数々の即死トラップをかいくぐりつつ、厄介な仕掛けを解いて、ひたすら先に進むアクションパズルゲーム。「戦う術のない主人公」を操りつつ、限られた操作範囲で、いかにして先に進むかを考え抜くのが醍醐味のゲームと言える。
謎解きの方は、「タイミングの計り方」および「重力と慣性の読み」がメインになるので、アクションゲームが苦手な人はクリアが難しいかもしれない。
あと、主人公の死に方が、CERO的にいいのかってぐらいに壮絶。全般的にダークな雰囲気が漂い、萌えキャラとか一切出てきませんが、強いていうなら、箱萌え(笑)。
途中出てくるNPCたちが何者なのか、主人公が目指している先に何があるのかは、ゲーム中ではほとんど語られていない。そこは、想像に全てを任せてくれる洋ゲーの醍醐味と思うしかないだろう。
初回クリアまでのプレイ時間は、人によるが、10時間程度だと思う。操作に失敗して、「ああ、やっちゃった〜、あはははは」と笑える人にお薦め。
追記:二周以上するならイヤホンプレイ推奨。一周目だとクリアするまでに折れてしまう可能性があるので(^^;
wikiの方が情報が早いでしょうが、「自力で解いたゲームは、そういう情報は参照しないので、私には関係ないよ」というポリシーは昔から変わりません(^^;