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2月10日 口をあける

さぁさて、15分前に「いい加減に寝ようと」言って床に入った私でしたが、私はどうしても寝付けなかったため、こうしてこの時間明け方5時42分に気持ちをくゆらせてみる試みをしようと思いますのです。ちょっと前に知ったこの企画なんですけれど、わたくし主催の方の事はさっぱり知らないのですよ。というかごめんなさい、みなさんこそお前は誰だという、そんな声が聞こえる前にーえー私はleft of the middleというサイトのmameという人で何の変哲もない日記を書いている人ですはいおわり。でもってナフの竹田君が紹介していたことから非常に興味を持った人です。テキストサイトらしきことを始めてから二年間、企画だとかそういった少々派手目なことには参加してこなかったのですが、この企画は直感的に「おもしろい」と思ってしまったので、参加させていただきます。あー、オフは好きですけど。はいつづき。だいたいこういうことを言うのも本当は苦手なんですから。あーええと早速行き詰ってきた。打ち続けなければいけないとなると、事前に綴ろうと思っていたことが指から出てこなくなっちゃうんですね。さっきから考えるのはこの企画の趣旨についてなんですけれど、ちっともここにあってはわかりませんわ。私はまだちっともこの「打ち続ける」環境に慣れていませんし、それはきっと当たり前だと思っていいのでしょうけど。それでもって、そんな客観的事実を綴ることで書くべきことに回帰しようとしたわけですけれども、何を書こうと思っていたんだっけ。えー、えー。ごめんなさい時間稼いでる、そう思ってたら近くに寝ている人つまり恋人が目を覚ましそうなアクションをしました。やっぱりカタカタカタカタうるさいのかなぁ、ごめんね、ごめ ん。と、ここまで書いてちょこっと思い出したよー「書こうと思っていたこと」そう、私さっき布団から出るとき思ったことなのだけれど、半年くらい前まではあなたって私が横に寝ていてもちょろっと動くたびに目を覚ましていたわねってことで、ほんっとどうでもよいことなのかもしれないけれど、この変わり具合はふっしぎだよねー、安心してもらえることはとても嬉しいんだよ。嬉しいけれどまだまだ寂しいところはあるのですねーなんて、こんな課題中に私がわざわざ書くことでもないのですねはい。どうして自分はこうして書けば書くほど他人に懐疑し、自分に落ち着きを求めるのでしょう。わかるわけないじゃんねぇそんなこと。でもって話は変わりますが、今はなんか不思議な焼酎を左手で飲みながら書いています。これってズルかしら、ズルじゃないよね指先止めてないもの。ココまでまだ6分?マジ?これこのあとどうなっちゃうのかなぁ、こうしていると、すごく簡単なことだけれども言葉と心が直結していないことが分かりますね。って本当はそんなことあたりまえのようにわかっている人が挑戦する課題なのかしら。私行きすぎ?やりすぎ?あはは、ごめんなさい。えーとどうでもいいです失礼しました。んで、そうそう、さっき起き抜けのときに書こうと思っていたことについてもう一度帰ってみよう。そう、私ね、夕べ夢を見たのですよ夢。あのね、私という人は大学のころちょっとした部活に所属していたわけでして、でその部活は大学二年のときにやめてしまったわけですが、あの、そのころの人々がオンパレードしたの。私にとってかれら部員さんたちはいろいろな意味で難しい人たちだったのですが、あぁ、おもいだすなぁ、ノック、がちゃん、ウッチー、ちだちゃん、フカセにメキにちあきちゃんにユッコちゃんあー、みんなでてきた。そんでもって私といえばその中でひとり、黒地に赤の花柄の着物を着ておりました。みなは仲違いした私をなぜか非常に快く受け入れます。優しい笑顔がありました。私は怖かったです。私あんなにあなたたちのこと嫌ってしまったのに、あなたたちもあんなに私のことを嫌ってしまったのに、どうしてこんなに仲良くしてくれるの、不思議な気持ちはここを夢の中だと思わせませんでした。こうやって私はいつも夢にとらわれる。よくないねー。で、場所は変わって新たな場面が彼氏の家。私ね、なんかヘンなものを飲み込んじゃうの。