第11話:大気圏突入

#地球シリーズ突入前の、軌道圏上での主導権争奪戦。
 ファーストの第5話「大気圏突入」を思いおこさせるかのような大気圏上での乱戦に注目。

「こんなに早く地球に帰れるとはな、バリュートの調整を手伝うか」(カクリコン)
「女でも待ってんのか?」(ジェリド)
「いけないかよ」.
  大気圏降下による作戦内容を聞いて喜ぶカクリ、もうすぐ無惨におっ死ぬとも知らずに。
  権力依存主義の嫌な奴ではあったが、そのオッサン面もこれで見納めかと思うとなァ…

  


「ご両親が死んだんですって…?」(ファ)
「今さら驚いてみせなくったっていいんだよ」(カミーユ)
「カミーユ、私、なにも知らなかったから…」.
「そりゃ悪いと思ってるよ。.
 僕のことで、君のご両親まで疑われて、それで君が逃げ出さなくちゃならなくなったってのはね」
「でもね、仕方がないだろ、しょうがないだろ!俺だって好きでこんなことをやってるんじゃないんだよ!」
.
「でも…でも、私だってどうしたらいいか分かんないのよ!そりゃ私だって貴男を慰めてあげたいわ….
 でもね…私だって子供なのよ!勘弁してよ!」.
「俺だってそうだ!だから一人にしておいてくれ!」.
「バカー!(号泣しながら駆け去る).
  かつてのアムロとフラウを思いおこさせるような、すれ違いシーン。
  その溝を埋めようとすればするほど、互いにカラカラ空回り。
  素直になれないというのは若さ故の特権でもあるが… 認めたくないものだな、若さ(以下略)

  


「落ちろ、蚊トンボ…」(シロッコ)
  木星帰りの男、メッサーラを駆って再び襲来。
  不適極まるセリフを吐きつつ、ジムをあっさり一蹴する。
  
「頭をアポリーとロベルトのリックディアス隊にとらせた。エマ機支援に行く」(クワトロ)
「了解。正体不明のモビルアーマを叩き落とせ」(ブライト)
「了解… とおっしゃるが、ただの敵とは思えん!」.
  歴戦の戦士シャア程の男を心胆寒からしめるシロッコのプレッシャー。
  当然搭乗している機体も並ではないと思っていたら、ものの見事に変型し、エマを死ぬ程仰天させる。
  そいやガンダム史における変型ブームの走りって、このメッサーラとギャプランが最初だったような…

  


「明らかに違う…あれはアムロでもない、違うタイプだ!」(クワトロ)
「あのプレッシャー…なんだ?」(シロッコ)
  互いに持てる重圧を感知し相手の技量を推し量ろうとする両者。
  英雄は英雄を知る、というヤツか。

「地球の引力の井戸に引き込まれるのは御免だ。後は後続に任せる」(シロッコ)
  MS搭乗時のノーマルスーツ着用ナシという、かつてのシャアのような矜持と大胆さを持ちつつ、
  状況が不利になったと見るやすかさず退却もできる、憎々しいまでの判断力と冷静さを合わせ持つ
  このシロッコという男を、ガンダム史はもっと評価すべき。
  「百貫デブなMSに搭乗した挙句、コクピットごと体をブチ抜かれちゃった人」という世間一般の
  評価はあまりにも可哀想。

「今度こそ!今度こそ!」(ジェリド)
  そのシロッコと比べると、こっちは相変わらずどうしようもない。
  
「大気圏突入の際の危険な状態は同時にチャンスでもある」と言い切れる勇猛果敢な根性は買うけど、
  それ一年戦争の時にシャアが試して、もろにやらかしちゃってますから。残念!

「ありがとうございます…地球に降りられましたのに…」(エマ)
「なんだと…!あとでブリッジに上がってこい、修正してやる!」(ブライト)
  地球引力圏ギリギリまで高度を下げるという危険を侵してまでエマを回収したのに、
  不遜な口を叩かれて憤怒するブライト。
  前話までショボーンってしょげてたのに、アーガマ艦長になった途端に元気を取り戻して
  修正の素振りをブンブン反復するその立ち直りの早さが大好き。

  


「バリュートなしで、そんなに持つのか?」(カミーユ)
「ウェーブライダーにバリュートじゃ、こっちの方が不利だからな!」(カクリコン)
「無茶な!」.
「カクリコン、これ以上は無理だ!」(ジェリド)
「バリュートを展開したら、こちらがやられる!」.
「ええい…これまでか!(あっさりバリュートを展開).
「ジェリドめ、弱気な。そんなことじゃ撃てん!!」.
「もう持たないぞ!灼け死ぬぞ!!」.
(バリュートが自動的に展開)ぬう…オートマチックか!? こ、これではやられる!」.
「もっと離れていれば、討たれなかったのに!」.
  カクリコン、頑張り過ぎのツケをくらってコクピットごと蒸し焼きの刑と化すの巻。
  断末魔は「うわあああああああああああああああ!…おおっう…ア…メリア…!
  地球の恋人を思い浮かべつつさよーならー
  最後のフラッシュバックがアメリア下半身すっぽんぽんでセミヌードな辺り、
  男としての悲しいまでの性を感じずにはいられない。

