六月十三日、晴天の中、
「源義経公鎮霊祭」開催される

 

平成11年6月13日、「源義経公鎮霊祭」が、藤沢市白旗神社境内で挙行されました。菅原氏ら一行は、ほら貝を吹きながら、白旗神社に入場。鳥居を入ると、整列していた近藤宮司以下氏子の人々の盛大な拍手に迎えられました。

義経公の御霊に「鎮の舞」が奉納された
奥州栗駒の里にある義経公の墓所より採取された御霊土(みたまつち)は、有志の担ぐ朱色の笈(おい)に入れられて、午前10時、無事、白旗神社祭場に安置されました。近藤宮司の祝詞奏上により、「鎮霊祭」は開会し、無事、藤沢市と栗駒町の御霊土の合祀の儀が終了しました。

続いて場所を移し、新しく建立された「源義経公鎮霊碑」が除幕。近藤禰宜(ねぎ)により、「鎮の神楽」が厳かに披露されました。

こうして、義経公の首と胴は没後810年の今、初めて合祀されたのです。式の後、菅原氏に話を聞いた。

記者「御気分はどうですか?」

菅原氏の声「感無量です。藤沢市の皆さん白旗神社の皆さんに心からありがとうと申し上げたい。それから今自分がこの場所に存在していることに感謝したいですね。伝説が事実になった気がします。」

記者「それにしても、背負う笈が大きいですね。しかもあの中には、義経公の甲(かぶと)まで入っているんですね?」

菅原氏「そうです。みんな弁慶の笈より大きいと言いますからね」

記者「大丈夫ですか?」

菅原「もちろん大丈夫です。皆さんの応援があれば…」ともかくこうして、菅原氏の、500キロの旅は、スタートしたのです。


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最終更新日:99/07/28 18:30 Hsato