そしたら彼氏さんが吐けー吐けーっていうんだけど、なんか、ばくぜんと、口の中すっごーく痛いのに、このまま飲み込んだら死ぬことができると、粘膜で、味覚で感じている夢の中の私がいましてですね、だいたい死ぬことができるなんて今更考えることでもないはずなのだけれども、夢の中の私はまだまだ18歳だったのかしら。でもって痛くて燃えるように熱い口の中を白い不思議な粉でいっぱいにした私、水を口に含んでいっせいに吐き出した。彼の家の加湿器が水浸しになった、その横においてある私のノートパソコンも水浸しになった、あー あ、あーあじゃないよーもう、って彼氏が怒るんだけど私ってば今まだ死にかけ!これ今唾のみこんだらしんじゃうんだけど!ってジェスチャーしてんだけどいっこうに何もされない雰囲気、悲しいやら辛いやらで一気に残りの歯やら舌やらにまとわりついたままの白い粉、飲み込んだとたん、目が覚めたあーそういうもんですって。あー、書こうと思っていた、というか、これは普通に日記にして書こうと思っていたことなので、すみません、なんだか自分がたりばかりで。でも今、さっき6時02分になったみたい、ってことは書き始めが5時40分だったから22分。22分か、そろそろこの状態に慣れてきた。慣れてきたらなんだかすっごく気持ちいいのだけれど、これって不思議だね、不思議ですね。なんだっけ、この企画、竹田君のほかにアサクサ君もやってて、「自分語りがおおくなってしまった」って書いていたような気がするのですけれど、いやはや、それ以外に何が書けますか。私無理。無理だって。そういえば、カラオケって20分とか熱唱し続けると酸欠起こすそうですね。この企画もヘタしたら人おかしくしちゃうかもね。今、6時06分。ということはえーと、今考えてる一生懸命考えてる。開始から何分たったか。えーっと5時40分からはじめたから今26分。あーいまわたし、頭の中では5時40分に始めたって事と今が6時6分だってことわかっていたのにちっとも計算できなかったや。目に見える言葉って相変わらず強いものなのですね。あの、そういえば最近はメダルゲームにはまっております。昨日などは、終電間際にお台場に出向き、24時間営業のゲームセンターでメダルゲームに昂じたわけです。ってなんでしょう、この妙な高揚感。メダルゲームとかほんとにどうでもいい。書くべきことじゃない。そのくらいこの企画すげー、ほんっとすげー。集中力なんかこんなに出したことねーだろうわたし。いま、6時10分。他の皆さんはどれくらいのペースなんだろうなぁ。わたくしはブラインドタッチができない人なので、多少は遅いのでしょうか。これから左手でまた焼酎を飲もうと思います。もうすこしがんばれ、私の右手。後ろでは恋人の安定した寝息が聞こえます。今飲んでいるのは「牧場の夢」というなんと牛乳焼酎なのですね。これは去年の秋に新宿の「JYU」という居酒屋で飲んで、格別においしい、といったわけではないのですがひどく印象深かったお酒だったわけで。それから様々な酒屋さんで探し回り、最近新宿歌舞伎町の「信濃屋」さんでみつけたのです。あはー、格別においしい、というものじゃぁないけれど、自分で欲しい、と思って探して見つけたときの嬉しさってハンパないわけですねー。知りませんでした。いやいやあの、ていうかそんなことより何よりももはや腕が。腕が痛い。たいしたこと書いていないんだけどほんっと腕が痛い。なんじゃこりゃ。現在6時15分、つまりこれは5時40分に始めたからええーっとええーっと、35分経過?まだ半分!さっき感じた「なれた感」はもはや忘却の彼方。これから再び右手のみの記述をしよう。左手では酌をスル。うまくいくか、このやろう、このやろう!で、これ、二秒は時間を空けていいんでしたっけ、お酌完了!大丈夫大丈夫。はて、きゅっとやるこの一口目というのはどうにもこうにもいいものですね。何事もいっこめっていいよ。わたしにとっていちばんいいいっこめ、は、言葉のいっこめかな。言葉を打ち出すいっこ目は、何においても自分の中では大切にしたいのですよ。が、それをやすやすと許さないのがこの企画な気がするのですがいかがでしょうか。だってさ、あの、う、腕いてー!いたい、痛い、痛いー。痛いんですよ。何でもいいから書き続けるというよりも打ち続けるというこの行為は不思議にして非常に楽しいのだけれども、自分ばたばたばたばたってキーを打っていたらその音が雨に聞こえてきましたよ。ばたばたばたばたは春に降る太目の雨の音に似ている。それを知っただけでなんだか得した気分だからもうここでやめちゃおうかな、ともおもったんだけど、キーの音、薄暗い部屋でキーを無心にたたくなんてどれくらいぶりだろう、本当にいろんなことを忘れたなぁと思うわけです。