 


<次回予告>
  
ジャブローに侵攻をしたカミーユとシャアは、カイとレコアを救出することが出来た。
  が、そこにはティターンズの陰謀があった。時を刻む巨大な核爆弾に、カミーユは怯えた。
  エゥーゴは、ジャブローを脱出できるのか。
  次回、機動戦士Zガンダム「ジャブローの風」。君は、刻の涙を見る…!




第12話:ジャブローの風

#あの哀戦士の名場面を彷佛とさせるかのような、敵味方いり乱れてのジャブロー戦はみもの。

「こ‥こんな一方的な戦闘は卑怯だ」(カミーユ)
  バリュートを撃たれて燃え尽きるザク。
  あんた自分であんだけ好き放題に撃っておいてなに言うだ。
  
「出てこなければ、やられなかったのに!」(カミーユ)
「抵抗すると無駄死にをするだけだって、なんで分からないんだ!」.
  もうやりたい放題のカミーユ。
  いやだーいやだー言いつつ、目の前に現れる敵をブチ殺しまくり。

「ここであったが百年目ってね!」(ジェリド)
  再びカミーユを襲撃するジェリド。が、またもや返り討ちにあい、負け犬らしく遠吠える。
  「どうした!ここは地球だぞ、エウーゴよりも俺達の方が有利な筈だ!」
  うん、そらお前の腕がヘボだからだな。

「すまない、このことは連邦政府に報告して君たちの好意を…」(連邦士官)
「私は! 貴官等の命を考えて助けるのではない。.
 人質は使い様がある、だから助ける。それだけだ!」(クワトロ)
  ジャブローを無人にしてエウーゴの強襲隊もろとも爆破しようという戦略を捕虜から聞き、
  怒り心頭に達するクワトロ。命乞いする連邦士官に八つ当たる。

「定員の3倍は乗れる!」(ジェリド)
  ジャブロー脱出用のガルダに群がる連邦兵士を見て一言。乗れるわきゃねーだろ。
  赤ザクじゃあるまいし、何でも3倍ってつければいいってもんじゃない。

「これからは自分の力で生き延びろ!運がよければ死ぬことはない!」(ジェリド)
  そう言って面倒みてきた負傷兵達をあっさり打ち捨てるジェリド。
  「力のないものは、死あるのみ!力のないものは…!」とブツブツ呟きながら
  ガルダに乗ろうと周囲の兵を押し退けるも横からいきなりガツンとくらう、どこまでもツイてないやつだ。
  そこへ運良くマウアーさんが。くそ、女運だけはいい奴だ。

  


「ハヤト・コバヤシ… カイ・シデンと… ほう」(クワトロ)
  カラバの案内人からハヤトとカイの名前を聞き、感慨深げに頷くクワトロ。
  前作の主要キャラが登場しはじめたこの辺りから物語はグッと面白くなる。

<次回予告>
  
旧式のシャトルであっても、パイロットだけは宇宙に帰さなければならない。
  しかし謎のモビルアーマーの攻撃を阻止するために、ロベルトは死んだ。
  アムロの元に逃れたフラウ・ボウ親子の行く末もまた…
  次回、機動戦士Zガンダム「シャトル発進」。君は、刻の涙を見る…!




第13話:シャトル発進

#アムロとフラウの再会、シャア殴られて泣く、ロベルト散る、
 など、見どころを挙げれば枚挙に暇がないほど名場面満載の回。

  

「六か月って、まだ大事にしなくちゃいけないんだろ?」(アムロ)
「もう安定期よ、なんにも知らないんだから…」(フラウ)
「結婚しなさい、そうすれば」.
「軍がさせてくれると思うかい?」.
「まだセイラさんのこと、好きなんでしょう、ウジウジしてんだから」.
  ズバズバ突っ込むフラウ。主婦になって多少強くなったのか。
  もはや笑ってごまかすしかないアムロの情けなっぷりが虫っぽくて実にグー

「貴男は、ここの生活がなくなるのが怖くって、軍のいいなりになってるんでしょ?」(カツ)
「ここの生活は地獄だよ…」(アムロ)
  生ける屍と化したアムロに向かって、リストラ直前にもかかわらず必死に会社にしがみついてる
  ダニ親父に言うような物言いをブチかますカツ。ひどい、ひどすぎる。

