LOUD PARK 06.


<2006年10月14・15日: 幕張メッセ

このフェスの存在を知ったときの僕の狂喜乱舞っぷりといったら、そりゃもう大変なものがありました。
だって、メロスピ・パワメロ勢からはドラフォ、アングラ。正統派R&R勢としてHCSSとBYB、
新進気鋭のハード/メタルコア層からは、ラムオブゴッドにヘイブリ、アンアースにキルスイッチ、
破竹の勢いを誇るメロデス枠にインフレイムスとアークエネミー。更にはドゥームの守護神カテドラル、
グラインドコア代表格のナパームデス、そしてクラシックハードの大御所ディオ、他にもオーペス、
マストドン、ファイヤーウィンドなどなど注目株が目白押し。とどめのスラッシュ勢が、かの四天王
の三角を占めるアンスラックス、メガデス、そしてスレイヤーときた日にゃ、もう…!もう…!ってな
具合でもはや昏倒寸前。いや実際、このラインアップみて嬉しさのあまり泡ふかないメタルもんは1人
たりとて存在しませんよ。断言します、これはすごいフェスです、国内においては史上空前の規模です、
おそらく二度目はありません。というわけで、万難を排し、また万全を期して、海浜幕張はメッセまで
ワクテカしつつ行ってまいりました。



*14日(一日目).

オーペス

(公式サイトより)

まずは左右に二つ並んだ左側ステージの「BIGROCK」にて、スウェディッシュ・デスの老舗として
ここ日本でも地味ながら根強い人気を博すと言われるオーペスを観戦することに。

登場前の「オーペス!オーペス!オーペス!」という威勢のよいコールを聴きつつ、お前ら土佐の
桂浜で地引網でも引いてる気取り?とか思いながら彼等の登場を待っていましたら、照明が暗転し
イントロが流れ出すと同時にいきなりハードコア系ばりのモッシュが発生しだしたので思わず目が
点になりました。え?オーペスってこんなノリだったっけ?もっとこう聞き入る感じの音楽性じゃ
なかったっけ?とか頭の中に疑問符を大量発生させる間もなく延々とこねくり回されたもんだから、
プログレッシブ・ハードとメロディック・デスの融合たるその繊細美な世界観を理解できうる筈は
当然なく、はっと気づけばひたすら小突き回されただけでライブは終わっていたという無惨極まり
ないザマを晒す始末。出だしからいきなりコレモンです、先が思いやられすぎてゲンナリしました。

ステージ上で「今こうして俺たちの長年の夢が叶ったんだ」とMCを入れていた彼等には申し訳ない
気持ちで一杯、と同時にその音楽性をまるで考慮せずただ暴れ回っただけの馬鹿どもに対しては全員
を蝋人形にしてその頭頂部から火をつけてやりたい気分で一杯です。まあ、元々オーペスに関しちゃ
事前の予習不足でその良さをいまいち分かってなかったというのもあったので、もう一度しっかり
聴きこんで再来日の折にきっちりリベンジしようと思っています。まずは、複雑かつ重々しいヘヴィ
ラインとそのまとめ方が非常に印象深かった"demon of the fall"収録の「MY ARMS,YOUR HEARSE」
辺りから入ってみようかなと。

 01:Grand ConJuration
 02:Windowpane
 03:Deliverance
 04:Demon Of The Fall


ハードコア・スーパースター



オーペス終了後、即、右側ステージの「GIGANTOUR」に移動して、このLPの盛り上がり具合を
確認すべくミクシっておりましたら、それからほぼ5分も立たないうちに早々と「HCSS」登場。
ちょ、早…!パンクスプリングの時も思ったのですが、左右にステージを並べたW構成にして
片方の演奏中に片方のセッティングを行うことで客の待ち時間を極力減らすというこの手法は、
確かに嬉しくもあるのですが、それと同時に体力復活時間まるでなしというその弊害が、如実な
デスを予見させたりもするのです。早くも軋みだしてる大腿筋をかえり見つつ、こんなんでトリの
メガデスまで本当に持つのか?って、この時点で相当不安になってました。

さて「HCSS」ですが、今年3月の来日時とまったく同じ曲順でのっけからブチかましてくれた
出だしの2曲、"Kick On The Upperclass"と"We Don't Celebrate Sundays"が相変わらず
抜群の破壊力。これで観客のハートをがっしりわしづかみ。その後も安定した演奏力と元々定評
があったところへ更に磨きがかかったパフォーマンス力でもって、客サイドを全編通してほぼアゲ
っ放しにするという圧巻のステージングを披露。最初から最後まで息継ぎなしで一気にもっていか
れた貫禄の内容でした。正直、今フェス出場陣の中じゃ他と比べてド直球ロックすぎて浮いてる感
があったんで多少心配してたんですが、まったくの杞憂でした。本日の「カッコ良さナンバーワン」
だったんじゃないでしょうか。

