川村渇真の「知性の泉」

気に入ったモノ:生活関連


●PHILISHAVE HS190

フィリップス社の携帯用の小型電気カミソリ。これまで購入した中では、切れ味が一番良い製品で、無理なく深剃りできる点が気に入った。回転式の2枚刃で、1枚目の刃がヒゲを引っ張り、それを2枚目の刃が切ることで深剃りを実現する。充電式の単3ニッカド電池が使える点も嬉しい。携帯性を重視したため小型のものを選んだが、同じ方式の製品は何種類もある。
 ヒゲが濃いほうなので、毎日のヒゲ剃りは欠かせない。これまで何個もの電気カミソリを購入した。1万円以上も支払って、2回試しただけで使わなくなった製品もある。テレビCMでお馴染みの“茶色さん”の電気カミソリだ。自分のヒゲは、垂直でなく少し斜めに生えているためか、回転式でないと深剃りが難しいようだ。この法則は、何種類も試した経験から導き出されたもの。HS190なら、そんなヒゲでも深剃りできてしまう。

上手な剃り方:上手に深剃りするためには、やはりテクニックが必要。言葉だけで説明するのは難しいが、簡単に紹介しよう。頬のヒゲは、皮を片手で上に引っ張り、ヒゲ剃りを押し付けながら上方向に滑らす。このとき、2つある回転刃を結ぶ線が、滑らす方向と一致することが重要。口の周りのヒゲは、口の周囲を膨らませるとよい。アゴの下のヒゲは、アゴを前に突き出した状態で、体の左右方向に電気カミソリを滑らす。エラの部分のヒゲは、顔を横に向いてエラを前に出し、ヒゲ剃りを下から上へと滑らせる。以上の方法で、効率的に深剃りができる。ただし、自分のヒゲの生え方に適した方法の可能性もあり、万人に適するとは限らない。

製品の基本スペック

・刃の動作:回転式
・刃の特徴:2枚刃(1枚目の刃がヒゲを引っ張り、2枚目の刃で深剃り)
・刃の個数:円盤型が2個(1個の円盤に、小さな2枚刃が何個も並ぶ)
・電源  :DC 3V(単3乾電池2本)
・本体質量:85g
・付属品 :保護キャップ、ブラシ、携帯用ソフトケース


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