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我が家流オートキャンプ


 我が家流オートキャンプ、といってもきわめてオーソドックスですが、そのスタイルをご紹介します。最初の1,2年はなかなかスタイルが定まらず、設営や撤収にすごい時間がかかっていましたが、スタイルが決まってしまえばあっというまに出来あがりです。


  
 ご覧の通り、左が設営前、右が完成です。ロッジ型のテントは頑丈ですが、やたらに部品の量は多く、設営もかなり大変なので、ロッジ並の居住性をもつスポルディングの「カナディアンドーム300」を愛用しています。とにかく車が乗用ワゴンなので、できるだけ荷物を積めるようにと、ハーフサイズのルーフボックスとキャリアを付けてあります。テントやタープ類はルーフボックスに、椅子4つとポリタンクはシルバーのシートに包んでキャリアの積んでいます。

   
 設営中のテントです。テントそのものは10分もあれば立ちます。あとはペグと張り綱を張ってOK。リビングルームとしてタープを張れば完成です。(ざっと40分くらいで出来あがります)

 
 我が家のテントは左の様に、巨大な土間が特徴です。ここは外に放置しにくいものを夜間しまったり、寒い季節は子供がねたあと、チビチビ一杯やったりする大変便利な空間です。右側は寝室となります。面積はほぼ3畳ありますので、家族4人で十分ゆったりできます。


 我が家ではダイニングにテーブルは専用の1mX2mほどの折りたたみテーブル(設営中の写真中、白いテーブル)を使っていますが、キッチン用として折りたたみの椅子付きのコンパクトテーブルを別に用意しています。ここでポイントですが、よくある椅子がテーブルと一体になっているものではなく、4つの小さな椅子が付いている物を使っています。この椅子は、2つを座る部分をはずして、ポリ袋を付けて「可燃ゴミ」と「不燃ゴミ」のゴミ箱として使います。あと1つはポリタンク置き(テーブルの右)として使い、排水受けとしてバケツを置いてサイト内が水浸しにならないように気をつけています。あとは横にバーナーを置いて出来あがりです。大変機能的で調理の作業性は抜群です。

  
 家族4人だけでキャンプをするときは折りたたみ式の小さなバーベキューコンロを使います。良くアウトドア屋さんで売っているバーベキューコンロは4人分ではちょっと大きすぎて、火をかまうのも大変です。これはやや小さめなので、熱も逃げず2Kg弱の炭で4人分の食材が十分焼けます。写真中央は牛フィレの串焼きですが、焼き網の手前にアルミホイルを張っておくと串が焦げず上手に焼けます。最後に某ビールメーカーのCMでやっていた「味噌サザエ」にチャレンジ。殻の中が少しぐつぐついってきたら味噌を入れます。アツアツをパクッ!と一口でかじる。これがまたサイコー! なんですが、実際はサザエがなかりの塩分を含んでいますので、そのうえ味噌を加えると「ショッペー」となってしまいました。