そいやセットリストが全部最新作からでしたね。確かギターのシルヴァーがかなり大仰に「最新作
は最高!」みたいなコメントを出してたと記憶してるんですが、まさか他アルバムからの曲は一切
なしのセットにしてくるとは… こりゃ本当に自信あるんだなーって。

 01:Kick On The Upperclass
 02:We Don't Celebrate Sundays
 03:Last Forever
 04:She's Offbeat
 05:Hateful
 06:Bag On Your Head
 07:Standin' On The Verge
 08:Wild Boys


ドラゴンフォース



再び左の「BIGROCK」に戻って今度は現代メロスピ神ことドラゴンフォースの観戦準備。
この時点で僕はもう幸せ一杯でしたね。だって、まだまだ中堅とは言え、単独で来たらまず
喜び勇んでライブに馳せ参じるであろうビッグネームが三連発で、しかもほぼ息継ぎなしで
見られちゃうんだもの。いや、もう、心の底からありがとうクリエイティブマンさん!
サマソニの時「仕切りがクソ」とか思って本当にゴメン…!

それにしてもドラフォ、今年6月の来日時にも増して音がペキョペキョでしたね。加えてVoも
相変わらず声量出てないし。ぶっちゃけ曲が曲としての体裁をなしてない状態でした。でもそんな
欠点を埋めてなお余りある武器が彼等にはあります、そう「サービス精神」という名の武器が…!
まずは超速ソロの切れ目でギターの弦を持ち上げてビヨヨーン、でもってチャンスとあらばいつでも
どこでもえびぞりジャーンプ! ステージ上にジャンプ台が設置してあるバンドなんてたぶんこいつ
等だけですよ絶対。更にはザク専用ヒートホークにビームライフルと、お笑い方向へ全開なカスタム
ギターの数々を披露したのみならず、おそらく設計思想的に速弾きは無理なんじゃないかと思われた
それらを「形状なんて飾りです、厨にはそれが分からんのです」とばかり猛然と弾きこなし、最後に
とどめとばかり必殺のドラえもんギターを繰り出して場内に爆笑の渦を巻き起こすというね。退場の
際のアウトロがスト2というひねりの利いた小ネタも手伝って40分間とことん笑わさせてもらった
ステージ内容でした。ドラゴンフォース最高!

 01:My Sprit Will Go On
 02:Operation Ground And Pound
 03:Revolution Deathsquad
 04:Trail of Broken Hearts
 05:Through The Fire And Flames
 06:Valley Of The Damned


バックヤード・ベイビーズ



さて、お次はスウェディッシュロックの牽引役として、ここ10年に渡って北欧シーンを引っ張り
続けてきた遅咲きの悪ガキロック集団「BYB」、満を持しての「GIGANTOUR」ステージ登場です。

のっけからの三連発で疲弊しきっていたのもあり、かなり後方の位置で壁にもたれかかりながら見て
いたのですが、そのせいもあるのかな?出だしの10分は各パートが混ざり合ってごっちゃになってる
ような音響の悪さに辟易してましたね。でもってこれじゃ駄目だと前の方へと赴いてみればそこでも
何故か音が悪いという… 正直、それが多少マシになってくる中盤ぐらいまで、とても楽しむどころ
の話じゃありませんでした。

それに加え、前の「HCSS」に比べて妙にスケールが小さく見えたというのもあって、いまいちライブに
のめりこんでいくことが出来なかったという。いや、確かに"Dysfunctional Professional"を筆頭と
した曲メロ自体は非常に良いし、ステージング・アクションもそんなに悪かないと思うんだけど、どこか
突き抜けきれてない感があるとでもいうか、悪い意味で「まとまりすぎてる」とでもいうか、うーん。
「HCSS」の先輩的な存在だと思っていただけに、僕にとってはちょっと残念な内容でした。

 01:People Like People Like People
 02:Mess Age
 03:Blizkrie Loveshock
 04:Look At You
 05:Star War
 06:Cockblocker Blues
 07:We Go A Long Way Back
 08:Roads
 09:Highlights
 10:Brand New Hate
 11:Dysfunctional Professional


カテドラル



ようやく中盤戦、いよいよカテドラルの登場です。界隈最速と呼ばれたナパームデスのフロントマンから、
界隈最遅のドゥーム&ブリティッシュメタル・バンド、カテドラルへと華麗なる転進を遂げたかのドリアン
大先生が遂にそのお姿を現すのです。だけど何気に5連発です、そろそろ体力の限界です、でも頑張ります、
死ぬまでは。というわけで前のBYBの不完全燃焼に加え、この日二番目ぐらいに期待していたカテドラル
の出番ということで、一気に「BIGROCK」の最前列近くまでに突っ込むことに。

