Last Update: 01/04/15


Football Jungle

日本代表 2000


Result & Ranking Record

キリンビバレッジサッカー2000

2000年12月20日 日本代表 1 - 1 韓国代表 東京:国立霞ヶ丘競技場

 日本は「上手に」ボールを廻していましたが、スパッと切り取ってシンプルに攻めてくる韓国を圧倒するような気迫はなく、なんとなく時間が進む試合でした。また失点も「よくわからないうちに」といった感じでディフェンスにエアポケットができてしまったことが原因でした。

 攻撃面ではこれまでさんざん叩かれてきた柳沢が意識の変化を(やっと)見せてくれた点がよかったところでしょうか。シュートまで持ち込もうとしてその結果の失敗であればある程度納得ができます。しかしPKを外したのは痛かった(...それ以前にあの場面ではPKとなる反則はなかったように見える)

 日本が追いついたのはゴール前で巧くボールを廻した形からで、これはお家芸になりつつあります。しかし退場で一人少ない相手にホームチームが攻撃性を欠いていつまでも得点に至らず、そのまま同点で終わるというのは事実上の敗戦だと思います。これは3月の中国戦と同じ感想です。

 良くも悪くも、失点も得点も、戦いの姿勢もトルシエ監督の交代選手の起用方法の不可解さもすべて今年の日本代表そのものの「まとめ」の印象を受けました。(TV観戦)

 

アジアカップ2000

 

国際親善試合

2000年10月8日 パリ・サンジェルマン(FRA) 1 - 1 日本代表 パリ:パルク・デ・プランス

JOMO CUP 2000

2000年10月4日 日本代表 2 - 0 WORLD DREAMS(Jリーグ外国籍選手選抜) 東京:国立霞ヶ丘競技場

キリンチャレンジ2000

2000年8月16日 日本代表 3 - 1 アラブ首長国連邦代表 広島ビッグアーチ

 昨年の意味の感じられなかったイラン戦に対して今回はオリンピック前のテストという位置づけも考えられた対戦でしたが、結局A代表としてこだわる訳でもなく五輪世代(23歳以下)だけで臨む訳でもなく、トルシエ監督の狙いは今一つ理解できませんでした。

 監督の「勝ち負けではない。内容だ」という言葉が皮肉にも逆となり、勝ったものの内容に乏しい試合でした。

・流れの中で点が取れない(3点目はなんとか取れたが)
・リードすると気が抜ける(特に前半終了間際)
・相手を徹底的にやっつける感じが伝わってこない

という点は相変わらずであるということがわかったことが収穫でしょうか。(TV観戦)

 

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国際親善試合

2000年4月26日 韓国代表 1 - 0 日本代表 ソウル:チャムシル・スタジアム

 韓国の徹底的なマンマークの前に、中国戦のときのようなパス廻しは完全に封じられ、日本はまったくプレーをさせてもらえませんでした。

 ずっと攻め込まれたまま前半は終了。GK楢崎正剛(名古屋)のおかげで無失点だったという展開でした。後半開始早々は日本が優勢となりますが、いつもの通り「攻めただけで満足」状態のまま。

 そして韓国が1人退場となると、サッカーによくあるパターンが待っていました。「一人少ない方が得点する」のです。ボールを持った相手選手に必要以上のディフェンスがつき、ノーマークとなったハ・ソッチュ(神戸)が韓国後半唯一のシュートを放ち、この試合唯一のゴールとなりました。

 その後の日本は次々と選手を交代させますが、いかにも場当たり的で組み立ての意図が感じられず、何も機能しないままタイムアップ。「決定力不足」とはよく言われますが、せめて後半からでも、好調セレッソコンビの森島-西沢ラインを使ってみるのも面白かったのではないかと思います。

 

キリンビバレッジサッカー2000

2000年3月15日 日本代表 0 - 0 中国代表 神戸/ユニバー記念競技場

 親善試合にもかかわらず、中田英寿(ローマ)、名波浩(ヴェネツィア)、城(バリャドリード)を呼び寄せ、小野伸二(浦和)も中村俊輔(横浜)もいるという、まさにオールスターで臨んだ日本でしたが、結果は無得点の引き分け。危なげのないディフェンスと、中盤でのボール廻しは最高でしたが、そのショーだけを見せてもらったという感じがしました。マスコミがよく使う「決定力不足」という一言で片づけるのも何か違う気がしますが、それにしても「あと一歩」が足りないことは否めません。

 これまでの日本代表の試合では、ボールがうまく廻らなくてイライラさせられることは何度もありました。しかしこの試合は(得点が入らないこと以外に)文句がなく、終ってみると勝っても負けてもいないため、何とも不思議な後味が残りました。

 報道によると、中国はチームの招集から日が浅く、準備期間が短かったそうです。そうだとすればこの結果は大健闘で、アウェーでの引き分けであることから事実上の勝利と言ってよいと思います。これはミルティノビッチ監督の手腕によるところが大きいのでしょう。

 一方の日本代表のトルシエ監督について、その去就をかけているなどと騒がれましたが、この試合を見る限りでは、彼を辞めさせる材料は見受けられなかったように思います。

 最後に、中田(英)の試合後のコメントを。これは「トルシエ擁護」として語られたものではないと推測します。そして何よりもこの試合の本質を言い当てています。

 「(ゴールを決めるのは)監督の仕事ではない。選手がやらなくてはいけない」 

 

アジアカップ2000

・予選・第10組

  勝点
日本 9 3     15
シンガポール 6 2   1 -1
マカオ 3 1   2 -3
ブルネイ 0     3 -11

勝点:勝ち点(勝ち=3, 引き分け=1) / 差:得失点差

2000年2月13日 マカオ 1 - 0 ブルネイ マカオ・スタジアム
  シンガポール 0 - 3 日本  
2月16日 マカオ 0 - 1 シンガポール  
  日本 9 - 0 ブルネイ  
2月20日 シンガポール 1 - 0 ブルネイ  
  マカオ 0 - 3 日本  

 

カールスバーグカップ

・決勝 & 3位決定戦

2月8日 メキシコ代表(準優勝) 1 - 2 チェコ代表(優勝) 香港スタジアム
  日本代表(3位) 0 6PK5 0 香港選抜(4位)  

・1回戦

2000年2月5日 日本代表 0 - 1 メキシコ代表 香港スタジアム
  香港選抜 2 3PK4 2 チェコ代表  

 

Note

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