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夕暮れ

17時54分。何だかドキドキするよ。1時間やろう。私は書くのが遅いので、ほんとに2秒以上止まらなかったか? とかそんな疑いが持たれる文章になりそうな気がしますけど、でもまあ気をつけていきたいなあと思います。今日は散歩をしました。家の中にいるときと外にいるときとで中身が変わるような気がします。外を歩いていると何とも言えぬ、怒りにも似た衝動が沸いてくる。ことがある。あれは一体なんだろう。お前らには何も分からないので勝手にぬかしやがれ! 的な気持ちです。誰も何も言ってないのに。不思議でならない。しかしああいう気持ちは嫌いではない。怒りというのは一番何かが生まれる感じがあります。わきあぎる、という感情は怒り以外にありえない。悲しみのわきあがりはあれは違うものでありますから。だから生まれるというのはやっぱり怒りから、それ以外にないのではないでしょうか。そして歩いた歩いた。なんか、最終兵器彼女を描いた人の「わたしたちは散歩する」というのを思い出します。これは今思い出したことです。散歩しながらは思い出さない。帰りにアイスを買おうと思ってコンビニでアイスの場所をのぞいたら、私が一番好きなアイスがありました。一番好きなので毎日買っていたら食べ飽きてしまったのが2週間ほど前の話です。あれ以来あのアイスは買っていない。他のアイスも買っていない。のぞいたそれを見ていると、アイスは食べたいけど、それが一番好きなのでそれを買うしかないけど、それは食べ飽きてしまったので困ったのだった。結局買わずに出ました。アイス食べたい。ちくしょう。食べ飽きるほどなんで毎日買ってしまったんだろう。いつもそうです。なんでも好きなものはすぐ飽きるまで消費。そうやってなくなっていくのだ。すべてがなくなってしまうのだ。悲しい。いつまでこんなふうに生きていくのか。こんなことでいいのか。よくないと思う。好きな物がなくなって、何もないところで生きていくなんて悲しい。消費しつくさないで少し残しておくくらいの感じで、がまんするべきなんだ。雪女のことを考えた。あと催眠術。それからなんだったか。サイトに何か書くのです。でもなかなかまとまらない。こんなことがあった、て男が言って、雪女が「誰にも言わないって言ったのに」「えっまさかお前が!」あれが楽しい。あの空気が好き。なんとかしなくてはならない。やっぱりああいうのを書くのは好きなのです。あと催眠術。催眠術をかけて何かさせる、あれはいい。催眠て何なんだろう。かけられたことないけどどんなものなのか。なぜか私は催眠術と腹話術をどこかで混同していると思う。そんなばかな。全然違う。「さああなたはとても気持ちよく目が覚めます」(人形が言う)「気持ちよくないよ」(人間が言う)そんな具合でしょうか。何が? 分かりません。そうやってすべては過ぎ去ってゆく。うん。医者。医者ってすごいなあ。医者がいないと死ぬ人がたくさんいる。それがすごいなあ。「先生、私はガンですか」「ガンですよ」「ガン」「ガン」「ガン」「ガン」(輪唱)臨床医とかけてみました。何だこれ。全然わからない。輪唱じゃない。つまり命の現場、緊迫感、緊迫しすぎてどうにかなっちゃう、なぜ? 悲しい。そういうことが言いたい。気分はいいか。よくないです。そう、それはよくないね。だからよくないって言ってるだろ。大喧嘩。流血沙汰。内科なのに外科医が登場。そんな。こともあるかもしれません。そもそもこのケンカの原因について精神科に見てもらおう。そういうことを考えている。18時12分。何これ。全然たってない。あと何分ですか。打ちながらだと計算ができない。でも40分はありそうだ。そんな。ひどい。ローラ姫。ローラ姫はえらい。なんかいきなり国出ちゃうからえらい。「わたしのくには私自身で見つけたいのです」とか言う人についていく。なぜ? ところで「私自身で見つける」とかいって王様になったというのは、そこにあった国を滅ぼして王様になったのか、誰もいないところでローラ姫に百人くらい子供を生ませるとかして国を作ったのか、とか思ったけど、どうも極端でした。中間てものがあるじゃないか。なんか、ちょろちょろ人がいるところで、仲良くやって、なんか力を発揮して、そこにいつのまにか人が増え、王様を決めなきゃいけない、そりゃああの人だろう。ということになった。のだと思う。でも2で3つの国ができていて、あれは1の勇者の3人の子の子孫ということだったけど、ずいぶん広い領土でした。そんなもんなんでしょうか。ドラクエのあれってよくわからない。ちゃんと小説とかも読まなきゃだめなのかなあ。そういえばモンスター物語の、ベリアルの話が好きでしたよ。2といえば。ベビーサタンががんばるんだぜ。ああ、出世魚だよ。あれはいい。ああいうふうにがんばりたい。というかトントン拍子で成長したい。なんでもいいんだけどな。別にテキストサイトとして成長するんでもいいよ。現実世界で何もなくても、ネットで何かできればいいよ。そういえばテキストサイトって、文章が書いてあればテキストサイトなんだろうけど、なんとなく日付もついてるのがテキストサイトという気がする。なぜかな。小説サイトとかだと、なんとなくテキストサイトという気がしないのです。日付って重要だ。日付。あれは今を生きる私たちが、同じ今を生きている誰かの何かをあれして共有して、そういう意味があるんではないのか。全然日記じゃないけど日付だけ付いてるサイトもいっぱいある。自分とこもそうだ。あれは日記ではないけど、「今日自分はこんなこと考えましたよー」というような、そういう何かだと思う。読んでいるあなたがたと同じ時を生きてることの証。