平成16年 秋の火災予防運動

訓練開始前00 11月9日は『119』にちなんで、119番の日となっています。
毎年この日を中心として秋の火災予防運動が全国で実施されています。
2004年は11月9日(火)から11月15日(月)が予防運動の実施期間となりました。
今の時期からは季節風も強まり、空気が乾燥する本格的な火災シーズンとなります。
消防団でも消防署と連携しながら、防火に努めているところです。

訓練開始前01 11月14日(日)には栄消防署と栄消防団第四分団が合同で山林火災を想定しての消防訓練を実施しました。
栄区内でも第四分団の管轄内には荒井沢、瀬上、上郷の三つの市民の森を始めとして、緑が非常に豊な場所であり、居住区とも隣接しています。
ひとたび山林火災が発生した場合、どんな被害が発生するか判りません。
今回の想定は、上郷市民の森の『清兵衛広場』付近より出火、火災は強風により風下方面へ延焼拡大中であり、同時に飛び火も発生しているとの状況です。

放水 この日の訓練では、市民の森の麓に位置した栄消防署のホンプ車からの送水を消防団の小型可搬式ポンプで散策路の途中で中継し、山頂の火災発生場所にホース延長して消火を実施しました。
訓練参加部隊は栄消防署から6隊約20名と栄消防団第四分団から2隊約40名でした。

当班の筒先担当は、経験の浅い関谷団員と中山団員の担当です。
勿論、安全確保と指導を兼ねて、ベテラン団員が補助に付きます。

第二班 急斜面でのホース延長や送水圧力の調整、伝令方法など確認しながらの訓練となりましたが、こうした訓練での未経験者も多数おり、課題も見つかりました。
でも、こうした訓練の積み重ねが火災防御体制の強化に繋がります。
今後も定期的に訓練を重ねていきたいと思います。


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