ワクチン/治療薬

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内容については一切責任を負いません。不審な点はみなさん御自身で確認してください。

<ワクチン接種場所検索>

(2021.4.6作成6.10更新)

<治療薬(初期、経口)一覧表>

そろそろ見えてきた治療薬についてまとめてみました。
インフルエンザのタミフルのようになれば、新型コロナ騒動も終了です。
会社 対象 薬名/薬効 第1相 第2相 第3相 承認申請
1 米ファイザー 重症化リスクの
ある12歳以上
パクスロビド(パキロビッド)
体内でウイルスが複製するのを阻害
3CLプロテアーゼ阻害薬
入院死亡を89%減少
発症後5日以内投与
味覚障害の副作用
日本で承認済
薬の飲み合わせチェックが必要
9万9千円
2 MSD
(米メルク)
重症化リスクの
ある18歳以上
モルヌピラビル(ラゲブリオ)
ウイルスのRNAにエラーを引き起こす
入院死亡を50→30%減少
発症後5日以内投与
妊婦には推奨しない
日本で承認済
3 塩野義製薬 12歳以上 S-217622(ゾコーバ)
ウイルスの増殖に必要な酵素の働きを阻害
3CLプロテアーゼ阻害薬
発症後3日以内投与
胎児に奇形
2022.11.22承認
国内100万人分生産予定
4 ペプチドリーム 飲み薬 PA-001
ウイルスの細胞への侵入を阻害
2023年実用化目指す
5 中外製薬
(ロシュ)
飲み薬 AT−527
ウイルスの増殖を防ぐ
中間結果では効果無し 開発中止
第1相:治験の第1段階で、安全性を調べる
第2相:疑似薬を使い、有効性を調べる
第3相:多数の患者に使い、安全性、有効性を検証する
(2021.9.2作成2022.11.23更新)

<ワクチン一覧表>

主なワクチンについてまとめてみました。空欄部分は未調査です。
会社 タイプ 保存 接種回数
間隔
有効性 安全性 副反応
1 米ファイザー mRNA −75℃±15℃6ヶ月
−25〜−15℃14日間
2〜8℃1ヶ月間
希釈後6時間
2回
3〜12週間
91%
6ヶ月
高齢者・医療者接種249万人で
19人死亡。因果関係不明。
アナフィラキシー反応は
100万回に4.7件
1回目
発熱3%、頭痛21%
2回目
発熱38%、頭痛53%
2 米モデルナ mRNA −25℃〜−15℃
6ヶ月
2回
4週間
93%
6ヶ月
アナフィラキシー反応は
100万回に2.5件
2回目
発熱40%、頭痛50%
3 英アストラゼネカ ベクター 2℃〜8℃ 2回
4週間
70% 英2000万回で79人に
血栓症。うち19人死亡
4 米J&J ベクター 一般的な冷蔵庫 1回 66% 680万回で48歳以下の
女性6人血栓症1人死亡
ギランバレー症候群
5 米ノババックス
(武田薬国内製造)
遺伝子組み
換えタンパク
2℃〜8℃ 2回
3週間
90% 承認申請12/17
2022年初めから供給予定
6 KMバイオロジクス(熊本)
(明治HD)
不活化 2022年9月承認申請
7 塩野義製薬 遺伝子組み
換えタンパク
最終治験中
2022年3月までに実用化
8 田辺三菱製薬
(三菱ケミカル)
VLP 2℃〜8℃ 2回
3週間
カナダで承認申請中12/17
2022年3月申請予定
重篤な副反応がない
2回目発熱1割未満
9 第一三共 mRNA
インフルエンザ 不活化 1回 60% 死亡は5200万人に6人
アナフィラキシー反応は
100万人に1人
発熱が約3.1%
頭痛が約14.1%
3.英アストラゼネカのウイルスベクター:チンパンジー由来の一般的な風邪のアデノウイルスを弱毒化し、体内で増殖しないように処理をして、そこにコロナ表面のスパイクタンパク質の遺伝物質を組み込んだ
4.米J&J(ジョンソン・エンド・ジョンソン)のウイルスベクター:病原性がなくなるよう操作した普通の風邪のアデノウイルスにコロナの遺伝子コードの一部を入れた
(2021.2.25作成2022.7.7更新)

