E28について

車種について

  • 518i
  • E28-518i[image]
    4気筒ベーシックモデル。装備はややシンプルなものの、上質で広いキャビン(おっとこれはE28共通)。昔高速で自分の2000ccFF車で追尾したことがありましたが、結構速くついて行けなかった記憶があります。当時派手な赤の518iとかを良く見かけましたが、今ではほとんど見ないのが残念。

    E28-520i[image]

  • 520i
  • 5ナンバー枠ジャストサイズのE28にまさにピッタリの2000ccエンジンなのに、なぜか国内導入が遅れた車。発売後、11年後にして初めて試乗する機会がありました。良く回るスモール6、軽快な取り回し、快適キャビン、E30-320iと同様もっと早く国内デビューしていればと思う1台。今も比較的長く乗られているオーナーが多く思いますが、うべなるかな。

  • 524td
  • 昨今のEUでは高級車もディーゼルブームなれど、1983年発表当時は驚異の快速、115馬力ターボディーゼル。でもほとんど見かけることがないことにかけてはM5並。いつかは拝見したい一台です。

  • 528e
  • E28-528e[image] グリーンなエンジンの魁ともいえる低回転大トルク型の省燃費仕様「ETA(イータ)」エンジン。発表当時、「2.8LのBMWなのに120馬力って嘘でしょー?」と問い合わせが殺到したそう。一方日本は高出力化、ハイソカーブーム、スペックナードな国内市場では評価を持て余していたのでは?
    (86年式以降は129馬力に改良)
    これまた発売後、11年後にして初めて試乗する機会がありました。でもその実力は今日でも全く侮れません。出足は私のM535iと遜色ないです。昨今の環境コンシャスをまさに先取りした、E28代表グレード、玄人仕様。今からでもE28-BMWと長くつき合いたいと思う方にまさにぴったりではないでしょうか。
    良いM535iがなければこれにしようと私は思っていました。^^;

    CGの長期テスト車だったので詳しくはバックナンバーで。

    E28-533i[image]
  • 533i

  • 当時最強・最速のBMW。私のE28好きを決定付けた一台。日米だけの仕様だったので、ECユーザーから不平が出たとか出ないとか。1983年型は3速ATでしたが、1984年型は4速化となかなか素早い対応。
    控え目ながらも精悍なオプションのフロントスポイラが印象的でした。発売後、12年後にしてオフ会で再会する機会がありました。良きオーナー、良き車、会えて良かったです。感無量。
  • M535i
  • E28-M535i[image]
    1984年秋パリサロンデビュー。
    BMW Mortorsport GmbH のボディ同色スポイラーパッケージが実に鮮烈な、事実上のE28最上級車。エアロモダン化はやりすぎだとも、やればここまでできるんだとも、内心複雑な気持に。量産BMWなのにMバッジがついている事に一部物議を醸し、後のM635Csi->M6改名の原因ともなった車。E12-M535iとスペック同等で高性能・近代化していいるんだから、やっぱり「M」を付けたかったのでしょうか。M535iは日本およびECだけの仕様で、Mスポーツパッケージ(いわゆるMテクエアロ)なしの実に渋いM535iもありました。
    M535iは、実はE30-M3等より希少で海外では人気のあることはほとんど知られていないようです。誰も知ろうと思わないでしょうけど....

    E28-M5(Euro and JP)[image]
  • M5
  • M1のエンジンを搭載した究極のQ-car E28のデビューは、1984年の秋。M635Csi、M535i、M5、M3とこの頃は毎年Mの発表が続きます。発表当時、日本へは輸入されなかったので雑誌にもほとんど取り上げられず、あのCGでさえもPF氏の依頼記事だけで、 あとは個人所有のM5のちょい乗り記事だけです。
    尊敬すべきPF氏、M5の性能はベタ褒めでも、スタイルはよっぽどお気にめさなかったようです。1981年のE28発表当時から文句付けてるのがご愛敬^^;

    後年、数十台が日本に正式輸入されたらしいのですが、あまりに情報不足。それだけに謎や誤解の多い車ではないでしょうか。
    1989年の芝ボーリング場でのアプルーブドフェアで初めてみかけ、「うわ、なんでここに!?」と絶句した記憶があります。

    製造は1984年10月から1987年までの4年間、BMW Mortorsport GmbH およびCKD(ノックダウン)生産を含め約2千台。大半はアメリカに輸出されたようですが、200台弱ほど、きちんと右ハンドルでイギリスに正式輸出された模様。
    このことは随分後で知り驚くと同時にイギリスを尊敬してしちゃいました。さすがエンスー大国!  かの国ではBMWは量産車もMもみんなRHD!。

    アメリカ輸出仕様を除きE28-M5は基本的に、内外装共にM Motorsport GmbHのオーダー生産なので細部仕様がまちまちなのもこれまた謎めいて楽しいです。

    というわけで、M5の「Mテク仕様」というのは存在するわけですが、中古雑誌で時々 見かける、M535iの「535i-Mテク」とか、「535i -M5仕様」という表現は誤りとい うことになります。ご注意を。閑話休題。 


    ALPINA

    B9-3.5
    E28-B9[image]
    1982年日本デビュー。528iをベースにエンジン、足回り、内装等をALPINAで入念に仕上げた、チューニングカーというよりもコンプリートカー。大きなフロントスポイラと黒いリアスポイラ、当時はものすごく太く感じた16インチタイヤ&ホイールが印象的。前期型(3453cc)と後期型(3430cc)があるようです。

    E28-B10[image] B10-3.5
    1985年日本デビュー。ベースは535iの3430ccエンジン搭載。B10-3.5というと、E28の他、E24やE34にも同一名の車があるので購入時はお間違えなく。  

    B7-turbo
    E28-B7/3[image] 1984年日本デビュー。3.5Lターボエンジン搭載。当時世界最速の4ドアセダン。外観はバッジ以外はB10と基本的に同一。B7-turbo/1とB7-turbo/3があるようです。


    ページ先頭へHOMEへ