「総合目次」にもどる |  「画文情報の目次」にもどる |  最終修正:2002-12-31(火)

特集記事・インタビュー(1991年)

1991年(平成3年)

タイトル 楽しみの世紀末
人間椅子に座って聞くオペラ
掲載誌 群像(講談社)
掲載号 1991年1月号
備考 荻野アンナ氏のエッセイ。内容は、1990年11月8日 日本青年館の「霜月ライヴ」の人間椅子と、11月13日のウェルシュ・ナショナル・オペラ「ファルスタッフ」のレポート。
モノクロ3ページ、写真は鈴木氏と和嶋氏の演奏中のバストアップ1枚。分量的には人間椅子とファルスタッフは2:1程度。
タイトル M-PART.1 受験直前企画
僕らの熱中受験時代
4畳ひと間の東京浪人。禁音楽生活にも耐えた!
鈴木研一 「人間椅子」ミュージシャン
掲載誌 MEN'S NON-NO
掲載号 1991年2月号
備考 各界の有名人に受験生時代のエピソードを聞く企画で、鈴木氏がインタビューに答える。モノクロ半ページ。インタビュー当時と、高校卒業時の2枚の鈴木氏の顔写真あり。
東京で1浪して上智大学外国語学部ロシア語学科に合格。インタビューの概略は以下の通り。
 ・東京に4畳半の下宿を借りて駿台予備校に通う。ベースは実家に置いてきた。
 ・仕送りは5万。部屋は汚く、生ゴミに2世代分のハエがわいた。
 ・12月ごろには“禁音楽”で音楽は全く聴かないようにしていた。
 ・最後には、“次の3本目の電柱まで息を止めていられたら受かる”などの追いつめられた精神状態に。
当時を振り返って、「一番ちゃんと生きてた一年(笑)」と総括。

鈴木氏の他に、阿部寛氏(俳優)、中井美穂氏(フジテレビ アナウンサー)、倉持陽一氏(THE 真心ブラザーズ ミュージシャン)、松井康真氏(テレビ朝日 アナウンサー)、小林至氏(プロ野球ロッテ選手、東京大学経済学部在学中)が登場。
タイトル ON&OFF
成人式で歌うべき唄はどこにある
掲載誌 朝日ジャーナル
掲載号 1991年2月15日号
備考 和嶋氏の署名コラム。モノクロ1ページ。
1991年1月15日(火)の多摩市成人の日の集いのゲストで演奏した時に感じた疎外感についてのエッセー。「僕らのできることといったら、問題を提示することだけなのだ」「式を欠席した人たちの前でこそ、僕らは歌うべきだったのかもしれない」と述べる。
文中に、ゲスト出演時に披露した句「初春の祝いの席の振り袖の 人を殺(あや)めて血潮したたる」も記載。
タイトル 人間椅子
価値観が通用しない世界をテーマに
人間椅子、勝負の2ndアルバム発表!
掲載誌 CDでーた (株式会社角川書店)
掲載号 1991年3月20日号
備考 高田秀之氏による2nd『桜の森の満開の下』アルバム評と、アルバム制作についての和嶋氏、鈴木氏のコメント。
モノクロ1ページ。メンバー集合写真と『桜の森の満開の下』のジャケット写真。撮影は山田健三氏。
和嶋氏は、曲づくり、歌詞は結果的にわかりやすくなったとコメント。

タイトル Sound Check
桜の森の満開の下/人間椅子
掲載誌 メタルギア
掲載号 1991年 Vol.24 4月号
備考 2nd『桜の森の満開の下』のレビュー。評者は広瀬 充氏。

タイトル HOT SQUARE
夜叉ヶ池
人間椅子
掲載誌 GiGS(月刊ギグス)
掲載号 1991年4月号
発行 株式会社シンコー・ミュージック
備考 新譜紹介コーナー。2nd『桜の森の満開の下』の先行シングル『夜叉ヶ池』のレビュー。評者は広瀬 充氏。
「以前より、多少ゆったり気味に成長した演奏を聴かせます」とのこと。

タイトル 桜の森の満開の下
人間椅子コンサート 桜前線ツアー
人間椅子
“日本人の血”に根づいたハードロック ―――― 野口 顕
掲載誌 月刊カドカワ
掲載号 1991年5月号
発行 株式会社角川書店
備考 野口顕氏による、バンドとアルバム『桜の森の満開の下』のレビュー。メンバーのプロフィールとバンドの略歴もあり。目次に記載がないことから、広告記事と思われる。
カラー2ページ。各人の演奏中写真1枚ずつ。
タイトル HOT SQUARE
桜の森の満開の下
人間椅子
掲載誌 GiGS(月刊ギグス)
掲載号 1991年5月号
発行 株式会社シンコー・ミュージック
備考 新譜紹介コーナー。2nd『桜の森の満開の下』のレビュー。評者は広瀬 充氏。
「個性的という評価も陳腐に響く存在感。これが無理なく出せている」とのこと。