<副反応集計表(2021年5月30日報告分まで)>

副反応についてまとめてみました。空欄部分は未調査です。
医療機関からの報告の集計です。接種後異常があって医療機関を受診した人を医師が報告すべき(副反応疑い)とした件数と考えてください。
接種後の一般的な経過は次の <接種後追跡調査> を参照してください。
なお、ワクチン接種は、大原則として、異物を体内に入れるのだから何らかの異常が起きてもおかしくないが、接種のメリットがデメリットを大きく上回るとして、多少の犠牲には目をつぶるという思想のようです。
素人目にも明らかに接種したから死亡したのではないかと思われる事例があります。
基礎疾患やアレルギーのある人など、接種すると死亡する危険のある人は接種しないことが重要と思います。
ファイザー モデルナ
対象 医療従事者と高齢者 高齢者
死亡 139人 0人
副反応
(すべて)
0.0816%
1225回に1回
10,658回/13,059千回
0.0188%
5300回に1回
17回/90千回
副反応
(うち重篤)
0.0096%
10,364回に1回
1,260回/13,059千回
0%
0回/90千回
副反応
(高齢者65歳以上)
0.0132%
835回/6325千回
0.0177%
16回/90千回
副反応
(1回目のみ)
0.0587%
1700人に1人
5731人/9760千人
0.0188%
5300人に1人
17人/90千人
アナフィラキシー
(1回目レベル1-3)
0.0015%
147人/9760千人
65歳以上は1人
0%
0人/90千人
ほぼ65歳以上
主な症状 発熱、倦怠感、頭痛、痛み
関節痛、皮膚症状、嘔吐
重大な症状 心筋炎、脳出血、
*接種と死亡の因果関係については1件も認められていません。
*モデルナはほぼ全員高齢者なので、そのままファイザーと比較はできません。
*年代別は、総接種人数の数値が見つからないので分析不能です。
*2021年5月30日報告分までですが、分母となる接種回数も同日までとしているので、分母が少し多めで、数値が小さく出ています。
*アナフィラキシー反応とは、皮膚・粘膜、循環器、呼吸器に症状が現れる突発性で急速に進行する症状(じんましん、かゆみ、血圧低下、意識消失、ぜんそく、呼吸困難、チアノーゼ等)を差します。
*アナフィラキシーのレベルは1〜5までありますが、確定診断は1〜3のみです。
*アナフィラキシーの数値は副反応に含まれると思われます。
*コロナ感染回復者の65%に心筋炎

<資料>
厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会) 2021年6月9日開催資料
予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について内容:年齢別
副反応疑い報告の状況について(PDF:2.6MB)
内容:死亡例P2-8、アナフィラキシーP9-14、心筋炎P15-17、脳出血P6-7、P20
新型コロナワクチン接種後のアナフィラキシーとして報告された事例の概要(PDF:1.4MB)
内容:アナフィラキシーレベル1〜5分類他

<接種後追跡調査>

順天堂大学による接種後の体調の追跡調査結果です。
1.対象:医療従事者(公立病院)
2.人数:19,627人
3.年齢:20代、30代、40代、50代以上でほぼ4分の1ずつ
4.種類:ファイザー
5.傾向:
明らかに高齢者より若年層、男性より女性の方に症状が多く出ています。
また、1回目の接種よりも2回目の後の方が症状が多く出ています。

接種1回目(パーセンテージはおよその値です)
発熱
37.5℃以上
頭痛 倦怠感 接種部位の
痛み
20代 10%未満 20% 25% 90%
30代 5% 20% 25% 90%
40代 5% 20% 25% 90%
50代 数% 20% 20% 90%
60代 数% 10% 15% 90%
65歳以上 数% 10% 10% 80%
女性 +数% +数% +数% +数%
*接種部位の痛みは接種当日から翌日が多く、4日目には少なくなっています。