「僕は一年戦争で充分に戦ったよ、カツ君」(アムロ)
「でも、貴男はまだ若いんですよ?」(カツ)
「ニュータイプは危険分子として、僕はここに閉じ込められているんだ」.
「分かってます」.
「なら、こういう生活を強制されたら、少しは骨抜きの人間になったって仕方ないだろ」.
「僕らにとって… いえ、母にとっては、アムロさんはヒーローだったんです」.
「そんなことを言わずに、地下にMSが隠してあるとぐらい、言ってください!」.
  言い訳しまくるアムロを容赦なく詰めるカツ。
  ここは一発言ったれアムロ、「子供は嫌いだ、図々しいから!」って。

「(クワトロ大尉はシャア・アズナブルだと思える。そのシャアが偽名を使って.
 地球連邦政府と戦うというのは卑怯だから) 一緒には行動できないと言うのか」(ハヤト)
  おっとこちらも久々登場、ハヤト・コバヤシ。顔も合わせず去ってしまったカイからの手紙を受け取って。
  かつてアムロの後塵を拝しヘタれて泣いた末フラウに慰められて更に泣くという、
  究極のキング・オブ・ザ・ヘタレっぷりをあますことなく見せつけたホワイトベースのゴミも
  随分と男らしくなっちゃってまあ。やっぱ女(フラウ)は男を変えるものなのかね。

  


「39分後にシャトル発射だ、できるな?」(カラバ兵士)
「打ち上げシャトルは博物館ものなんだ、無理だ!」(管制官通信兵)
「MS用のシャトルも同時に出す。できるな?」(クワトロ)
「どこのバカだ、2台同時発射は無理だ!」.
「新型のMSをティターンズに渡したくない」.
「ぶつかっても知らないぜ」.
「コントロールする」.
「なら、やって見せろ!」.
「了解…!」.
  それぞれの持ち場が持つ諸事情のエゴをぶつけあってのやり取り。
  いつもクールなシャアですら、その現場の熱気に引っ張られて思わずハイテンションに。 

「こいつかよ…」「知らねえぞ」(アポリー)
(叩かないと付かない計器ランプを見て)えっ?飛ぶのかね、これ?」.
  で、結局のところ虎の子シャトル操縦は、昔取った杵柄でアポリーがやることに。
  電源入れても付かない計器をドンって叩いてあきれたように一言。
  緊迫した状況の中でのひょうきんな物言いがいいッス。

  

「私には関係のない手紙だな」(クワトロ)
「カイは貴男のことをシャア・アズナブルだと言っています。本当のことでしょうか?」(ハヤト)
「買いかぶってもらっては困ります。ジオンのシャアがなんでエウーゴに手を貸すのです」.
「ザビ家は7年前に滅びました。となれば、シャアという人は地球再建を志に抱いてもおかしくない人です。.
 その人が地球圏に戻りエウーゴに手を貸す… 分かる話です」
「…仮に私がシャアだとしたら、君は何を言いたいんだ?」.
「カイの手紙にこう書いてありましたね。.
 リーダーの度量があるのにリーダーになろうとしないシャアは卑怯だと。.
 MSのパイロットに甘んじているシャアは、自分を貶めているのです」.
「シャアという人がそういう人ならばそうでしょう」.
「10年20年かかっても、地球連邦政府の首相になるべきです」.
「しかし私は、クワトロ・バジーナ大尉です」.
「もし、そうなら、それは卑怯ですよ。シャア・アズナブル、名乗った方がすっきりします!」(カミーユ)
「ガンダムをシャトルへ移動させろ」.
「しますよ…どっちなんです?教えてください!」.
「お認めになっても、いいのではありませんか?」.
…今の私は、クワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でも、それ以下でもない.
  ハヤトとカミーユの両者から徹底的に詰められるクワトロことシャア。
  追い詰められるに従って、だんだんと冷静さを失っていくその様が面白い。

「歯ァくいしばれ!そんな大人、修正してやる!」(カミーユ)
「これが若さか…」(クワトロ)
  あまつさえ殴られて、しかも泣く。なんだこの惰弱ッぷり。
  これがシャアだ、諸君等が愛したシャアの正体なのだ。

  


「MSに変形をするのか…(蹴りをくらって)ウォ!」(クワトロ)
「フッ醜いな」(ブラン)
「舐めるなッ!」.
  至近距離でのアッシマーの変型攻撃に動揺を隠せないクワトロ。
  そのギョッとした感じのビビりツラはかなりみもの。

  