アピールなのです。全然現実と違うこと書いているけど、あなたがたと同じ現実を生きている私が今日こんなことを考えたのですよ。そんな感じです。媚びだ。といっても他の人のことは知らない。私に関してはそうなのでした。悲しいことかもしれませんね。内容なんかほんとはどうでもいいなんて、ちょっと思ってやしないか。自分は。思ってるのかも。あらまあ。なんかやばいことを書き始めた気がする。読み返したくないな。26分。30分経った。半分? ひでー。もう腕痛いよ。いつもはこんなに書いたりしません。最初はドキドキしていたのに、もう何か、麻痺してきた。でもそんなに気持ちよくもならない。脳内麻薬のたぐいは出ていないらしい。いつもはじっと書かずに考えてから書くのでこんなのは初めてであります。むー。なんかでももう書くことないの。困った。ストーブが熱い。足元のストーブが熱い。頭寒足熱と申しますが、そういえば今頭もなんか熱い。これがテキストプレイの効果? あ、さっき内容なんてどうでもいいみたいなこと書いた気がするけど、そんなことはないよね。ないです。昔批評サイトの人にセンスが決定的にないと言われたことを唐突に思い出しました。その頃から何も変わっていない。書いて成長する部分と、いくら書き続けても成長しない部分があるなあ。ないものねだりなのだろうけど、何を書いても面白くなる人と、何を書いてもだめなひとがいて、その駄目な方なのだみたいな、そういうことをどうしても考える。考えてもしょうがないけど。それから嘘しか書いてないサイトには、最初から何か大切な物が欠けているのだと思う。残念だけど、それはそうなので、でもだからといってそういうのしか書けない人間にはどうすることもできない。ただ力が欲しいと思うだけです。そういう、不利な立場だとかダメだとか、そういうのを全部吹っ飛ばせるような力が欲しいと思うだけで、そうやってまた続けていくのかなあと思った。やれやれ。あー35分。あと20分? 書くスピードが落ちてきたかな。絵が描きたい。あれはいい。葉っぱを描くのです。空を描く。ロマンチスト。そうやってまたどこかに行く。さてどこに行こうか。犬のフンを燃やす儀式。儀式に使われる犬のフンは大きさが定められている。親指くらいの太さ、中指くらいの長さでなければならないのだ。定められてるにしてはアバウトだった。まあいい。乾燥しているものが望ましい。乾燥している物は燃やすとますます固くなるからだ。そうなの? 知りません。でもそんな気がするじゃない。燃やされたフンは荼毘に付されます。泣く。かわいそう。犬が可哀想。犬はフンがこんなことになってるなんて知るよしもないのだからね。ひどい話です。こんな儀式は野蛮なので一刻も早く中止すべきなのです。けれどもその年、村は大洪水に襲われた。竜神の怒りにふれたのだ。犬が何をしたというのですか。フンをしました。竜、竜はいいなあ。動物。それから? 明日になれば全部忘れること。そのまま全部忘れること。消えてなくなれ。心。心。もうだめかもしれない。このまま。だめだ。死にたくないって最初に思ったのはいつですか。幼稚園です。命について考えたのはいつですか。小学校2年です。幼虫から育てた蝶が、目の前で鳥に食われたときです。あんなに泣いたことは、それ以来ない。今まで飼っていた、あげたえさ、すべてが無駄になったと思った。でも蝶はどっちにしても羽化してからそんなに生きられない。なのになぜ食われたら無駄になったと思うのか? 卵を生んでいないからか。子孫を残せなかったからか。子供がいない人の人生は無駄か。鳥は蝶を食う。それから? 泣き疲れて寝ました。次の日は色々なことを忘れていた。もっともっといろんなことを考えたけど、それこそ無駄なことだったのだ。そうやって生きてくんだとちょっと思った。それからまた、幼虫を見つけて持って帰った。蝶になると離す。あれも鳥に食われただろうか。もうほんとに書くことない。カーテン。目の前。歌詞の包み紙。菓子。もう。死んでしまう。魚を食べたい。肉を食べる。カレーはおいしい。こんなもんまずくてくえんよ。少しくらいまずくたっていいじゃないの!(美味しんぼの名言)なんか自動的に手が動くようになってきた。しかしそれは全然喜ばしいことでない。なぜって内容が何もないからだ。壁のシミ。壁のシミが顔に見えるって、あれはどんなシミでも意味があるようにとらえる人間の脳味噌が、そういうふうに判別してしまうとかいうけど、このシミだらけの壁、この部屋の壁、人の顔に見えるものなんて一つもない。これはどういうことか? つまりシミはシミです。わかったぞ。シミが小さくて一つずつしかないからだ。この部屋のシミは大抵虫をつぶした跡です。それじゃしょうがない。シミってなんて奥深いものなんでしょう(唐突に正面をむいて)。帰りたい。ここは家です。もう書くことない。と書くの何度目だろう。これ何文字くらい書くのが普通なのかな。どれくらい書いた? 見せろよ。や、やだよう。恥ずかしいよ。ちょっとしか書けなかった。画面文字で埋まってるじゃん、平気だよ、見せろよ。わあああ。なんだ。大丈夫だよ。あなたらしくて。それほめ言葉ですか? もうだめだ。こんなに文章書いたの初めてだよ。目の前に寄生獣があります。なんか完全版? みたいなのが出たとか。そうかあ。あれは島田が死ぬとこの、目玉がひょろひょろーと起きあがるとこがいい。あと田村玲子と3人が戦うとこ。「まさか……そこまで計算して……」というセリフを一生のうち一度は言ってみたいと思っている自分は先天的負け犬なのかもしれません。1時間。


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