で、カテドラルですが、いや、期待していた以上に良かったですわ。
まず、ドリアン先生のステージアクションが最高、ギターの人のソロをやたら大袈裟にもち上げる仕草したり、
十字架気ポーズとったり、更にはマイク食ったり、挙句、マイクのコードを自分の首に巻きつけてクラウザー
さんの公開処刑を実演したりともうやりたい放題。その陽気なノリに引っ張られてかステージ下はもうすっかり
火の鳥黎明編にてボンボボンボ呟きながら焚き火の周囲を躍り狂ってる原始人の集団状態と化すことに。

もちろんその演奏自体もかなりの高パフォーマンス。
重々しいうねりを持ちつつそれでいて輪郭がはっきりとしているリフに、ねっとりとまとわりつくような
ソロと、一つ一つの要素はメタルそのものでありながら不思議なポップ感をも内包しているその音作りからは、
オジー参加のサバス・ラストアルバム「ネバー・セイ・ダイ」を想起させるような何かを感じましたね。
これだけヘヴィでありながらこの躍動感溢れるグルーヴは一体全体なにごと?的な。

ドゥーム系としての主張はきっちり放ちつつ、でも決して重すぎたり陰惨な感じになったりしないという、
「陰」と「陽」の絶妙な調和感が抜きん出ていた、本日のマイMVPなステージだったと思います。

 01:Utopian Blaster
 02:Soul Sacrifice
 03:North Berwick Witch Trials
 04:Autumn twilight
 05:Skullflower
 06:Corpsecycle
 07:Upon Azrael's Wings
 08:Ride
 09:Hopkins


アーク・エネミー



カテドラル終了後、遠方で脈絡なく悶えているディルアングレイとかいう名のピカチュウに冷ややかな
視線を送りつつ、そのまま「BIGROCK」最後尾で単なる路傍の石と化してたら、あまりの疲労からか、
いつのまにか寝オチ。ようやく目覚めた頃にゃアークエネミーの演奏、もう半分くらい終わってました。
いやあ、人間ってどんな轟音の中でもわりかし軽々と寝れるもんなんスねと改めて自らの怠惰っぷりを
再認識させられたところでステージ上をふと省みて見れば、アンジェラ姉さんがその豊満な乳房をピチT
の下からブルンブルンとわななかせつつ、発情期に入ったゾウアザラシの遠吠えと聞き間違えんばかりの
デスヴォイスをホール中に轟かせて初見さんの度肝を抜いてるとこでした。だけどMC時の素声は何故か
アニメ系というね、そのギャップがたまらんのですわー、さらにパイオツ・カイデー的なお色気相乗効果
も加わって、眠気は瞬時に吹っ飛びましたね。そこへミニスカはいたお姉さんがパンツ晒しまくりながら
僕の頭上をフルパスっていくという奇跡が顕現し、僕の頭の中はあっという間に尋常ならざることに。

もちろんそれのみならず、アークエネミー最大の魅力である「分かりやすさ抜群のギターソロ」も
相変わらず見事。特にインスト曲"Snowbound"から"We Will Rise"へと繋げた流れにおける、
悲哀感・煽情感たっぷりのソロ表現はまさに圧巻ものの素晴らしさ、アモ兄貴のメロディメイカーとして
の才能が特にずば抜けていることを再認識した瞬間でした。願わくば最後の"Fields Of Desolation"も
アウトロ扱いじゃなくてフルにやってほしかったですね、ソロ部分のお約束シングアロングをこの人数
規模で聴きたかった…!

 01:Nemesis
 02:Enemy Within
 03:Dead Eyes See No Future
 04:Bury Me An Angel
 05:I Am Legend/Out For Blood
 06:The Imortal
 07:Burning Angel
 08:Dead Bury Their Dead
 09:Ravenous
 10:Snowbound
 11:We Will Rise
 12:Outro 〜Fields Of Desolation〜


アングラ



アークエネミー終了後、インターバルなしでそのまま右の「GIGANTOUR」へと移動して、ブラジルが世界に
誇るメロスピ・パワメロ勢の代表格、アングラを観戦することに。
が、あの名手エドゥがまったく歌えていないという悪夢に、音響バランスの悪さも加わって、ヴォーカルは
ヘナヘナだわ、ドラムに埋もれてギターソロはほとんど聞こえないわと、もうバンドの出来がどーのこーの
以前のお寒い内容を一万人の前に晒す始末。ただでさえこの日の「GIGANTOUR」側のPAは劣悪でしたが、
この時間帯はそれに輪をかけたレベルで酷いものがあったと思いました、故に関係者には猛省を促したい。

そんなこんなでライブ中、気持ちが入りこむことはほとんどなかったですね。実際、面白かった点といえば
せいぜいがエドゥの「ミンナデ ウマレカワエイマショウ」ってMCくらい?最後にプレイした各アルバム
からの名曲メドレー"Carry On"〜"Nova Era"の繋ぎ辺りでようやく高まってきたかと思った途端にそのまま
終了と相成っちゃうし。いやもう不完全燃焼もいいところなキっツい内容でした。