「デカいだけで勝てると思うな!」(ロベルト)
「伊達じゃないんだよ!」(ブラン)
  アポリーとともにZの裏方を支えてきた名脇役ロベルト、
  アッシマーに背後から回り込まれての一撃をくらい、ここに散る。「うっ…なんだァ!」が断末魔。
  その散り様を横目に見つめつつ、歯をくいしばってシャトルを発射させるアポリーの姿が印象的。

  


「地上で文明を築くことは、また地球を汚染することだと、何故気がつかない人々がいるんだろうか?」.
「そんなことで人を傷つけあうのは、つまらないことなのに…」(カミーユ)
  全ガンダムシリーズを通しての不変のテーマがここに。
  逆襲のシャアにて一応の完結を見たこのテーマは、後のターンAでもう一度掘り下げられることになる。

<次回予告>
  
長い間眠っていたアムロの心に火が点き、アムロはカツと共にアウドムラに向かった。
  変形するモビルスーツ、アッシマーに苦戦するガンダムMK2。
  そのアッシマーの前に現れたアムロ。かつての敵が今、地球上に再会をする。
  次回、機動戦士Zガンダム「アムロ再び」。君は、刻の涙を見る…!




第14話:アムロ再び

#この回より、VSブラン隊編、開始。
 アムロとシャア、7年ぶりの再会シーンにも注目。

「戦闘隊長は誰だ」(ブラン)
「ロザミア…バダム少尉とか」(士官)
「ああ、オーガスタ研のロザミアか。いいのかな?まァ確実は確実だ。.
 あまり確実すぎてゲームとしての面白みには欠けるがな」.
  
オーガスタ研所属パイロット:ブラン・ブルダーク少尉。
  ヤザンを少しソフトにしたような無骨キャラのわりには、あんまし人気ないなあ。
  ロザミアと組んで。アウドムラを執拗に追い詰める。
  
  


「これ以上、僕に何をしろって言うんだ、日本行きの切符を取るのだって…」(アムロ)
「今だって監視されている筈だ。何かする前に捕らえられるのがオチだ」.
「アムロ…大尉! 子供に戻ったって、何も手に入れられないということだけは、思い出して」(フラウ)
「フラウ!」.
  言い訳するだけにとどまらず、爪まで噛みはじめるアムロ。未だにその癖は治っていないのか。
  フラウが「その癖やめなさい、みっともない」と言わないのはせめてもの優しさか、それとも諦めているだけなのか。

  


「下駄履きのMSとギャプランとでは違うンだよ!」(ロザミア)
「子供のようなこと、言うんじゃない!」
  おっとギャプラン初登場。
  その機動力でもって「MSが単独で飛ぶのか!」とシャアをして心胆寒からしめ、
  カミーユを軽々と子供扱いする。

  


「宇宙人は空にいればよかったんだよ!」(ブラン)
  シャアが意地を見せようやくロザミアのギャプランを追い払ったかと思ったら、
  今度はブランのアッシマーによる第2波が。

「なにをする気だ、アムロ! …アムロだと!?」(クワトロ)
「下がっていろシャア!」(アムロ)
  奪った輸送機でアッシーマに特攻をかけるアムロと、それを感知するシャア。
  まだ互いが互いを視認していないにもかかわらず。
  これがニュータイプなのか、「言葉を交わさずとも分かりあえる人々」なのか。

「ガンダム…MK2…」(アムロ)
  パラシュートで降下するアムロと、それを確保するカミーユのMK2。
  アムロ、かつて自分が操縦していたガンダムのフォルムを見て感慨深げに呟く。

  


「アムロ…」「アムロ・レイか?」(クワトロ)
「確か…シャアって言ったな、俺は…」(アムロ)
「シャアだ…しかし…」.
「…間違いない、アムロ・レイだ…」.
「シャア…!」.
  
遂に互いを認知しあうアムロとシャア、Z屈指の名場面。
  7年ぶりの再会は二人の関係に何をもたらすのだろうか。

  


<次回予告>
  
アウドムラがヒッコリーにたどり着く直前に、ロザミアのギャプランが接触をした。
  それに対してカツが先走ったのも、アムロの優柔不断さに原因があった。
  カミーユとシャアは、カツが操縦するガンダムMK2を救助するため、発進する。
  次回、機動戦士Zガンダム「カツの出撃」。君は、刻の涙を見る…!