接種2回目(パーセンテージはおよその値です)
発熱
37.5℃以上
頭痛 倦怠感 接種部位の
痛み
20代 50% 60% 75% 90%
30代 45% 60% 75% 90%
40代 40% 55% 70% 90%
50代 30% 50% 60% 90%
60代 20% 30% 45% 85%
65歳以上 10% 20% 40% 80%
女性 +数% +10% +5% +数%
*発熱は、接種翌日が多く、3日目には解熱している。全体で発熱者の約半数は38℃以上の熱が出ています。
*頭痛、倦怠感も、接種翌日が多く、5日目には少なくなっています。
*接種部位の痛みは接種当日から翌日が多く、5日目には少なくなっています。

<資料>
新型コロナワクチンの投与開始初期の重点的調査(健康観察日誌集計の中間報告)(PDF:2.0MB)
(2021.6.13作成)

<ファイザーのワクチンの死者数分析(最新)>

2021年5月26日報告分までで接種後死亡した人が85人出ており、主に心筋梗塞、心不全、脳血管疾患で死亡しています。専門委員会では30件は評価中、残りは関連性は不明とされています。
素人目にも怪しい事例がありますが、日本全体の死亡率と比較してみました。

ワクチン接種後死亡率0.00154%(10万人に1.5人
ワクチン接種後死亡(5/19接種まで)85人、ワクチン接種人数(5/19まで)5500千人、1.5ヶ月

日本全体死亡率0.02198%(10万人に21.9人
日本全体で心筋梗塞・心不全・脳血管で死亡(2019年)223千人=27.8千人/1.5ヶ月、 日本の人口(2018年10月)126,443千人

但し、65歳以上の高齢者に絞ると

ワクチン接種後死亡率0.00384%(10万人に3.8人
ワクチン接種後死亡(5/19接種まで)66人、ワクチン接種人数(5/19まで)1716千人

日本全体の65歳以上の数値が見つけられなかったのでですが、まあ、更に大きくなるでしょう。

従って、ワクチン接種が原因で死亡していると言えるほどの数値ではないですが、数値にも出ていますが、事例を見ると、高齢者で、基礎疾患があったり、病気療養中であったり、体調が悪かったりした人が亡くなっている感じがします。

<資料>
厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会) 2021年5月26日開催資料
新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(PDF:1.4MB)
首相官邸ホームページ(新型コロナワクチンについて)
厚労省人口動態統計月報年計(概数)の概況(2019年)死因別(PDF:134KB)
総務省統計局人口推計(2018年(平成30年)10月1日現在)
(2021.5.27)

<mRNAワクチンのしくみ>

新型コロナウイルスは、そのスパイクと呼ばれる突起が人の細胞に取りついて感染します。
メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは、このスパイクの設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだもので、これを接種すると人の細胞の中でスパイクと同じものがつくられ、更に、それに対する抗体が作られることで、取りつくのを防ぐとされています。
アナフィラキシーショックは、この脂質の膜に使われている化学物質が原因ではないかと言われています。
その物質の1つが「ポリエチレングリコール(PEG)」で、化粧品やシャンプー、リンス、洗剤に含まれるようです。
なお、ヒトにおける初めての臨床試験は、2017年に狂犬病ワクチンで結果が報告されています。
(2021.2.25作成8.3更新)

<ウイルスベクターワクチンのしくみ>

ヒトに対して無毒あるいは弱毒性のウイルス(これがベクターで、運び手を意味します)に新型コロナのスパイクの遺伝子を組み込み、これを接種することでこれに対する抗体を作り出します。
使用したウイルスベクターに対して既に抗体を持っていると、すぐにブロックされてしまうので、なるべくヒトが抗体を持っていないウイルスベクターを使用します。
なお、使用するウイルスベクターによっては、発がん、病原性の危険があります。
(2021.2.28作成8.3更新)

<不活化ワクチン>

ウイルスそのものを培養し、それに加熱処理や紫外線照射をして感染性や病原性を完全に無くしたものを接種して、それに対する抗体を作り出します。(インフルエンザ、肺炎球菌、日本脳炎など)
ちなみに、インフルエンザのワクチンの有効性は30〜60%と言われています。
なお、生ワクチンは、弱毒化して病原性を無くした(まだ生きている状態)ものです。(BCG、はしか、風疹など)
(2021.2.28作成4.24更新)