 01:Course of Nature
 02:Waiting Silence
 03:Angels and Demons
 04:Spread Your Fire
 05:Ego Painted Grey
 06:Wings of Reality
 07:Rebirth
 08:Nothing to Say
 09:Unfinished Allegro 〜 Carry On 〜 Nova Era


アンスラックス



いよいよ本日も終盤戦へ。スラッシュ四天王の一角として、またミクスチャー系やラップメタルの元祖と
してもその名を馳せるアンスラックスが「BIGROCK」のトリとして遂に登場。

出だしの"Indian"から持ち味の明るさを存分に発揮して、そのネアカ・テイストを場内にバラまきまくった
かと思えば、"Caught In A Mosh"の切れ味鋭いリフでフロント辺りの筋金入りモッシャーどもを文字どおり
血沸き肉踊らせるという、素晴らしいテンションの高さをのっけから見せつけてくれてました。
メンバー全員がかなりの小人サイズにしてこれだけの規格外パワー。その様たるや例えるなら白雪姫のお付き
の小人達が棍棒振り回してステージ上をところ狭しと暴れ回ってるようなもんでしたね。

そのあまりに突き抜けた破壊力の前にただでさえ残り少なかった体力がもう削られる削られる、ぶっちゃけ
"Medusa"〜"I Am the Law"へと初期時代のキラーナンバーを続けられたあたりで、メガデスに向けて体力
を残しておこうと思っていた日和見態度を半強制的に完全放棄させられる羽目に。
そしてスコットの「Heavy Metal is alive and well here!」ってMCにジーンとさせられた末、ラスト曲
"Bring the Noise"のジャンプ強要プレイくらって持てる体力の全てを使い果たしてしまった僕は、
そのまま幕張メッセの片隅にて完膚なきまでな只の生ゴミと化す羽目になるのでした。

というわけで至極素晴らしいステージだったのだけれど、あえて難を言わせてもらうならうならセットが
少しだけ不満かも。最近のライブじゃもうやってない"Gung-Ho"はともかく"Metal Thrashing Mad"
はなんとしても聞きたかったかなあ…

 01:Indians
 02:Got the Time
 03:Caught In A Mosh
 04:Antisocial
 05:Skelton In the Closet
 06:N.F.L.
 07:Medusa
 08:I Am the Law
 09:Bring the Noise


メガデス



まだトリのメガデスを残すもこの時点で完全に燃料切れ。もはや立ち上がる気力もないほど衰弱
しきっていたので、僕同様、精魂尽き果てた人々が周囲を顧みずガン寝してるホール最後尾の死体
置き場にて、自身も単なるしかばねと化しつつ、そこでまったりしながら遠方のステージを眺めることに。
そこから自分なりに感じた所感をざっと箇条書いておきます。

・精悍な顔つきといい、引き締まった体といい、ムス大佐が相変わらずカッコイイ
・"Wake Up Dead"〜"Skin O'My Teeth"の流れで再実感、メガデスは本当にスカしたメロづくりが上手い。
・また、どう贔屓目にみても美声とはいえない独特のひねくれ声が、複雑なリフ構成にいい塩梅でマッチ。
・スラッシュなんだけどパンクっぽい、とでもいうか。その辺のフィールがまた実に「クール」。
・多少荒めだったとはいえ、"Tornade of Souls"後半ソロパートは何度聞いても神。
・"She Wolf"後半、ドラムソロ後のツインソロも、これまた泣くほどカッコいいし。
・この辺りでいてもたってもいられなくなってきたもんで、勢いに任せて前の方へ特攻。
・"Hangar 18"の時に巻き起こった大モッシュに巻き込まれて、再び半死半生状態に。
・"Kick the Chair"の後半ソロや新曲"Washington Is Next"のリフを聴いて、マーティやジュニアが
 いない現構成でもメガデスはメガデスとして十分に機能していけると如実に実感。
・"Peace Cells"、後半パート、客とのかけあいで今日最高潮の盛り上がりに。
・ムス大佐、"Holy Wars"でほぼたるみなしの上半身裸体をご披露。やっぱロックスターはこうでなくちゃ。

 01:Blackmail the Universe
 02:Set the World Afire
 03:Wake Up Dead
 04:Skin O'My Teeth
 05:Tornade of Souls
 06:She Wolf
 07;Take No Prisoners
 08:Devil's Island
 09:Symphony of Destruction
 10:Hangar 18
 11:Kick the Chair
 12:Washington Is Next
 13:Peace Cells

 14:Holy Wars


#ということでまずはLP一日目も無事終了。
 一日で9バンドを、しかもほぼ流さずにきっちり見たフェス経験なんて、たぶん今までも、
 そしてこれからも、たぶんもうないと思います。




*15日(二日目).