第15話:カツの出撃

#ブラン率いる精鋭部隊との小競りあい続く。
 チェキ・ポイントは、アムロとクワトロの舌戦。後、この回よりベルトーチカ初登場。

「来るかな…」(クワトロ)
「来ますね、あの新型のMSは、性能的な優劣をつけたがっていると見ました」(ハヤト)
「シャア… なぜ地球に戻ってきたのだ…」(アムロ)
  ギャプランについて論じあってるクワトロとハヤトの話し合いにまぜてもらえず、
  1人すねてブツブツ呟くアムロ。アムロのこういう部分の人間の小ささが心の底から大好き

「カイ君からの情報はヒッコリーで手に入るのか?」(クワトロ)
「どうですか、ティターンズの拠点を突き止めることは、優しいことではない」(ハヤト)
「肉親は、身内の能力を過小評価する癖があるというが、本当だな」.
「え?」.
「カイ君はいやしくも、かつてのホワイトベースにいたクルーだ。.
 私は信じるな、彼はきっと我々の期待に応えてくれる」.
  (アムロに)聞こえよがしにこう言いつつ、彼のもとへ近付くシャア。
  カイは使えるけどお前はホントにクソだね、とでも言わんばかりの物言い。
  シャアのこういう部分の器の小っちゃさも本当に大好き
  そもそもガンダムってな、矮小極まりないゴミどもが自らの器に溢れんばかりの悩みとか苦悩を
  入れすぎちゃって互いにオタオタしまくるのを楽しむ、真の意味でのヒューマンドラマなわけで。

「なぜ地球圏へ戻ってきたのです」(アムロ)
君を笑いにきた。 …そう言えば、君の気が済むのだろう?」(クワトロ)
「好きでこうなったのではない、それは貴男にだって分かる筈だ」.
「しかし、同情が欲しいわけでもないのだろう?.
 ならばカツ君の期待にも応えるアムロレイであってほしい。それが私に言える最大の言葉だ」.
(完全シカトで)なぜ地球圏へ戻ってきたのだ!」.
「ララアの魂は地球圏に漂っている。火星の向こうにはいないと見た」.
「ララア…」.
「自分の殻の中に閉じこもっているのは、地球連邦政府に、いやティターンズに手を貸すことになる」.
「空に行けなければ出来ない相談だ!」.
「篭の中の鳥は、鑑賞される道具でしかないと覚えておいてくれ」.
  相変わらず性格の悪い男だ、シャア・アズナブルという人は。
  加えて粘着ときているから更に救いようがない。ララァに何年固執し続ける気だお前は(死ぬ間際までです)

  


「俺は…いったい何をやってるんだ…」(アムロ)
  周囲の期待に応える方法を教えてくれとアドバイスを乞うカミーユに対して
  見当違いの答えを返して、逆に怒らせてしまうアムロ。
  アムロの行き場のないじりじりした焦燥っぷりが見てとれる。

「よろしく、ナイスキッド」(ベルトーチカ)
  ガンダム史における登場女史の中でも屈指の生意気さを誇るトラブルメーカー、ベルちゃん初登場。
  登場直後の挨拶からして既に生意気だ。
  まずは五飛君辺りに「女!聞こえているか女!」呼ばわりされてとことん凹んでほしい。

  


「俺に対しての当てつけなんだ。,
 シャアもハヤトも、ガンダムを若い奴に使わせて、俺を無視して」(アムロ)
  出た、アムロお得意のすねすね攻撃。これがなくちゃアムロじゃない。
  相変わらずのひねくれよう、お変わりないようで安心した。

「なんだか怖い人ね、ギラっとして。戦争以外の世界では生きていけない人じゃない?」(ベルトーチカ)
「貴女だってカラバの一員なんだ、戦いをまったく否定するわけじゃないんでしょう?」(カミーユ)
でもね、あの人には平和なインテリジェンスを感じないわ.
「クワトロ大尉はそんな人じゃない。本質的には優しい人だ」(アムロ)
  「平和なインテリジェンスを感じない」ってな、要は粗野で暴力的であるということ。
  よくよく考えると随分な言われようだ。が、あながちはずれでもない。
  平和的な性格してる奴が隕石まるごと地球にブツけて人類みな殺そうなんざ考えるわけがない。

「なぜ?今口では戦うと言っていた人が怖がっているなんて…」(ベルトーチカ)
「あれがニュータイプと言われた人なの?」.
「(ああ‥私が空が落ちてくるのが怖いように、この人も戦うのが怖いんだわ)」.
「でも、私は死にたくない!」.
  戦闘を恐がって壁にぺっとし貼りつくアムロ。「あれがニュータイプと言われた人なの?」
  いいや、ただのゴミ、もしくは単なる絞りカス。
  が、ここではアムロのヘナっぷりを嘲るより、その内面に気づいてあげられるベルの細やかさ
  を評価してあげたい。

  


<次回予告>
  
アウドムラは、ヒッコリーと接触をするために、西海岸に滞空する。
  ベルトーチカは、何としてもシャアとカミーユを宇宙に帰すのだと、アムロに決断を迫る。
  アムロはリック・ディアスを駆って、アッシマーと対決したが…
  次回、機動戦士Zガンダム「白い闇を抜けて」。君は、刻の涙を見る…!