思ったからもうちょっとやってみよ。忘れてはいないけれど、ダメにしたわけでもないけれど、ひさしぶりだなぁどれにしても。今6時21分。腕の疲れからタイピングが遅くなりましたね。あーじゃ、そう、なにかちがうはなしをしよう。今日はボニーピンクさんの新曲「tonight the night」を聴きましたよ。私の職場の先輩が「まめやん、この曲はとても良いですよ」と言っていたのを思い出して聴いてみました。かわいらしい声。パンチのある曲調と歌詞。うーん、よくわからない。音楽のことなんかやっぱわかんないんだなあ私。ただ、このボニーピンクさんの音楽はとても好きだと思いました。音楽って体で聴くものなのです か。こんなヘン、というか低次元な発言をして自分は非常に情けなく可哀相なのですが、体で聞ける曲っていいですね。無条件に幸せになれたり無条件な体の揺れだとかそういうのがあると私は好きになっちゃうみたい。あーそう、今日はとっても天気が良くて春の陽気だったそうですね。さっき、2時ごろ私外に出てみたんですけれども、いーい匂いがしたな。ちょっとだけつめたく鼻に抜けるのだけれど、甘さが残るのですよ。それってなにかのリキュールみたいですね。まだまだ桜の白い綿は見えないわけですが、それがもうすぐちかくにきている、というドキドキがあって、まだまださむいけれどこの季節も悪いものではないなぁって思いながらローソン行きました。ローソンには梅のおにぎりが売っていて、それを買おうかと思ったけどやめました。とりあえずヘンなラーメンとか買って出て行ったのですけれども、そのあとに嗅いだ空気はなんかおかしかったよ。あともうすこししたらあの神田川は桜の花びらで埋め尽くされ、それが腐って異臭を放つ。夏は青だか緑だか、どちらにしたって春のにおいは消えてただくさいだけになる。その辺がまだなんだかいやだ。さて今何時だろうと思えば、ワー、6時28分、ということはあと12分。すげー。最初は正直「この企画に挑戦しようと思ったけれど挫折しました」という名目で日記を更新しようと思っていたので、なんだか今になってはっずかしいったらありゃしませんね。だいたい、今読み返す余裕もないけれどこれ絶対ひどいや。私はもともと何かを書くときにすっごく時間のかかる人なのでダメだぜったいダメ。ちょっとずつマヒしていくのがなんとなくわかりますわ。あー、この音うるさくないかなぁ。ブラインドタッチはで きないけれど、ブラインドタッチもどきはできるからそれなりの音がするんじゃないかなぁ。うるさいよなぁ。ってここまでで6時32分、だいぶタイピングの速度が落ちてきたことと誤字脱字が増えてきたことを象徴する時間の流れでございます。あーそうだ、演劇を見に行きたいと思うのです突然ですが。わたしがインターネットでお友達になった人が昨年三谷幸喜氏の演劇を見せてくださいまして非常に楽しく、今年もまた誘ってくれてでもって今唐突に絶対に行きたい!と思ったのでここで確答します。行きます!オケピ!行きます!チケット代ご連絡くださいー!ってこういう使い方もありなのでしょうか。ということはだれかはココで唐突に故意の告白をしてもアリっちゃぁアリという。つーかマジで右手死にそうに痛いのですが。一時間。本当に一時間やっちゃいそうだよ。これ、本当にサカイさんにおわたしするのだろうか。本当にこんなのでいいのだろうか。と思ってしまう弱小のじぶんとしては、その気持ちや意識の渦中に自分を置くことで打ち続けることのなか、不思議とここには書かないけれどこうして書いていることで思ったことがなにかしらあったのだよ。それに気づけたり忘れていたことを思い出せたりしたことが、なんだか今はよくわかんないけど私の中の意義になりました。渦はどこにでもあるけれど渦の目はその中心にしかないという、そんなことにも気づくことができずにこの1ヶ月。ってここまで書いて最後の最後にオチつかないんだけど、ほんとなんも思いつかない。一ヶ月。のあとが何にも出なかった。ひどい、ひどい。これって何かの課題なのかな。ココで見せた私への?最後の最後まで自分のことしか書かなかった私への?ただのわがままな女の一時 間、どうもすいませんでした。あ、6時40分。


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