”わが家のバルコニーの写真です。”
バルコニーの外周に”すのこ板”でぐるりとシェルターを設置し、上に鉢植えを置いてあります。これは日陰を提供しますし、鳥などの防御と、外周に設けることにより、パラペット(手すりの下のバルコニーの防水層のための立ち上がり部分)を乗り越えて下に落下するのを防ぎます。彼らの視覚に植物が入るこ
とによって、精神面でも有効です。また、すのこ板はスキがあるため、風が通りますから、ムレを防いでくれるため、日本の夏には有効な方法の1つです。
少し上から見た写真です。スノコ板とプランターの関係がわかります。プランターには、下に葉が垂れ下がるような種類の植物を植えると、カメさんは自分で食べます。与えられる食物だけでなく、自分で
選んで引きちぎって食べるという、精神的な動作が、ストレスを減少させます。
屋外での飼育環境にもどります。
わが家の温室のスケッチです。ウッドサンドを遠赤外線フィルムヒーターの上に敷き、その上に植木鉢
を半分に割ったシェルターを設置してあります。温室の中段にトゥルーライトを設置して、さらに上部
には植物用の育成灯があります。電子サーモを設置して25度を切るとヒーターが入ります。この温室
自体が、わが家の廊下に設置してあり、廊下は空調されていて年中28度を保っています。出入口から
廊下の床までの段差は、バルサで作った階段で結ぶことにより、カメさんは自分で出入りします。
温室のシェルター部分の写真です。床に敷いてあるのがウッドサンドです。シェルターの端にサーモ
のセンサー部分が見えます。適度な緑を環境を整えるために入れてあります。
屋内での飼育にもどります。
わが家のカメさんゾーンの平面スケッチです。
1、ホルスエリア-1 2、ホルスエリア-2 3、ギリシャエリア-1 4、ギリシャエリア-2 5、温室 6、ハムスターの家 7、下部ハムの別荘 8、ハムの別荘2 S、スポットライト T、トゥルーライト SH、シェルター St、カメ用スロープ SL、上部スカイライト
リビングルームの一角にあるホルスフィールドリクガメエリアです。60センチの高さの照明器具
設置用の家具を作成しトゥルーライトを取り付けてあります。ホットスポット用のランプも数個所
飼育固体数に合わせて設置しました。
ホルスフィールドリクガメエリアの中心に精神的効果をねらった遊び場を設置してあります。これは
流木と切り株、白樺の幹を組み合わせて作成しました。古い切り株は中が空洞になっており、中に
カメさんが入ることもできます。写真の手前側はシェルターゾーンになっていて、コルクボードを
敷いた、ボックス状の箱が固体数分並んで設置されています。
わが家の廊下の突き当たりで、バルコニーへの出入口です。サッシの下枠がカメさんの視界を遮って
しまうので、外をガラス越しに眺められるように階段を設置して、登ると外を見れるようになってい
ます。日光浴もしているようです。