第16話:白い闇を抜けて

#アムロ復活。ブランのアッシマーを文字通り 見事きって落とす。

「僕を軽蔑しているんだろ?」(アムロ)
「私はそれほど鈍くはないわ。アムロ・レイの7年間は眠りの時間だったのよ。.
 肉体も精神も。休養は必要よ、目を覚ませばいいのよ。そうすれば昔と同じになるわ」(ベルトーチカ)
「自信がないな」.
「貴男は前にカミーユと同じことをやっているのでしょ?」.
「そうだな…」.
(いきなりキスされて)…! ベルトーチカ、同情ならいい」.
「私はそれほど鈍くはないと言ったでしょ、.
 女の愛撫で男を震い立たせることが出来るのなら、女はそれをするときもあるのよ.
 何故だと思う?」.
「男を試しているんだろ」.
「そうよ、自分に相応しい男になってほしいからね。.
 でも駄目だと分かれば捨てるわ。同情してる暇なんてない」.
「ご両親は、前の戦争で亡くしたと言っていたね」.
「戦災孤児よ、同情されたい方」.
「済まなかった…」.
  女子が今ほど自分を強く主張する時代でなかったが故、あえてその辺り極端にデザインされた
  と思われるベルの性格設定は、放映当時はかなり受け入れ難いものであったと記憶していた筈が、
  あれから何十年もたった今、改めて見るとむしろ萌えられることに気づく。不思議だ。

  


「君も宇宙(そら)に来ればいい」(クワトロ)
「行きたくはない、あの無重力帯の感覚は怖い」(アムロ)
「ララァに会うのが怖いんだろう」.
「死んだ者に会えるわけがないと思いながら、どこかで信じている。だから怖くなる」.
「いや…」
「生きてる間に、生きている人間のすることがある。それを行うことが死んだものへのたむけだろう」.
「……喋るな!!」
  アムロVSシャアの舌戦、第2ラウンド。
  わざわざサングラスを取って喋っているところに、より感情をむきだしにしている
  シャアの姿が見てとれる。アムロもそれに引っ張られ、ムキになって逆ギレする始末。

  


「真っすぐに出せば敵に当たる。無人だからと舐めるなよ!」(ハヤト)
  テンパりすぎた挙げ句、アウドムラから無人のMSをドダイにのせて相手にぶつけようという、
  狂気の策をとりだすハヤト。「当たるかよ!」 だけど当たるんだなこれが。

「後ろにも目をつけるんだ!」(アムロ)
  完全復活のアムロ、見えないところからの砲撃を予測してそれをカミーユに伝える。
  それにしてもあんた無茶言い過ぎな。

「死に土産をいただく!」(ブラン)
「アッシマーが…!!」.
  アムロ/カミーユと新旧ニュータイプ両者から挟撃されては、さしものブランも沈むしかなかった。
  それでも「ただでは終わらぬ」とばかり、最後の最後まで抵抗を試みるその精神力は、まさに武人の鑑。
  …合掌。(好きなキャラだったんだよな、コイツ)

  


<次回予告>
  
日本から出撃をしたモビルスーツは新しい敵であった。そのパイロットはフォウ・ムラサメ。
  彼女が今までと違う敵であると分かるまでに、アムロはミライ親子と再会をし、そしてカミーユの戦い方に苛立つのだった。
  次回、機動戦士Zガンダム「ホンコン・シティ」。君は、刻の涙を見る…!




第17話:ホンコン・シティ

#VSブラン隊編終了と同時に、フォウ・ムラサメ編、導入。

「ガンダムに乗らないアムロ・レイなんて、おかしいと思わない?」(ベルトーチカ)
  アムロにガンダムを譲れと迫るベル。
  そう堂々と言い切れちゃうお前の頭の方がおかしいよ。まったくごう慢にも程がある。
  が、
「それは貴女の同情ですね」「そんな哀れみは、いつかアムロさんを殺すんじゃないですか」
  そう正面きって堂々言い返せるカミーユも相当すごいと思う。(その傲慢っぷりが)

「人の指図では動けないんです、わたくし」(フォウ)
  フォウ・ムラサメ初登場。
  MS出撃後は自由にやらせてもらいたいと迫るそのマイウェイっぷりに加え、
  なんてったって「わたくし」ですよ「わたくし」 ヒー!(病気)

  


「…母親なんだね、ミライさん」(アムロ)
「もう7年よ、よくも悪くも人間は変わるわ。貴男はどうかしら?」(ミライ)
  「いや、お恥ずかしながら相変わらずの厨房で」 
  カイが居合わせていたらそう言ったかはどうかはともかく、ミライと偶然の再会をはたすアムロ。
  ちなみに右端の男の子は「閃光のハサウェイ」その人の幼き当時である。

