「受信機」の構造
受信機は、PHS電話機の受信ユニットに類似しており、受信終段のD/A変換器が音声合成器に置き換えられている。
音声合成器は、4メガバイトの静的メモリとRISCコアを混成させ一枚のチップに載せた特異なLSIによって構成される。合成音声の基本音素を内蔵し受信データからの音声合成作業総てを実行するこのLSIの搭載により、受信機の長時間動作と本体の省容量化が実現されている。動作時間は単三乾電池一本で連続48時間、本体容量は平均で30c.c.前後である。