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山田君の日記

今日の山田君の日記 ちなみに山田君は小学6年生のA型のまあ男の子です。背の丈は大体ジャイアント馬場よりは小さいくらいで、体重はダンプ松本と競ったら圧倒的に負ける男の子です。今日の出来事七月三日朝起きると隣に猫の安太郎が寄ってきました。僕は「どうしたのヤス?」というと安太郎は僕を足の裏で顔を掻きながらすごく卑しいものを見るような目でみたきがしました。僕はちょっと腹が立って安太郎の今日のえさはにぼしだな。と思いました。歯をみがきに洗面所にいきました。ちょうどはみがきこが切れるころだったのではみがきこを台所のしたにある隠し穴みたいなところから出して、それを歯ブラシにつけて磨きました。お母さんはぼくに「歯磨きはゆっくり一本一本丁寧にやるのよ」と言われていたので、僕は丁寧に一本一本右の奥歯から順番に磨いていきました。歯磨きが終わりました。うがいをして、時計を見るとご飯の時間だったので僕は「ああ早くご飯の支度をしなくちゃ」とおもいました。キッチンに行きました。するとお母さんが「おそかったじゃない。何してたの」といいました。僕は「大人って勝手な生き物だなぁ」と思いながら椅子に座りました。そうすると、お母さんがご飯を持ってきました。カレーライスでした。僕は「おかあさん今日もカレーなの」といいました。お母さんは「文句いうんじゃないよ」といいました。僕は「やっぱりお父さんがいないとご飯もはかどらないなぁとおもいました。」時間が学校に行く時間だったので、僕は学校に行く準備をしようとして今日は土曜であることを思い出し、なんだか少し恥ずかしくなりました。「これが昔なら土曜日も学校あったのに」と思いながら、ベッドに戻ってもう一回寝ようとしました。すると、お母さんが「今日はベッドのシーツを洗うから外に遊びにでも行ってきなさい」といいました。僕は「この朝じゃあ友達もいないしデパートも開いてないよ」といいました。するとお母さんが僕の言葉をさえぎるかのような目つきで僕に言いました。何をいったかはもう覚えてません。僕は外に出ることにしました。今日はどこに行こうかなぁと考えていると、八百屋のハチさんが「今日はナスが安いよ」といいました。僕は「そんなこと子供に言っても何の利益もないのになぁ」と思いながら、八百屋に入りました。八百屋に入ると、そこにはたくさんの緑色をした植物がありました。「緑色だなぁ」と思いながら僕はブロッコリーを手に取りました。でもセロリのほうが色が薄いので、セロリを持つことにしました。八百屋はお金もないのに行くところじゃないなぁとおもいました。そのあと、どこに行こうか考えながら自転車に乗っていました。ふと「この自転車のかぎの番号なんだっけ」と思い立って、かぎを横にして番号の溝を見てみました。「3251かぁ」と僕は言って、はっと気づいてあたりを見回しました。周りに人がいないのにほっとしました。僕は「スリーサイズだと思われたらどうしよう」と思いました。ふと太陽を見ると、もう上のほうにあがってきていたので、もうそろそろお昼かなぁと思いました。でもうちに帰るのが少し面倒でした。でもうちには結局帰るんだなぁとしみじみ思い、家路に付くことにしました。家に帰って、お帰りというと、お母さんがただいまといいました。ぼくは「このなんでもないことが幸せなんだなぁ」と思いながら、靴を脱ぎました。靴のサイズは23です。ダイニングに行くと、もうお昼ご飯がおいてありました。僕は「まだカレーあるの」といいました。お母さんが少し哀愁を漂わせた目をしたので、僕はもう言うまいと思い、カレーを食べました。途中で少し味に飽きがきたので、生卵を入れました。この機転は我ながら素晴らしいと思いました。ご飯を食べ終わって、僕はえらいので食器をキッチンに片付けました。でもお母さんは何も言わなかったので何か少し悲しくなりました。今日はお昼から友達の中川君と遊ぶ約束をしていたので、中川君に電話をかけることにしました。中川君って何組だっけと思いながら町内会の連絡網を見ると、よく考えたら町内会の連絡網はクラス関係ないなと思いました。中川君に電話をかけると、今日は中川君のうちで遊ぶことになりました。僕は中川君のうちはとてもいい暮らしとはいえないけど素朴で好きです。中川君のうちで花札をやりました。花札って印刷代かからなそうだなと思ってやっていると、中川君が「花札って難しいよね」と言いました。ぼくはじゃあなんで花札のわからない僕と花札をしようなんて言ったんだこのくそがきはとおもいましたが、口には出しませんでした。中川君のうちを出て、うちに帰るともう6時でした。晩御飯なにときこうとしましたが、大体想像がつくので聞くのをやめました。ダイニングに行くと、そこにはカレーピラフがありました。僕は「この人も子供のために工夫してるんだなぁ」と思いました。そのあと、見たいドラマがあったので、僕はテレビをつけました。でも、野球が延長になっていて、35分ずれていました。野球なんてラジオで聞けばテレビでやる必要ないのになぁと思いながら、ぼくはCDを聞くことにしました。どのCDがいいか考えていると、急に、ラジオで野球の中継ってアナウンサーの腕が問われるなぁと思いました。そうしているうちに、野球が終わってドラマの始まる時間になりました。でも少し眠くなってきたので、「ビデオに録画すればいいや」と思って、ベッドにいきました。ベッドのシーツがなかったので、お母さんにお母さんシーツどこと聞くと、今乾かしてるからそこのタオルひきなといわれました。僕は、タオルなんかじゃごわごわして眠れないよと思いながら床につきました。


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