だけの時の搬送法、軽量・コンパクトなソフト担架等を団員が説明し、参加者の皆さんに体験してもらいました。

小宮校長先生 訓練の最後に、公田小学校の小宮校長先生にもご挨拶を頂いたのですが、6年生が防災・減災に深い感心を示し、その知識や技能習得につとめ、その成果を先日実施されたしらさぎ祭り(文化祭)で披露してくれたことを報告してくださいました。
また、今年の秋の訓練には小学校の全学年が参加し、地域住民の皆さん合同の防災訓練を計画したいとのことでした。非常に有意義なことと、感心いたしました。

災害はいつ発生するかわかりません。寝る場所の傍に懐中電灯とスリッパを用意しましょう。
家具の転倒防止をしていますか?避難袋の用意をしていますか?水や食料の備蓄をしていますか?


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