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免責事項
これから私の入手できる情報の分析を紹介していきますが、内容については一切責任を負いません。 参考にしていただけると嬉しいですが、投資はみなさん御自身の責任で行ってください。幸運を祈ります。


<マイクロ波科学(9227)>

概要
マイクロ波(電子レンジの原理)を大型化し、産業加熱で使うのは難しいと言われていたが、同社が使える技術を開発。
電子レンジみたいな機械を製造販売しているのではなく、化学プラント建設の時に加わって装置を調整、組み込むエンジニアリング的な仕事をしている。
2007年設立、2022年6月東証グロース上場。
ただ、規模は未調査ですが、マイクロ波加熱の会社はこの会社だけでなく数社あるようです。
定量分析
株価2604円(2022.11.18終値)
2023年3月期1株当たり純利益3円予想、PER数百倍
1株純資産約100円、PBR26倍
自己資本比率54%
定量的にはとても割高な状態です。
株式の需給
新規公開の時、ベンチャーキャピタルが株式の大半を持っている状況だったので、大量の売りを恐れて不人気でした。
しかし、株価の上昇で、その株もかなり処分が進んだかもしれません。
まだ持っていれば、売りが出る可能性があります。
将来性
マイクロ波で工業加熱する注文がどんどん入ってくることが前提になります。
省エネとCo2削減になるようなので、化学工業の分野で現在の装置の代替えになる可能性があり、 そういう流れになれば、かなりの成長余地はありそうです。
補足
11月16日、三井化学の炭素繊維製造装置契約
11月11日、第2四半期決算発表
11月 7日、アサヒGH子会社の凍結乾燥装置契約
11月 1日、ケミカルリサイクル大型汎用装置完成
これらの材料で株価が上昇していったと思われます。
(2022.11.20)
※投資はみなさん御自身の責任で行うものです。 この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切責任を負いかねます。
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