ラム・オブ・ゴッド



午前中早くから入って「AS I LAY DYING」を見る筈が、前日の疲れを引きずったか目覚めた時間が
既にお昼近く。会社に遅刻しそうでもここまでは急がんだろばりのスピードで支度して、どうにか
午後一の「LAMB OF GOD」には滑り込みセーフ。まだ前アクトの「Within Temptation」が終わって
いないにもかかわらず、既に隣のステージで「Lamb Of God!!」コールを絶叫しているマナー知らずの
先走り馬鹿どもの狂態を半ば呆れながら観察してたら、それからほどなくして主役達が登場。

昨日の「GIGANTOUR」ステージがあれだけ酷かったというにもかかわらず、ほとんど改善されて
いなかった音響の酷さ(ドラムが大きすぎて他パートの音を全部潰してる)にいきなり辟易させら
れたりしましたが、繊細なメロで聞かせる系と対極的にひたすらリフと轟音で押しまくるのが売り
の彼らにはそれほど大きな影響を与えなかったようで、終始、全盛期のパンテラを想起させるが
ごとき豪放磊落なサウンドと、アクティブ極まるステージアクションでもって、フロントエリア付近の
筋金入りモッシャーどもを盛り上げ続けてましたね。まあ、Voが客席ダイブした後に戻ろうとしたら
一般と間違えられてセキュリティに引きずり倒されてた一幕には、正直、苦笑しましたけど。

最後の曲"Black Label"の際、かの有名な「Wall Of Death」やってくれるかなーと思ったけど、
去年これによる死者が出て以来封印したとの噂はやはり本当だったようで、LOGの面々自らが煽動
してくれることはなかったです。その代わりといっちゃなんだけど観客自体が互いに協力しあって、
センター付近でプチWODを巻き起こしてくれてたんで、それに便乗させてもらってその比肩なき
アメフト地獄を存分に堪能してきました。

いやいや、暴れ系バンド多めな今日のラインナップ観戦の為の勢い付けとしちゃ最適のライブ内容
だったと思います。

 01:Ruin
 02:Laid To Rest
 03:Walk Whith Me In Hell
 04:Hourglass
 05:Now You've Got Something to Die For
 06:Blacken The Cursed Sun
 07:Redneck
 08:Black Label


アンアース



「LOG」最後のプチWODでバキバキになった全身を引きずりながら、左の「BIG ROCK」に移動して
「Shadows Fall」「KSE」に続くアメリカン・メタルコア勢の元気印、「UNEARTH」を見ることに。

事前の予習時間が足りなかったこともあってそれほど聞き込んでなかったバンドだったんですが、
一言で表すなら「いや、マジいい!」。基本ヘヴィネス路線なんだけどメロディックというメタルコア
の土台をきっちり抑えてる上に演奏力もかなりタイト。更には"Giles"に代表される、曲サビに割り
込んでくるメイデンめいたギターフレーズがとんでもなく極上ときたもんで、仮に僕がミスター味っ子
の登場キャラだとしたなら間違いなく眉をピンと跳ね上げて拍手を連打してるレベルの素晴らしさでした。

見終わった後、なるほどなあ〜って。今後のメタルシーンを引っ張っていくのはたぶんこういう奴等
なんだろうなあ〜って思わず優しい目になっちゃうくらい良かったので、これは単独来日あったら必ず
行くと思います。

 01:March of the Mules
 02:Giles
 03:Endless
 04:Sanctity of Brothers
 05:This Laying World
 06:Zombie Autopilot
 07:This Glorious Nightmare
 08:The Great Dividers
 09:Black Hearts Now Reign


ヘイトブリード



「UNEARTH」終了時点で早くも体力ゲージが尽きかけて、もはやこの時点で一杯一杯だったので
「MASTODON」をスルーして、「ULTIMATE」ステージ最後尾の通称「死体安置所」(疲れ果てたメタラー
どもが百人単位で仰向けに寝てることからそう命名されたらしい)にて、単なる屍の一つと化し、
体力・気力のリカバリーに務めることに。
で、十分に復活したところでメインステージに戻ってみたら、丁度「HATEBLEED」が始まったところ
だったのですかさず乱入することに。が、なんか後ろから見てたら最前辺りが妙にスカスカだったので
「?」と思ってたんですが、そこに辿り着いた途端、その理由を半強制的に体で理解させられる羽目に。

いや、まさか最前フロアほぼ一帯が超巨大なサークルモッシュと化して外周からの侵入者を阻む障壁と
なっているとは。しかもその環を構成する何百人単位のモッシャーどもの弾丸のごとき全力疾走がこれ
また本当に半端なく、普通に風圧をビュンビュン感じるレベル。中にゃ普通にジョギングを楽しんでる
外人とかもいたりして、僕は思わず葛西水族館で見たマグロの回遊を思いだしてしまいました。
更にはその関門を乗り越えたら超えたで次にその内周で待ち受けるは生粋のハードコア野郎達が繰り出す
ウインドミルにテコンドーキックの雨あられというね。誇張抜きで中はこんなんなってました。近くにいた
背のちっちゃい女の子なんてその環に絡めとられたかと思いきや、あっという間に半レイプされた後の
ような髪型になって、外へ弾き飛ばされてたし(そこまでされてなお環の中に戻ろうとする根性は凄い) 
いやいや、これを体感できただけでも今日きた価値は存分にあったかなと。(巻き込まれさえしなければ)

