ペルーの話をしましょう

ペルーというと、最初は「スペイン人に滅ぼされた幻の文明」というようなミステリアスな部分に興味があったのですが、今ではむしろ、プレ・インカの土器や布地のデザインや色の面白さにはまりこんでいます。何となくとぼけてユーモラスな土器や、日本の土偶に共通するような土の人形や、絞りや絣とも共通するような布の模様など。やはり、紀元前10000年前に、モンゴロイドがアジアからベーリング海峡を渡ってアメリカ大陸に移り住んだというだけあって、何となくなつかしいような、「同じ血」を感じてしまうのです。リマのミラ・フローレスに、日系人の天野芳太郎さんが集めた遺物を中心にした天野博物館があるのですが、図書館でその『ペルーの天野博物館』という本に出合ったことが、はまりこむきっかけになりました。現在日本では絶版(以前は岩波書店)になっているため、図書館で読むか、現地で買うかしか方法はありませんが、機会があったらぜひご覧ください。
天野博物館 Calle Retiro 160,Miraflores
TEL 441-2909

付録・ペルーお役立ち情報
お金はなんといっても米ドルの現金だ。
TAXIは乗る前に交渉を
お腹の薬は必需品。






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