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#3:神の手




込みあう電車、蒸し暑い車内、不愉快な振動。
どことなく落ち着かない気分。

そんななか、何処かしらから清涼剤のような香水の匂いが…
例えるならば荒野に咲いた一輪の花。

ふと前を見れば、そこには…!

あっ女の人だ、綺麗そうな女の人だ…うわ乳でけー! とここまではよくある風景。

あれ? だけど黒沢君的には少し状況が違うみたいです。
黒沢君、その風景を知覚するやいなや…

 

3秒フラットで発狂

それだけならまだしも…




比類なき破壊力を秘めたデンジャラスハンドが、こともあろうにダブルで彼女に迫る!
エマージェンシー!エマージェンシー!総員退避せよ! 繰り返す!総員退避せよ!




刹那! 黒沢の脳裏に電流が疾る!
どうしたんだ黒沢? 自らの危険すぎる行動に気づいたのか黒沢!

なんだ?どうした? 何を!? 何を言うんだ黒沢?




電車は危ないっ!

すごいフレーズです。皆も言ってみよう、電車は危ない!
ついでに言うなら電車が危ないうんぬんの前にコイツの頭が一番危ねー


 

続けてこれまたスゲー造語。 エロハンド
こんな素敵な言葉、生まれてこのかた初めて聞きました、エロハンドって。
皆も言ってみよう、エロハンド!

#今週のキーワード:「電車は危ない!」「エロハンド!

ってかここまでスケールが顕微鏡レベルな漫画も珍しいと思います、もはやDNAレベルの小ささ。
こんなの常人には絶対書けない。やっぱ福本先生は天才すぎますね。




ちなみに正体はコレ↑

福本先生の描く女の子キャラのアバンギャルド力たるや、ますます天才すぐると思いました。


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