で、肝心の「HATEBLEED」自体のパフォーマンスですが、シャウト一辺倒の野太いヴォーカルに加え
客とのシングアロングを前提に作られたと思われるキャッチーなサビの数々、また鉈のごとき暗くて
重いリフを超速でブっ放すことにより生み出される極端な攻撃性という、これら3つの武器でもって、
「不満の種」その名醸し出す雰囲気通りの、これぞハードコア!という混沌極まる空気を会場中に伝播
させて、場を大いに盛り上げてくれてました。そのヒートっぷりは前述の通り。
まあ、どの曲もリズムパターンが似通っているのでCDだと飽き易いという欠点をも持ち合わせてる
バンドなんですが、ライブで頭空っぽにして暴れ狂うにはこれ以上のバンドもないんじゃないかなと。

 01:Defeatist
 02:Before Dishonor
 03:Tear It Down
 04:Mind Overall
 05:Smash Your Enemies
 06:Destroy Everything
 07:Under The Knife
 08;To The Threshold
 09:This Is Now
 10:Spitting Venom
 11:Last Breath
 12:Beholder of Justice
 13:Straight To Your Face
 14:Proven
 15:Perserverance
 16:Live For This
 17:I Will Be Heard


イン・フレイムス



アメリカン・ハードコアの代表格が巻き起こした暴虐的熱気冷めやらぬ中、休む間もなく右側の「UNHOLY」
ステージに移動して、昨日の「ARCH ENEMY」、この後の「COB」と並ぶ、北欧メロデス界隈を束ねる筆頭格、
「IN FLAMES」観戦。それにしても、これまでと比べてやけに人多かったです、「UNHOLY」に入りきれない
難民が隣の「BIGROCK」まで溢れるほどだったもの。彼らに対する期待の大きさを伺わせた一幕でしたね。

なーのに、演奏、駄目駄目でした。ドラムがデカすぎて他パートの音を潰しているというラウドパーク
おなじみの極悪PAに加えて(「UNHOLY」側が特に酷い)、"Jotun"や"Resin"における後期エモ路線が
賛否両論を呼んだドラマチック・フレーズや、アンダースのふり絞るようなウィスパーパートがまるで聞こえ
ないという、最悪事態。やっぱこの音圧重視環境だと、リフで押しまくるハードコア・メタルコア勢に比べて、
繊細な歌メロや叙情的ソロで勝負のメロスピ・メロデス勢はどうしても苦しくなっちゃうかなと。

その後、代表曲"Only For The Week"のサビ部分や"Take This Life"の怒涛リフで多少アガるも、
今夏の各メタル・フェスを圧倒的なステージングでもって席巻しまくったと言われる彼ら本来の力を見る
ことはほとんど適わず、非常に消化不良なステージとなってしまっていました。まあ、次来日に期待かな。
(音響の悪さばっかはバンドだけのせいでもないしね)

 01:Pinball Map
 02:Leeches
 03:Cloud Connected
 04:Trigger
 05:Behind Space
 06:Jotun
 07:Resin
 08:Only For The Week
 09:Come Clarity
 10:The Quiet Place
 11:Take This Life
 12:My Sweet Shadow


キルスイッチ・エンゲイジ



「Shadows Fall」と並ぶメタルコア勢の筆頭格にして、後に続く「UNEARTH」「AS I LAY DYING」の良き
牽引役。そしてこれらメタルコア四天王の中でも特にメロディックかつダイナミックと言われる音造りで、
ここ最近、その勢力を急速拡大させている「KSE」。当初はこの時間帯、休憩時間に当てるつもりだった
んですが、「IN FLAMES」であまり弾けられなかったせいもあってまだ余力があったんで、センターやや
後方辺りでまったりと観戦することに。

で、感想なんですが、まあ… なんですな。このバンド最大の魅力は、どこをどこからどう見ても単なる
モーフィアスであるスキンヘッド全開な黒んぼがVoな時点で「SO!ラップやっちゃうのかYO?」的な
ことを考えてしまうこちら側の意図をもろに裏切るその抜群の歌メロにありますなー、と妙に回りくどい
感心をすることに。バンドの個性抜きにした曲単体の良さとしてみるなら、本日出演バンドの中でも1、2
を争うんじゃないでしょうか実際。

