「ウェブ見るだけならこれで十分」というカズヤの独断の偏見のもと、自作されたパソコン。
グラフィック機能がオンボードなうえAGPスロットもないため、 最新の3Dゲームを快適にプレーするのは難しい。 しかし、CPUにDuronの1GHzを採用し、メモリーにDDR SDRAMを256MB備えることにより、 エディターを駆使してのサイト作成やテキストサイトの閲覧なら、 十分快適に行なえる。
ブック型MicroATXケースを採用するため、 PCIスロットに挿せるボードがロープロファイルブラケットの製品のみという制限がある。 また、ケース前面のIEEE1394ポートはダミーという冗談みたいな仕様もあり、 「真剣に作れ」と突っ込みたくなる。 作ったのは僕だが。
性能アップを図りたいなら、まずはグラフィックボードの増設がオススメだ。 グラフィックメモリーシェアによるメインメモリーのパフォーマンス低下が改善され、 さらにグラフィック性能の向上も見込める。 そのさい、ロープロファイルブラケットが付属し、接続がPCIの製品を選ぼう。 また、CPUをAthlonXP(Thoroughbredはマザーが対応していないため、Paromino限定)に変えたり、 メモリーを512MB以上に増やすのもいいだろう。
素直に使うもよし、丸ごと転売するもよし、分解して売るもよし。 それなりに使い道がありそうな1台だ。