<遺伝子組み換えたんぱくワクチン>

人工的に作り出した新型コロナの「スパイクたんぱく質」をワクチンとして投与するものです。
製造過程で、遺伝子組み換え技術を使い、新型コロナの遺伝子の一部を組み込んだウイルス(無害)を大腸菌、昆虫や植物の細胞などで増殖させ、「スパイクたんぱく質」を取り出し、ワクチンとして投与します。
なお、実用例として、B型肝炎、肺炎球菌などがあります。
(2021.6.15作成8.3更新)

<VLPワクチン>

ウイルス様粒子(Virus Like Particle)製造技術を用いた新規ワクチンです。
ウイルスと同様の外部構造を持ち、遺伝子情報を持たないため体内でウイルスの増殖がなく、安全性にも優れます。また、植物を使用したVLP製造技術により、短期間で大量生産が期待されます。
(2021.9.30作成)

<ファイザーのワクチンの死者数分析>

2021年5月7日報告分までで接種後死亡した人が39人出ており、主に心筋梗塞、心不全、脳血管疾患で死亡しています。専門委員会では11件評価中、残りは関連性は不明とされています。
素人目にも怪しい事例がありますが、日本全体の死亡率と比較してみました。

ワクチン接種後死亡率0.00136%(10万人に1.4人
ワクチン接種後死亡(4/30接種まで)38人、ワクチン接種人数(4/30まで)2790千人

日本全体死亡率0.01463%(10万人に14.6人
日本全体で心筋梗塞・心不全・脳血管で死亡(2019年)223千人=18.5千人/月、 日本の人口(2018年10月)126,443千人

但し、65歳以上の高齢者に絞ると

ワクチン接種後死亡率0.01187%(10万人に11.9人
ワクチン接種後死亡(4/30接種まで)25人、ワクチン接種人数(4/30まで)210千人

日本全体の65歳以上の数値が見つけられなかったのでですが、まあ、更に大きくなるでしょう。

従って、ワクチン接種が原因で死亡していると言えるほどの数値ではないですが、数値にも出ていますが、事例を見ると、高齢者で、基礎疾患があったり、病気療養中であったり、体調が悪かったりした人が亡くなっている感じがします。

<資料>
厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会) 2021年5月12日開催資料
新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(PDF:727KB)
首相官邸ホームページ(新型コロナワクチンについて)
厚労省人口動態統計月報年計(概数)の概況(2019年)死因別(PDF:134KB)
総務省統計局人口推計(2018年(平成30年)10月1日現在)
(2021.5.15)

<ファイザーのワクチンの死者数分析>

接種後死亡した人が19人出ており、主に心筋梗塞、心不全、脳血管疾患で死亡していますが、専門委員会ではいずれも関連性は不明とされています。
素人目にも怪しい事例がありますが、日本全体の死亡率と比較してみました。

ワクチン接種後死亡率0.00076%(10万人に0.8人
ワクチン接種後死亡(4/27まで)19人、ワクチン接種人数(4/29まで)2494千人

日本全体死亡率0.01463%(10万人に14.6人
日本全体で心筋梗塞・心不全・脳血管で死亡(2019年)223千人=18.5千人/月、 日本の人口(2018年10月)126,443千人

但し、65歳以上の高齢者に絞ると

ワクチン接種後死亡率0.00915%(10万人に9.2人
ワクチン接種後死亡(4/27まで)13人、ワクチン接種人数(4/29まで)142千人

日本全体の65歳以上の数値が見つけられなかったのでですが、まあ、更に大きくなるでしょう。

従って、ワクチン接種が原因で死亡していると言えるほどの数値ではないですが、数値にも出ていますが、事例を見ると、高齢者で、基礎疾患があったり、病気療養中であったり、体調が悪かったりした人が亡くなっている感じがします。

<資料>
厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会) 2021年4月30日開催資料
新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(PDF:510KB)
厚労省人口動態統計月報年計(概数)の概況(2019年)死因別(PDF:134KB)
総務省統計局人口推計(2018年(平成30年)10月1日現在)
(2021.5.5)
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