情報化相談室
ホームページは本当に意義があるのか
−検索性と双方向性について理解しているか−
Q
現在わが社では自社ホームページの作成について検討しているが、現状においてホームページのビジネスメリットはどこまであるのか疑問に感じている。
ホームページの持つビジネスメリットがどの程度あるのか、また成功させるために注意しなければならないことは何なのかご教授願いたい。
A
インターネット利用者はまず、ヤフーと呼ばれるホームページ検索サービスから自分の探したいホームページを探すためにキーワード検索を行う。
ホームページを開設して効果が出ないと嘆く企業の多くはこのホームページ検索サービスに登録していない、あるいは登録していてもキーワードの設定が有効でない場合が多い。
たとえば、呉服販売企業のホームページのキーワードであれば、「呉服」の他、「和装」、「きもの」、「アパレル」、「繊維」などのキーワ−ドも登録しておくべきであろう。
ヤフーなどホームページ検索サービスへの登録は無料であり、キーワードも複数登録することができる。
次の画面はヤフーの登録画面の例である。

さらに、インターネットユーザは検索したホームページにアクセスし、気に入ればブラウザソフトのブックマーク(お気に入り登録。次回アクセスするときはここに登録したホームページの名前を選択すだけでそのホームページに再訪問できる。)に登録し、何度も繰り返してアクセスする。
逆にせっかく検索してアクセスしたホームページの内容が期待するようなものでなかった場合、その利用者は二度とアクセスしてこない可能性が高くなる。
次の画面はブラウザソフトのネットスケープでブックマークを参照しているところである。

以上のようなことから既存のホームページは勝ち組みと負け組みに大きく分かれていると思われ、その主な理由が認知活動の不足、及びホームページ内容の魅力不足にあると思われる。
ホームページの開設は店舗の開設と同じような性質を持っており、出店の準備を十分におこなった企業では成功の可能性は高いといえよう。
また、アクセス数の多いホームページの共通要素として内容の充実と定期的な更新がある。
反面、あまりアクセスされないホームページの共通要素として単なる会社案内パンフレットのメディア換えにすぎない、更新されないといった共通要素が指摘されることが多い。
実際の店舗運営を考えても品揃えが悪い、商品知識の深い店員がいない、リニューアルがされない店に客が集まるかどうか考えてみればわかるだろう。
単なる会社案内パンフレットのメディア換えにすぎないホームページの特徴としてインターネットの最大の特徴である双方向の機能を生かしていないことも問題である。
有効なホームページの場合、必ずホームページ上から問合わせなどの電子メールを送ることができるようになっている。(参考に、首相官邸のホームページでは首相に直接投書メールを送ることもできる。)
ホームページに問い合わせメールアドレスが掲載しておくのは常識であり、メールでの問合わせのできないホームページは一方向だけの自分勝手な広告にすぎない。
インターネット上で必要なホームページを見つけてそのままメールで問合わせや注文ができる双方向通信だからこそインターネットは便利なのであり、メール問合わせのできないホームページはこの大きなポイントを見落としていると言える。
ホームページの製作は業者に委託できるが、その内容の企画とこの電子メールの取り扱いは自社で対応しなければならないのである。
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