NUNO BETTENCOURT.


<2003年3月2日: 川崎クラブチッタ>

ヌーノ・ベッテンコート様のライヴに行ってきたよ。

エッジなサウンドにのせて弾け飛ぶギターの旋律。もう音が躍る躍る。
ギターが暴れギターがうなりギターが切り裂く中、跳ねまくる観客達。もうみんな飛ぶ飛ぶ。
てか前の小僧のあんまりな飛びっぷりに邪魔されてヌーノ様の神業があまり鑑賞できず。
途中でホント撲殺しようかと思ったけど、確かに飛んでこそのスタンディングでもあるので、
自分も負けじと飛びまくったら今度は意識がトビそうになりました。
で3曲で酸欠になった、もう歳だ。小さいハコでのスタンディング・ライヴはそろそろ無理かも。

ヌーノ様自身は絶好調。
あれだけ歌ってこれだけ弾けるアーティストって他にはジョン・サイクスくらいしか思いつかない。
歌いまくりの弾きまくり。他メンバーとのバトル風コラボレーションやりまくりーのMCも入れまくり。
観客の「一気」コールの中、ジャックダニエルを一気飲みしてステージ上でヨロヨロしたあげく、
水入りペットボトルやそのフタを投げまくり、鼻汁のついたタオルも投げまくり。
さらにはアイーンや三平風「ヌゥーノです」も飛び出して観客達はもう大喜び。
真行寺恵理とかいうわけの分からない子娘が登場したことだけがマイナス・ポイントでした。


そんなわけで今日の一枚。

 「
Population 1」 / NUNO BETTENCOURT

モーニングウィンドウズ時代のリズム主体サウンドから、エクストリーム時代のメロディ重視路線に回帰した作品。
でもエクストリーム時代ほどはっちゃけてなくて、その分ガキっぽさがないので、安心して聴けました。
ちょっと落ち着いたムードが漂う作品だけど、ギターソロは相変わらず弾け飛んでます。
インギ様系ベタ風ネオクラ路線とは対極の位置にあるドライ系ファンク路線の楽曲の出来がとにもかくにも
素晴らしいので興味のある方は是非とも、とかそんな感じで。



<セット・リスト>

01:Gravity
02:Space Man
03:High
04:QPD
05:Karmalaa
06:Flow
07:Rescue
08:The Temp
09:Sick Punk
10:Swollen Princess
11:Dedication Breakup
12:Unhappy Birthday
13:Upside Downside
14:Ordinary Days
15:2 Weeks In Dizkneelande

16:Play With Me
17:More Than Words
18:Get The Funk Out
19:All Automatic


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