雨宮処凛の民族覚醒

雨宮処凛、韓国の国家保安法違反で強制送還か!?

 4月29日から5月5日まで、行って参りました、韓国で行われた全州映画祭。そこで民族派右翼の私を待ち受けていたものは、従軍慰安婦問題でも、戦争責任への謝罪要求でもなく、『新しい神様』ハングル語字幕消去という、空前絶後の無言の弾圧だったのであります。

 もちろん、すべての字幕消去ではありません。一部重要な意味を持つものが、明らかな政治的意図を持って、消されていたのであります。それは何か?それは、私が叫んだ「天皇陛下万歳」でもなく、靖国神社や英霊に対しての発言など韓国側にはキワドイ内容のものでも なく、私の北朝鮮に対する発言だったのであります!ガ〜ン!!

  映画の中で、北朝鮮に行ってきた私は、確かに北を肯定するような発言をしました。だからって字幕を消すとは何事だ!!そんな私達の抗議に映画祭側は、北を擁護するような発言は韓国の国家保安法に触れるとし、私達の逮捕、拘束もありうるとの答え。

 朝鮮半島分断の歴史に思いを馳せざるを得ない、後味の悪い事件でありました。



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