  


「貴様、人間か! 無差別攻撃をするとは!」(カミーユ)
「敵が私の指図をするのか」(フォウ)
  カミーユとフォウ、ファースト・コンタクト。
  そら味方の指図も受けないんだもの、ましてや敵の指図なんて受けるわけがない。
  
  

  
サイコガンダム、初登場。その圧倒的な火力でもってして、ネモをポコポコ沈めまくり。
  ちなみにこれをはじめて見たときのアムロのセリフは
「あんな巨大なものが歩けるのか!?」だったそうです。
  さかなさんより情報頂きました。

「な、なんだ…! このザワっとした感覚は!」(フォウ)
「分かるか、お前に! 蛇が頭の中でのたうつような感覚! 分かってたまるか…あんな…あんな感覚は…」.
  カミーユの気迫(精神波?)をもろに受けて、思わず退却してしまうフォウ。
  その後、ベンウッダーから何故とどめを刺さなかった?と問われて逆ギレる。

「君が敵と感じあうあのセンスを持っているのなら、.
 君こそエウーゴの為のよいパイロットになれるだろう」(アムロ)
「何よりも、宇宙(そら)に行けば地球のことが、よりよく見えるようになる」.
「はい」(カミーユ)
「僕の二の舞いだけは踏むんじゃない。.
 重力という奴は、本当に人間の心を地の底に引き込む力があるようだ…」.
「そうでしょうか」.
「そうさ…」.
「でも、魂を生んでくれたのも、地球ではないのですか」.
「…ああ、そうも考えられるな…」.
  ようやく心を通わせはじめたカミーユとアムロ。
  そのねじくれ具合においてはともに引けをとらない両者が珍しく素直になっているシーン。

<次回予告>
  
ミライ親子を人質にして、アウドムラを乗っ取る作戦が始まった。
  それは、ベン・ウッダーがフォウの能力に疑問を感じたからだ。
  ミライは、その戦いの中で、アムロがニュータイプとして覚醒するのではないかと期待した。
  次回、機動戦士Zガンダム「とらわれたミライ」。君は、刻の涙を見る…!




第18話:とらわれたミライ

#ベンウッダーの人質作戦をカミーユがコナゴナに打ち砕くのみの、
 いわば箸休め要素の強いサイドストーリー的な回。
 ちなみに下記は団らん中のブライト一家の写真、なかなか貴重なショットだと思う。

  

「あの恋人達と、お知り合いなの?」(フォウ)
「知りませんよ、傷を舐めあうような男と女なんて」(カミーユ)
「…ああ、そういうこと…」.
「ああ、そういうこと」.
  ベルと相変わらず噛みあわないカミーユ、ブンむくれてたところで生フォウと初絡み。
  それにしても初対面でこの会話、いくら何でも色々と大事な何かをスっ飛ばしすぎ。

  


<次回予告>
  
カミーユとフォウが与えられた短い時間の間に、新しい記憶を手に入れる事は出来ない。
  ホンコンの灯の中に青春の甘酸っぱい濁りが消えていく。二人は敵と味方に分かれていく宿命だけを見る。
  次回、機動戦士Zガンダム「シンデレラ・フォウ」。君は、刻の涙を見る…!




第19話:シンデレラ・フォウ

#カミーユとフォウのラブラブ大作戦の回。
 陰惨極まりないストーリー展開が続くこのZにおいて、このようなラブストーリ的な回は珍しい。

「貴女は不用意に他人の心の中に入り込みすぎます」(ミライ)
  アムロのことを知りたいあまりミライに突っかかり、逆にお説教をくらうベル。
  流石、元「WBのお袋さん」。今や2児の母ということもあり、その迫力はますます増したか。
  上記の下りでララァの話しが少し出るが、ミライのララァ評は、
  
「ララァという人は、死んでしまったのに、アムロを決定的に現実世界から引き離してしまった人」
  らしい。

「今の施設で4番めだったからフォウなの。ナンバー4(フォウ)
「孤独はいや。紛らわしたくても紛らわす思いでもないのよ」.
  密会を重ねていくうちに親密になっていく二人。
  カミーユに自分の名前の由来を話し、過去の記憶を取り戻す為に戦っていることを匂わせる。
  敵味方同士の恋愛ってなわりかし王道パターンではあるが、同時に成就することがないのもまたお約束。
  当然この二人もその例に漏れることなく、悲惨極まる道を辿っていくことになる。
  
  


