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さて、突然ですが此れからテキストプレイを始めてみたいと思います。サイト更新をサボりつつネットをふらふらとしていて見つけた此のテキストプレイ。要するに文章を延々と書き続ける訳ですが、さて何を書こう……。そうですね、先日私は医者にどうやら鬱らしいと診断されました。いやーもう鬱かよ!って感じなんですけどね。今まで十分鬱に浸って生きて来たので今更鬱も躁も無いだろうとは思うんですけどね。こう診断されるまでの経緯を簡潔に述べてみると、先日体調が悪くて病院に行ったのが始まり。体調が悪いので色々と検査をすることになり、じゃあ血液検査だとかやってみようと勧められたのでしたんです。それで、医者と体調について話していたら、私の胃の話になったんです。何で胃なのかと云うと、以前から私は緊張したりすると胃が痛くなりがちだったので。それで医者の出した結論は「ストレスでしょう」。まあ私も留学生だし、それも交換留学とか親の転勤とかじゃないのにいきなり来ちゃった辺りがちょっとどっちつかずだし、成績もそれほど良いって訳じゃないのに親は私に期待だけしてる(それでいながら「お前なんてどの大学にも入れないだろ」なんて暴言を吐くのはどういうことなんだろうね?)ので、やっぱり原因は沢山ある訳です。そして私はどうかと云うと、実際は其処までして大学に行きたいって程じゃないんです。本当は子供の頃からの夢は医者になることだったんだけど、なれるほど私は勤勉じゃないし頭も良くないので、どうしたってなれないわけです。てか一度アメリカに来る前に、将来どんな職業に就きたいのかと訊いてきた親に一言だけ「医者になりたい」と云ってみたことがあるんですけど、凄い罵られて終わりました。お前なんかが医者になれるか!医者になって人の面倒を見る前に、どうやったら自分が医者(精神科を指している)の世話にならないでいられるかだけを考えることだな!みたいな感じで。ええ。本当に私の親なんだろうかって感じの勢いでした。そんなに罵らなくたって現実は解ってるんだけどさ。自分が偉い人間だと思い込んでる人は幸せでイイね。そう思いました。ああ、何だか本題と逸れてきている……テキストプレイの罠ですよね。ええとですね、そんな感じで親は私に期待半分軽蔑半分な訳です。どの辺が期待なのかと云うと、世間体です。私は子供の頃は頭が良かった系の人間なので、小学校の頃は何もしなくても良い成績を取っていたのが、中学に入った辺りで成績も急降下。それと云うのも真面目に勉強しないのが原因なんですけど、でも私にそれを直す気は全くと断言できるほどありませんでした。だって勉強して何になるってちょっと有名な大学に入って卒業してそれから何処か有名な会社に就職して一円でも多くお金を稼ぐためなんです。はっきり云ってしまえば。学歴がラベルなので、それさえあれば瓶の中身が空でもたっぷり詰まっていると思って貰える。それがみんな欲しいわけですよね。だから成績の悪い娘なんてかなり邪魔なんです。でも父の友人達とか知り合いとかは、子供の頃の賢かった私しか具体的には知らない訳です。知り合い全員に成績表を公開する義務なんて無いですものね。だから私がアメリカに留学することになった時、父の親友の一人なんかは「紫ちゃんをアメリカへ?そんなことしてどうするんだ、折角頭が良いんだから日本で東大にでも入ればいいじゃないか」なんてコメントした位です。で、そうコメントされて流石に私の両親は「いいえうちの娘は馬鹿なのでアメリカにやるしか体裁を保つ方法が無いんです」なんて云えないので、苦笑いしてたそうですが。まあそんな感じで、私の両親は出来るだけ私を有名な大学に入れて格好をつけたいのです。私は彼らのペットですから。……そんな訳で私は大学進学を求められているのです。だから私自身は本当はそこまで拘っていないのに、大学には必ず入らなければいけない訳です。だって冗談でも「私が大学に行く必要は無いんじゃない?」と訊いてみただけで死ぬ程怒鳴られるくらいですから。ああ何てつまらない人生なんだろう。これがストレスの原因なんじゃないか?そりゃ私も歪んでるし、基本的に何にでも後ろ向きだけれど。でも此れは私の人生なんです。例え私が両親の飼い犬であろうと、私は私を所有しているんですから。でもそんなことを養われている身で云ってなどいられません。何てことでしょう。何て悲しい喜劇。ああもう、口調が時代がかってきました。此れが私の地だったらかなり笑っちゃうね。ま、それで私は欝だったのです。……今もそれは継続中なのだけれど。それで医者に色々と訊かれ、結局診断は鬱ということに。まあ今までリストカットしてきたりオーバードーズしたりしてて鬱じゃないよって云われたらそれはそれでちょっと複雑な気もしないではないのですけれど。