また、その似非モーフィアスのツルピカ頭を曲調にあわせてペタペタ叩いたり、ステージ下に降りてきた
かと思いきやそこで延々とスーパマリオジャンプかましたりといった、ギター兼リーダーのアダムがブチ
かます遊び心満点のはっちゃけアクションも実にユニークで面白かったですね。
終盤辺り、他バンドのメンバー達が乱入してきて(「LOG」と「UNEARTH」だったらしい)アダムのズボン
をずり下ろしただけにとどまらず、ステージ下の階段みたいなところに陣どって普通に酒飲んでたシーン
にもバンド間のハートウォミングな交流といったものが感じられてグーでした。僕が腐女子ならほぼ確実
に801ツボ刺激されてたとこだったんじゃないでしょうか。

ここ日本での認知度がまだそれほど高くないせいもあってか、「HATEBLEED」級のホール全域にまで及ぶ
ような波及効果は見られませんでしたが、それでも今後のシーンにおける牽引役としての力量は十二分に
見せつけてくれた貫禄のステージ内容だったと思います。

 01:A Bid Farewell
 02:Fixation On The Darkness
 03:Daylight Dies
 04:Breathe Life
 05:Rose of Sharyn  
 06:This Fire Burns
 07:Take this Oath
 08:Life To Lifeless
 09:My Last Serenade
 10:The End of Heartache


チルドレン・オブ・ボドム



超絶的に楽しかったこのラウドパークもいよいよ終盤戦へ。
北欧はフィンランドが誇るメロディック・デス・バンド、「CHILDREN OF BODOM」が満を持して登場。

だけど音響が相変わらずクソなところへもってきて、バンド自体のコンディションもあまり良好じゃ
なかったようで(あからさまに酔っ払い)、演奏ズレるわ更にグダるわそのせいでほとんど元曲が判別
できないわと酷くズタボロな状況に。それでもスピード重視重視のメロデスをやらせたらほぼ右に出る
ものはないと言われるだけあり、Needled 24/7"、"Hate Me"辺りではリフ・スピードによる圧倒的
攻撃力で一気に畳み掛けて、しっかり場内を盛り上げるといった本来の力も見せつけてくれてました。
まあ判別出来ないメロ部分を脳内補完して自らを強引にアゲてった無理やり感は否めないので、決して
手放しでは褒められないけれども。

あと、やたら「ファッキン」を連呼したり、歌詞にひっかけて自分の頬をセルフビンタしたりと、
演奏パフォーマンスが悪いなりにそれをどうにかステージワークでフォローしようとしていたアレキシ
の孤軍奮闘っぷり、かつ、それの微妙な空回りっぷりが、メタル的おバカキャラ臭を醸し出していて
わりと面白かったですね。ギターサイドに「YOU TOCH KILL」と大きく書かれてる辺りのお茶目っぷり
もポイント高し。そのハチャメチャ路線自体は非常に良いと思うので、次回来日時ではもっと演奏面
でも魅せてくれることを切に願います。

 01:Silent Night, Bodom Night
 02:Needled 24/7
 03:Living Dead Beat
 04:Are You Dead Yet?
 05:Sixpounder
 06:Angels Don't Kill
 07:Hate Me!
 08:Chirdren Of Bodom
 09:Everytime I Die
 10:In Your Face
 11:Downfall


ディオ



さあ、いよいよメタル界の生ける伝説、界隈ほぼ最年長にして最高峰の声を持つ男、当年とって64歳
になるけど未だバリバリ現役な我等が御大、ロニー・ジェイムス・ディオ様の登場です、ウリィィィィィ
まあね。正直、いくら大好きとはいえ、昼からここまで高速チューン主体のハードリフ全開なこってり味
をひたすら聞きっぱなしですからね、そろそろ食傷気味にもなってくるってもんですよ。そんなところへ
正統派HRの代表格「ディオ」ですからね。ヘドバンしすぎて混濁しきった脳を再リフレッシュするにゃ
ぴったしのタイミングでした。

でもって、いきなりサバス時代の"Children Of The Sea"やられて、生「LOOK OUT!」を拝謁賜った
ことにいたく感激してたら、その上から"Stand Up And Shout"・"Holy Diver"という様式美ハードの
超名曲をたて続けに重ねられて、この極悪PA環境(Voは常に小さめ)をまるで意に介さぬ御大のその
声量の凄さを改めて再実感させられながら、メロイックサイン産みの親の眼前で何千人もの観客とともに
それを掲げられることへの喜びにカタルシスを感じすぎ、早くも昇天しかけるミー。

が、この幸せな時間がずっと続いたらいいのになと思ったその矢先、まったくと言い切っていいほど
必要性を感じさせないドラム・ソロが脈絡なく始まりだして、穴が開いた風船のごとくテンションを
急降下させながら、脳内をクエスチョンマークで埋め尽くすことに。単独公演ならともかく、フェスで
ステージ時間が限られてるって分かってる筈なのにドラムソロって、えー?

