YNGWIE MALMSTEEN.
<2002年12月7日: 渋谷AX>
そンなわけで行ってきました、ミスター・イングヴェイ・マルムスティーン。
いやあ、まるで巨大な山脈のようでしたねインギ様は。マジでデカい、巨大すぎ。
ただでさえヴィジュアルが迫力満点なところへもってきて、その巨躯から繰り出すギターの音質が
これまた尋常じゃなかった。
その大音量は我々の横隔膜を容赦なく痙攣させるばかりか、そのチューニング明らかに狂ってるだろ
と言わんばかりの超音波に姿を変えて、これでもかこれでもかと脳みそをブルンブルンにシェイク!
久々に死にかけました。
ゆえに自らの命を守るため、エンドルフィンを脳みそ中枢から分泌させて おのずとトランスモードに入り、
凄まじくヘッドバンギング&フィストハングを繰り返して対抗しようとしたものの、周囲の反応がバカみてえに
醒めてやがったので非常にアレでしたというお話。ホント拍手一つしやがらない。
特に前のバカップル。お前等なに食ったらそんなに身長高くなるンだ間引くぞ!っつう風貌で、只でさえ
視覚障害物以外のなにものでもなかったところへもってきて、反応も白亜紀のステゴザウルス並ときたもんで。
アンコールでさえ手拍子しないってどういうことだよ、アーティストへの最低銀のリスペクトがないなら
ライヴなんて来るなクソが!マジおまえら死ね!しねしねしねしねしねしねしね!といった具合にインギ様の
ライヴ・パフォーマンス自体はなかなかだったものの、それに対する周囲のレスポンスが余りにもクソで、
非常に中途半端な状態のまま会場を後にせざるをえなかったというのが実情でした犬畜生めらが。
その後の飲み会では、プログレがどーたらこーたら抜かすこれまた犬畜生並みのボケと凄まじい議論を
繰りひろげ、いかにそのカテゴライズが意味をなさないものであるかを体へ徹底的に刻みこんでやろうと
しましたが、どうも弁はソイツの方がたつようでして、結果的にボクは暴力に頼らざるを得なくなって
しまいました嗚呼悲しいナア 人は分かりあえるはずなのに…というかプログレ好きなヤツらの定義が段々
分かってきたぞ、アレだ、理屈っぽいンだ、しかも冠に「小」がつくっぽいンだ、シンプルじゃないんだ、
オーガニックに満ちてないンだ!ゆえにミーの前でその「小」論理を展開しはじめようもんなら三秒で
ひっぱたくの答え。ちなみにもう1人の連れはその様子を面白そうに眺めながら海草みたいに揺れてる
だけでした。光合成すっか?ん?
しっかしアレだよね、こういう議論にならない議論ってヤツはいつやっても面白いやね。
ちょっとそっち系の方向(プログレとかいう小理屈ワールド)にも興味を持ちはじめたりしたり、しなかったり。
でもなあ、ああいう方面のアーティスト情報って、いわゆる何かが(主に毒)足り無さそうにみえるンですよね。
よく言えば高尚的というか?それは日本のポップス界にもいえることかもね。だからあんま興味が湧かないのかも。
例えばさ、モー娘を脱退したあの、ゴマキとかいうの?あいつが椅子にふんぞりかえって答えるインタビューの
内容がこんなんだったらもの凄い勢いで興味がわきますね、間違いない。
「ああ、モーニング? 非常に残念ながら彼女らの音楽はインプロヴァイズされてなかった。
そこにはエモーショナルな何かの欠片も感じとることができなかったね。まあクソってやつだ、クソだったよ」
「つんく?あのペド野郎のことか! 本当に救いようがないとはあいつのためにある言葉さ!
もうやめようこんな話!どうして俺があいつの話しの為に貴重な時間をさかなければいけないんだ!
加えて言うならこの世の誰があんなペド野郎の話を聞きたがってるって言うんだ畜生!もうやめだウアー!」
(と言いつつインタビュアーに殴りかかる)」
#三秒でファン。一生ついてくって感じ?