タイトル 初心者が泣いて喜ぶ
弦はりインタビュー
講師:和嶋慎司(人間椅子)
使用ギター/ギブソン SG
ブリッジ:チューン-O-マチック方式
掲載誌 GiGS(月刊ギグス)
掲載号 1991年6月号
発行 株式会社シンコー・ミュージック
備考 ギター初心者向けコーナーで、和嶋氏がギター弦の張り方をインタビュー形式、各段階の手写真付きで伝授する。タイトルは「和嶋慎司」、目次は「和嶋慎二」になっている。写真撮影のクレジットは[撮影●あまつ ゆか]。
白黒2ページ。文章は正味1ページ。座ってSGを構える和嶋氏の半身1枚と、各段階の手写真15枚。
最初にすべての弦を弛め、太いほうの6弦から1本ずつはずして換える、太い弦は1〜2巻、細い弦は3巻くらい、など、基本に忠実な張り方。2年前に知り合いから教わった方法で、チューニングの狂いがないとのこと。

タイトル 異色対談 斉藤光浩 和嶋慎治(人間椅子)
掲載誌 月刊YMMプレイヤー
掲載号 1991年7月号
発行 株式会社プレイヤー・コーポレーション
備考 和嶋氏と斉藤光浩氏(元BOW WOW、ARB、田中一郎バンド)のギタリスト対談。
三上寛、ハードロック、ブルースなどの自らのルーツを語る。
タイトル まゆりのホラー対談
掲載誌 おまじないコミック(?)
掲載号 1991年?月号(夏頃)
備考 「花とゆめ」などで活躍していた漫画家の山本まゆり氏と人間椅子の対談。
内容はオカルト映画の音楽について、「あやかしの鼓」のデモテープにヘンな声が入っていた、などの夏向きの内容。サイン色紙のプレゼントあり。

タイトル HOT SQUARE 新譜紹介
遺言状放送 人間椅子
掲載誌 GiGS(月刊ギグス)
掲載号 1991年9月号
発行 株式会社シンコー・ミュージック
備考 ビデオ『遺言状放送』のレビュー。評者は広瀬充氏。
ライブ・シーンのカバー曲に注目している。

タイトル DV 遺言状放送 人間椅子
掲載誌 METAL GEAR
掲載号 1991年 Vol.30 10月号
備考 ビデオ『遺言状放送』のレビュー。評者は広瀬充氏。

タイトル 日本全国異界の入り口
HEAVEN'S GATE
人間椅子・和嶋慎治の熊野詣'91
掲載誌 i-D JAPAN
掲載号 1991年11月号(通刊2号)
備考 和嶋氏が、「異界の入り口」を探すツアーとして、紀伊半島の霊場(天河神社、熊野三山)と熊野市大花火を見聞するという企画。カラー4ページ。クレジットは、文=和嶋慎治、写真=小野幸生。
季節は夏。天河神社の俗化に反感を覚えたものの、熊野詣では「楽園は、(中略)やはり神とそれを敬う人間によって、実現しうるのではないだろうか」という境地を見いだす。
赤ふんどし姿、社にお参りする後ろ姿、巫女さんとツーショットなどの和嶋氏写真が載っている。
タイトル HOT SQUARE 新譜紹介
幸福のねじ 人間椅子
掲載誌 GiGS(月刊ギグス)
掲載号 1991年12月号
発行 株式会社シンコー・ミュージック
備考 1stシングル『幸福のねじ』のレビュー。評者は編集部。

タイトル (タイトル不詳)
掲載誌 ビデオパラダイス
掲載号 第2号
備考 和嶋氏によるアダルトビデオの評論。

タイトル タレント恐怖体験コミック 4人目の声
掲載誌 ほんとにあった恐い話 VOL.14
備考 「4人目の声」(語り:人間椅子 画:丸傳次郎(まるでんじろう))という上館氏の恐怖体験漫画と、「あやかしの鼓」のレコーディング時の恐怖体験インタビュー。

のちに、ハロウィン少女コミック館というシリーズで『ほんとにあった恐い話 21 芸能界編』(株式会社 朝日ソノラマ、平成5年2月20日初版発行、本体価格388円、定価400円)として、池田貴族氏(元 REMOTE)などの話とともに単行本発売された。

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(作成者注)
情報提供のクレジットは1989年の記事にまとめました。


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