第2話
初運転でE28菌が着床?

by しろすけさん


第一弾が意外と好評と言う事で、いい気になって第二弾です。
私の左ハンドルばーじんを奪った憎い奴(笑)のお話です。

87 E28 520i ALPINWHITE
これが私が初めて乗った、BMWでした。

ふぅ?ん、面白い!
何でオレンジ色なんだろう。 ちょっと不気味かな?
おおおっ、アンテナが電動だ!
ギアとサイドブレーキんとこ おひげ生えてる。
え!ヘッドライトこれで点灯ですか。無理にレバー回してみなくってよかった。

アームレストないんですか。小物入れないと不便ぢゃないですか?
(ほんとに面白いって思ってる?)

「前のアウディよか壊れないんですよね?」
「、、、、大丈夫。」

「運転してみる?」
ぶたさん号に何回か目に乗った時、その先輩は言いました。
「えええええっ、いいんですか? ぢゃあ広いとこで。」
(ちったぁー遠慮したら、、、?)

それから広い駐車場へ移動。 流石にちょっとどきどき。
勿論左ハンドルを運転するのは初めてです。
「えーっと、、、、、アクセルどっちですか?」
左ハンドルも右ハンドルもアクセル・ブレーキの位置は一緒です。
第一、形を見れば分かるでしょう。ほんとに自称くるま好き?
(こういうとこに関しては今も変らずですね。好きだけど何も知らない。いやぁ、まいった。)

当時私の壊れない国産車はMT。 ATは教習車以来の運転です。
ついつい左足はクラッチを踏むようにブレーキへ。 勿論急ブレーキになります。
「あっと、すみません。ごめんなさい。」
その上いつもの癖で、ギアがあるとその上に手が乗っちゃいます。
少し進むと、クラッチは踏まないのに2速へ入れようとしているらしくギアを下へ。う゛う゛う゛う゛う゛ん。
「おいおいおい。」と言いながらも先輩は公道へ出るように言います。
なぁんて寛大な人なのでしょう。(笑)

左足は遊ばせておく、両手でハンドルを握る、ワイパー、ウインカーに注意。
これが私のぶたさん号注意点。(こんなでいいのか、、、。)
うん、シートは高めだし、車幅感覚分からないのは左に寄っときゃいいし、結構いけるかも。
明日、友達に左ハンドル運転できるんだよーと自慢してやろう。はっはっは。

ぶたさん号、危うし!


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