眠くてイベント蹴る。エモーションのイベント。夕方から仕事してるし。まぁ別に行っても行かなくてもよかったイベントなのだが、魔法使いTai!とシャーマニックプリンセスと鉄腕バーディーという太っ腹なイベントだったのでそれなりにおしい。

　しかししかし。なんと

久川綾のイベントを蹴ってしまった。
　しかも気づいたのは実は翌日。忙殺されて日程そのものを忘れていたのだった。がーん。もうダメかも。
　そんなことも知らずにおうちには後輩より麻雀の負け分としてPlaystaionがやってくるのだった。ちなみにソフトは1本もない。

　会社のときめきまくっている人からときめも限定版を借りたのでやってみる。とりあえず一気に最後までやり、みごとに女々しい野郎どものテーマを聞いたわけだが、なんつーかこう、気持ちはわかるがやはり僕向きではない。つまりキャラクターに対する思い入れは理解できるが、ゲームそのものはどーにもなじめない。これはプリンセスメーカーのころからそうだったのだが、育成系のゲームは肌に合わないのだ。さらに恋愛シミュレーションとかいってこんな恋愛があるか〜〜ってなってしまう。
　知ってる人がほとんどだとは思うけど、最終目的は卒業式の日に伝説の木の下で狙った娘から「告白してもらう」こと。自分自身のパラメータを上げ、女の子とデートしてプレゼントしてその他大勢の女の子からの評価も適当に上げつつ本命を狙う。平日はパラメータ上げだけにいそししみ、休日はデートするかデートの約束するだけで終わり、女の子のうわさを気にしつつ、5〜6人（もっと多いか）の娘ととっかえひっかえ卒業までデートするゲームだ。違う？
　まあゲームだからこういったデフォルメはしかたないとして、僕としてはときめもやってる女の子の意見が聞きたいところ。
　じゃあ2回目やるからまた。

クリエーターズ・ハイ。

　クリエーターならばたいてい経験するであろう脳内麻薬バリバリ状態である。徹夜の連続なのにまったく眠くなくなり、自分の作っているものおよびその行為自体が異常に面白く感じ始め、架空の山野をかけめぐり、ワシャテンサイデアル。カクモノハスベテケッサクナノデアルなどと叫び出す状態をいう。
　明日のOESで上映するテープを作っている最中、「よし、まだ間に合う」と思いたち、いきなり魔物ハンター妖子²（ようこのじじょう）の主題歌「Touch My Heart」のMTVを作成し始める。MTVの作成はけっこう大変だ。音と映像をそれなりにあわせて編集しなければならないのだが、ちゃんと考えないとうまくいかない。普通はタイムシートを書いて時間ごとにあてはめる映像を決めるのだが、何しろ今回は時間がない。エンディングにこの曲の一部を削ったのが使われてるんで、この映像はすべて使うことにして、冒頭とタイトルクレジット、EDで削られている部分の映像作成のみをすることにして、頭の中でタイムシートを作ってやり始めた。トータルでたった1分程度の映像を挿入することになるわけだが、言うとやるとじゃ大違い、嘘だと思ったら一回やってみるといい。
　タイミングをあわせて映像を切り、貼り、同じ映像と音楽がひたすら何回も流れる。本人は音楽にあわせて踊り出す始末。ひたすらジョグシャトルとビデオデッキがうなる中、2時間と少しの時間をかけて、たった4分あまりの編集ビデオができあがるのだった。ちなみにこれは編集時間としては驚異的に短い。もちろんED画像をそのまま使い、挿入した映像自体もタイミングあわせをほとんどしていないからこそできたわけで、きちんとしたものを作ろうとしたらこの3〜4倍の時間がかかる。
　作っている最中、完全にクリエーターズ・ハイになっているのが自覚できた。なにしろ面白いのだ。頭は完全に冴えわたり、いらぬことまでアイディアが浮かび始める。もともと絵描きなので、絵が描きたくなって仕方がない。とはいえ別にやらねばならいこともあって、なにしろ上映テープ自体はまだ完成していないし、上映プログラムも書いていない。あっというまに朝になり、続きは明日の日記なのだった。

　というわけでOESうた会。上映プログラムのテキストは打ったものの、家にはプリンタがないもんで僕のテープ上映を午後にまわしてもらい、うた会の昼休みに会社まですっ飛んでいってプリントアウトして舞い戻り、午後の2本目に僕のテープが流れることになる。今回のテーマは「デュオ」、つまり2人で歌ってる曲をどかどか叩き込んだ。で、昨日MTVの編集してた「Touch My Heart」は


「最近やたら好調でどんどんいい曲が書けてしまってゴメンナサイ。」これは作・編曲の大森俊之の言葉。判断は各人におまかせ。
　さて、ちょっとOVAの解説をすると、魔物ハンター妖子²（ようこのじじょう）ではアヤコという妖子そっくりのイトコと、魔物ハンター見習いあずさのそっくりさんあずさ2号が登場し、真の魔物ハンターの座をめぐって妖子と一方的に対立するというありふれた物語になっている。あずさも出てこないので、あずさ2号は物語自体にほぼ関係ない。
　作品中では妖子もアヤコも久川綾が声をアテていて、この主題歌「Touch My Heart」は妖子とアヤコの掛け合いになっているわけだ。多重録音のハモりはごく一般的ではあるが、「二人」として扱っている曲は少ないのではないだろうか。
　ついでに特徴ある大森コーラスにも注意してみよう。さきごろ終了した超有名アニメ主題歌も編曲が大森俊之なので、コーラス部を聞きくらべてみるのも一興。ちなみに、この曲の印象的な女性コーラスは実の妹だとか。
　アルバム「Touch My Heart」にはオリジナルとともにRemixバージョンも収録されている。こちらだとアヤコパートがよく聞こえるので、別パートを歌いたい人にはお薦めだ。妖子シリーズの主題歌全部聞けるので、一家に一枚常備しておこう。Vapの回し者ではないので念のため。


　な曲なわけだ。ついでに上映リストも引用しちゃったりすると


美少女戦士セーラームーンＳ	OP	ムーンライト伝説
秘密戦隊ゴレンジャー	OP	進め！ゴレンジャー
仮面ライダーストロンガー	ED	きょうもたたかうストロンガー
怪盗ラレロ	OP	怪盗ラレロの唄
BLUE SEED	OP	CARNIVAL・BABEL
みゆき	OP	思い出がいっぱい
スレイヤーズ	OP	GET ALONG
装甲機兵ドルバック	ED	君に贈るララバイ
機甲創世紀モスピーダ	ED	ブルーレイン
マグネロボ ガ・キーン	ED	猛と舞のうた
魔物ハンター妖子2	IS	Touch My Heart
鬼神童子ZENKI	ED	奇跡の超鬼神
ばくれつハンター	OP	What's UP? Guys
ミラクルガールズ	ED	ふたりじゃなきゃだめなの
太陽戦隊サンバルカン	ED	若さはプラズマ
百獣王ゴライオン	ED	五人でひとつ
美少女戦士セーラームーンＳ	ED	タキシード・ミラージュ

　といったところで、ほぼ全部デュオで固めてしまった。
　僕は和声に弱い。人間の声に匹敵する楽器はそうそうないと思っているので、気持ちのよいハモり歌にはメロメロだ。ついでにストリングスやペットにも弱いぞ :)
　自分のテープが上映されたところで、とうとうというか当然クリエーターズ・ハイが切れて気絶。テープの評価も気になるが、もう気力が残ってないので終了後の呑み会には参加せずに友人の車でメシ食って秋葉まわって（けっこう余力あったな）帰宅してばったり倒れるのだった。

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