その後、80年代初頭の古典をこよなく愛する者にとってはたまらないであろうレインボー時代の神曲、
"Kill The King"のあの高速に弾けるイントロを聞いてフルチャージ状態復帰、しばしそのドライブ感に
身を委ね、更にはディオ時代の名曲"Rainbow In The Dark"にてそのドラマチック溢れる展開が与えて
くれる高揚感に酔いしれるも、至福の時はそこまで。直後、この世のありとあらゆるソロの中で最も凡庸
と称されるあのグレイグのギターソロをお馴染みのヒキガエル面で延々とつまびかれた挙句、先ほどの
ドラムソロ以上に無意味極まりないと思われるキーボード・ソロまでピロピロやられて、死ぬほど萎え
させられる始末。僅か一時間のセットでドラムとギターと、おまけにキーボードのソロまで入れるって…
ロニー爺さん、頼みますよ本当に。

おかげで"Long Live Rock'n'Roll"に"Heaven And Hell"という、本来ならベストだった筈のその後
の畳み掛けにもそれほど感じ入ることなく、かつ不朽のロック・アンセム"We Rock"が無意味ソロによる
時間押しのせいでつぶれてしまうという悲しすぎるアクシデントもあり(時間はまだあるか?とロニーが
スタッフに確認するもノーの返事だったらしい)、結果として最高・時々・最低、みたいな。例えるなら
あたかもお天気雨に降られた直後のような微妙な気分で、御大のステージを見終えることになりました。

 01:Children Of The Sea
 02:Stand Up And Shout
 03:Holy Diver
 04:Gypsy
 05:〜Ds Solo〜
 06:Sunset Superman
 07:Temple Of The King 〜 Kill The King
 08:Rainbow In The Dark
 09:〜Guitar & Key Solo〜
 10:Man On The Silver Mountain
 11:Long Live Rock'n'Roll
 12:Heaven And Hell


スレイヤー



さあ、いよいよラウドパーク二日目のメイン、帝王「スレイヤー」登場…!
の筈だったんだけど、いよいよここにきて完璧にガス欠。
まあ次の日の単独も決まってるし無理してまで見なくてもいいか的ノリもあって、反対ステージ側の
最後方に出来ていた空きスペースに寝転んで、思いっきり遠くからモニター眺めつつ、フロント付近
に発生していた怒涛の狂乱モッシュによる阿鼻叫喚地獄の様を優雅にお楽しんでました。
(突っ込んでったら、たぶんこんな目にあったと思います)

 01:South Of Heaven
 02:Silent Scream
 03:War Ensemble
 04:Blood Red
 05:Die By The Sword
 06:Hallowed Point
 07:Cult
 08:Disciple
 09:Mandatory Suicide
 10:Chemical Warfare
 11:Dead Skin Mask
 12:Raining Blood

 13:Postmortem
 14:Angel Of Death


<総括>
・今まで行ったことのあるライブの中で、最も音量のドデカいスピーカーだったと思います。 
・帰宅後、3日間、耳鳴りが残りました。
・なるほど。確かに「ラウド」パークだわ。
・と同時に、今まで行ったことのあるライブの中で、最も音が悪いPAでした。
・更に、今まで行ったことのあるフェスの中で、最もハードな時間構成。
・右ステージで猛烈にモッシュした後、即左ステージに移動して今度はヘドバン、みたいな。
・休む暇まるでなし。
・楽しすぎて死ぬ上に、嬉しすぎて死んだ後、疲れすぎて死ぬ、というね。
・ウルティメイトの後方、単なる死体安置所と化してました。
・どんな大音量の中でも人間は寝れる、ということを知った一幕。
・二つのメインステージ間に設置された大モニターのレイアウトはどの位置からでも見やすくて実にグー
・ポカリ販売所のコンパニオンさんの可愛さになごまされたり。
・何故か女子トイレのみならず、男子トイレにびっしりと長い列が。
・いかに男子率が高かったかということをうかがわせるエピソード。
・トイレで見かけた後姿を見て「あ、ディオ!」と思ったら、ただの林屋ぺーもどきだったのでがっかり。
・切羽詰まりすぎたあまり、洗面台にそのままウンコやらかした漢を目撃。
・素で口から小さく「うわー」ってもれました。
・どんな人ごみの中でも、人は脱糞できる、ということを知った瞬間。
・不満は色々あれど、でもそれ以上に、そして確実に楽しかったです。
・あまりに楽しすぎると人はこういう顔します。
  →(左端を拡大) 

・世の流れに逆行するかのごとき「メタル」という題材をあえて取り上げてくれたクリマンさんに超絶感謝。
・来年も絶対開催希望。


<今日の駄目T>



#あえてレアもの狙いでカテドラルのTシャツをゲット。
 フロントに「アズリエルズ ウイングス」、バックに「影の空間、人類の巨大な幕、消え行く灰」
 と入っている文字があまりに謎すぎて笑えます。着れる着れない以前の問題だわ、こりゃ。


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