まあとにかく抗鬱の薬を貰ったり、睡眠薬を貰ったり致しました。睡眠薬は処方箋のみでまだ貰いに行ってはいないんですけどね。あんまり必要だとは思わないし。当分オーバードーズする気はあまり無いので、手許に睡眠薬なんか無い方が多分セーブはきくでしょう。それにしても鬱って診断はちょっとツラいな……実は親にはまだ云ってないんだよね。このこと。云う程では無いけれど、親戚を通して親に知られたら何て云われるのだろうと考えただけでかなり気が滅入ります。毎回ちょっと口喧嘩するだけで氏ね氏ね云ったり、包丁投げたりする親なんて要らないんですけど。これは余り人には云ったことの無い話なんですけど、私の父親ってちょっと危ない系統入ってるんですよ。余程色々打ち明けている友人くらいにしか此れは云ったことが無いんですけど、まあ話しちゃえ。折角のテキストプレイだし、まだまだ先は長いので。私の父はちょっと暴力入ってるんですよ。それでいながら他人の前では超いい父親っぽいんですけどね。以前私がまだ小学生だった頃、私は日能研に行っていたんですけど、6年生は夜10時頃まで授業があるじゃないですか。それでちょっと遅く帰ってくると怒って殴る蹴る。日曜に朝早くから出かけて模擬試験を受けるのも気にくわないらしく、わざと私を引きとめて遅刻させたり。要するに受験に反対だった訳なんですけどね。子供が苦労しているのを見るのは忍びない、とか云って。でも受験自体は親の勧めじゃなく自分から「受験したい」と云って始めたので、苦労してるって云っても私が自分で選んだことなんだから仕方ないと思うんですが。確かに親の目からすれば子供が毎晩遅く帰ってきて冷めたご飯を食べている構図は可哀相なんだろうけど。でもだからってその子供を虐めてまで塾を止めさせようとは普通しないでしょ。勉強で苦労するよりも殴られたりする肉体的ダメージの方が実際は辛いんだから。なのに勉強させるのは可哀相だなんて、その辺がかなりおかしいです。でも父は毎回何だかんだと理由をつけては私を呼びつけて「何で塾に行く必要があるんだ」とか罵り始め、それを延々三時間続けたりしてました。それも夜中の12時から始まったりするんだからタチが悪いです。それで「明日は試験だから」といって逃げようとすると逆ギレして、また殴る。何なんだろう全く。一度など塾の帰りに友達と話し込んで30分ばかり遅くなったことがあって、帰るなり「手を出せ」と云われ、手をだしたら包丁でスッと右手のひらを切られたことがあります。其の日私はセーターを着ていて、血がこびりつくせいでなかなか脱げなかったのが非常に痛かったです。こう……傷口がセーターに擦れて。結構深かったんですが、その時は痛みよりもたかが帰宅時間が遅くなったというだけで手を切られたという事実にショックを受けていました。だって痛くなかったもの。驚きのあまり。今考えるとかなり異常ですねー。この親。他にも包丁投げられたエピソードとかありますよ。口喧嘩から包丁投げられて、咄嗟に右の方に避けて左肘の辺りに包丁が刺さりました。ってことはもし右に避けていなかったら腹に刺さっていたのでしょう。危ない危ない。家庭内暴力で命の危機です。シャレにだってなりません。結局その日は土曜日だったということもあって、月曜になるまで病院には連れて行って貰えませんでした。ああ何ておかしな親。何針か縫う傷だったのに、病院が休みだからって二日間放置です。血がゴポゴポ出るのを包帯でグルグル巻いて強引に止血。やっと行った病院で医者には「どこで切ったの?」と訊かれて必死に「ぶつけたんです」とこたえていました。明らかにぶつけたにしてはシャーブな傷だからバレバレだったとは思うんですけどね。そんな感じで、私は普段から親に対して葛藤を抱えているわけです。だって些細な喧嘩で子供に切りつける親って何なの?それで色々と求めてくるんだからほんと黙って欲しいです。腕の傷は一生消えません。でも親はそんなことはすっかり忘れている。何なんだろう。それが小学6年の頃の話だから、今私が鬱なのは多分私のせいだけじゃないです。……そんな気がします。本当は単純に怖がりで後ろ向きな私は誰かに慰めて欲しくて堪りません。誰かが愛情のこもった目で私を撫でて「大丈夫?」とさえ云ってくれれば、その本心に軽蔑がこもっていたとしても私は構いません。誰かに同情されて居たい。現実は辛い。逃げ出してしまいたい。だけど、実際に逃げ出すほどの勇気なんかありません。だから私は手首を切るし、薬を飲んで自分を痛めつけているのだと思います。いつかは死のう死のうと思いながら生きている。でも本当はそれでいいのかも知れません。欝はまだ当分治らないでしょうけど、私はまだみっともなく生きてゆくつもりです。


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