自分たちの手でできる範囲のものは自分たちで

 表計算ソフトやデータベースソフトを使いこなせば、ユーザー自らがオリジナルのシステムを作り上げることができるようになってきた。
 一から作るのは大変だとしても付属しているサンプルに少し手を加える程度であればさほど難しいものではない。

 とはいっても、複雑な処理を実現するのはやはり簡単なことではない。
 表計算ソフトではマクロ言語、データベースソフトでは専用の手続き言語を駆使する必要がある。
 ユーザー自身がコンピュータ活用できること自体はすばらしいことだが、その開発や保守にあまり時間をかけているようでは本来すべき業務に支障をきたしてしまう。
 あくまでも業務の延長としてパソコンを活用できるかがポイントであり、その扱いに時間と手間がかかるようであれば専門業者にまかせるべきといえよう。

 問題なのは、なんでも自前、なんでも外注することにある。

 自分たちの手でできる範囲のものは自分たちで行い、複雑な部分については、専門家の力を借りるというのが得策である。
業者に任せる部分がたとえ多くてもユーザー自身が最初に考え、全体としてどうしたいのかをしっかりと把握していれば、業者任せにしてしまったために欲しい機能がないシステムを使わざるを得ないという事態は生まれてこないはずなのなのだ。


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