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HEAT−6

ラップ



高級ホテルの中の一室、落ち着いた雰囲気のバー。
その中で佇む絶世の美女。

うーん、実に絵になるワンシーンですねえ…



おや? 
そんな麗しき場面にひょっこりと、見た目には小太り種あからさまにブサイク目のホモサピエンス(♂)が現れたよ?
な、なんだ? 一体何をするつもりなんだ? そんなオモシロ面ひっさげてお前は一体何をするつもりなんだ?



ええー!
逆ナン…!?(これが、あの噂の…! や、これは普通のナンパか)
「あ、ありえないぐらい美人スね…」 むしろお前のセリフがあり得んね。
ってな感じの黒沢的シチュエーションが展開されたところで、彼女はそのブサイクを一瞥。

次の瞬間…!



YO!BROTHER! 流れるようなバックブローがブサイクフェイスにエクスプロージット!
ナイスなビートが刻まれちまったZE!パン!ごッ!パン!ごッ!パン!パン!パン!ごッ!
パン!パン!ごッ!ごッ!パン!パン!パン!ごッ! パン!ごッ!パン!ごッ!パン!パン!パン!ごッ!
ラップなノリで♪ラップなノリで♪ラップなノリで♪ GO−!

















YEAR!カモン・チェキラYO!YO!YO!YO! ごッ!ごッ!ごッ!ごッ!
な、なんかこの人の、尋常なきこと極まりない、この比類なきやられっぷりは少しカッコいい、かも…(ぽっ)



てなわけないね。
思わず目を覆いたくなるほどの救いの欠片もない地獄フェードアウトでバイバイきーん。
ついでに言うならそのセリフもありえなさすぎるね。一体どこまでやる気なンだ池上リョーイチ!


<今週の”池上リョーイチ先生のここが凄い!”>
す、すいません すいません… こんなにベタな負け犬的ネームを、今更堂々と使えちゃうところが凄い!
ストーリーと全然関係のないこんな無駄シーンに見開きで2ページも使えちゃうところが凄い!


#もはやジョージ秋山も適わない。
 (スペリオール編集部さんへ: そろそろ殴ってもいい頃ですよー)


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