「昔の記憶も取り戻せないというのに、今の記憶があったって何になる!」(フォウ)
「みんな、燃えてしまえ…!」.
「…お前は、私を苦しめるためにつくられたのか…」.
「きらいだァ…!」.
  戦場にて、ようやく互い同士を認識しあう二人。
  説得しようとするカミーユを完シカして、一方的に切れまくるフォウ。
  それにしてもここの「きらいだァ…!」は、ケータイの着信音にしたいくらい、萌えるものがある。

  


「カミーユは私のことを何でも知っている!」(フォウ)
「知っている人がいてくれるから、生きていけるんだろ!」(カミーユ)
「なら、敵になるのをやめて。私に優しくしてよ!」.
「いじめられるの、嫌なの…」.
  結局のところフォウってキャラは、「本当の自分探し」をガチでやっちゃっている
  イタい不思議ちゃん以外のなにものでもなかったわけだが、その「失った何かを取り戻した
  先に本当の素晴らしい自分がいる」的思想でもって、当時も今も相変わらず消費することしか
  能のない僕らオタに逃げ込む場所を作ってくれていた、わけだ。(たぶん)
  ちなみに今の流行りは「何も持ってないことに気づいちゃったけど、それをもポジティヴに
  受け止めることのできる寛容さを持つ僕・私」ね。そりゃ寛容じゃなくて鈍感なだけだっつの。

<次回予告>
  
フォウは、戦闘の中でも、自分がしている事に気が付いていた。それは、人の性であろう。
  カミーユは、フォウの意思とのつながりを知りながらも、宇宙への脱出を試みる。
  次回、機動戦士Zガンダム「灼熱の脱出」。君は、刻の涙を見る…!




第20話:灼熱の脱出

#フォウ編、第一部完結。
 命を賭してカミーユを宇宙に送りだしたフォウの男気?に涙チョチョ切らすといい。
 
  

  単なる自分の身可愛い雑魚キャラだと思っていたベン・ウッダー大尉がここにきて特攻を決意、
  その志にうたれ10人弱もの士官が居残りを志願。なかなかやるじゃないと思ったのもつかの間、
  フォウにゃ裏切られた挙句、ディアスのビームライフルそのものをまんま物理的にブチこまれて圧死、
  加えて死にセリフすらなしってな、悲惨極まる死に様を晒す始末、合掌…(あんまりだ)

「約束して!アムロを返すって!」(ベルトーチカ)
「それは女のわがままですよ。.
 そんなことで男を殺すってこともあるって、覚えておいてください!」(カミーユ)
「カミーユ!(走り去る後ろ姿を見つつ) 女のわがままが、男を殺すというの?カミーユ…」.
  カミーユが側にいることでアムロが頑張り過ぎるのを懸念するベル。
  余計なお世話っちゃ確かにそうだが、他人に干渉することを異常に恐れるあまり、
  沈黙を美徳と勘違いしている痛がり屋さんが多い今の風潮にあっては、逆に評価したい所行だとも思う。

「幼馴染みの子が母親代わりに僕に言うんだよな、爪を噛む癖をやめなさいカミーユって。.
 いつもだ、カミーユやめなさいって。僕にはそれが嫌だった。.
 だってさ、カミーユってな女の子の名前だ。大っ嫌いだったよ、ずうっと」(カミーユ)
「…それで?」(フォウ)
「そう、だから僕は空手をやった。ホンアビスもやったし、MSを造ったりもした。.
 男の証明を手に入れたかったんだ」.
「カミーユ…!」.
「おれ、おれは、何を喋ってるんだ…フォウ…俺、なんでこんなことを…」.
「カミーユ… カミーユ、もう一度だけ聞いていい? 今でも、カミーユって名前、きらい?」.
「…好きさ…! 自分の名前だもの…」.
  サイコガンダムのコクピットに乗り込んで何をするかと思いきや、いきなり独白をはじめるカミーユ。
  正直、青臭い何かをほぼ捨て去ったと思っている人間にとって、こんなに見心地の悪いシーンもそうはない。
  若き頃の自分に対して未だ何かメランコリックなものを持ち得ている人ほど即死確定。

  


「スードリのブースターで宇宙へ帰れ… そう言っている」(アムロ)
「フォウが…」(カミーユ)
「カミーユ。スードリのブースターを利用して宇宙へ脱出しろ。援護する」.
「…しかし!」.
「今の声がカミーユの言っていた敵の声ならば、彼女は命をかけてカミーユを脱出させようとしている」.
「彼女…分かるのか!?」.
人の善意を無視する奴は、一生苦しむぞ、カミーユ!.
「アムロさん… 分かりました、行きます!」.
  「言葉を交わさなくても分かりあえる人々」いわばニュータイプ本来の能力を最大限に発揮し、
  命を賭したフォウの思念をいち早く感知できたのは、カミーユでなく何とアムロの方だった。
  「人の善意を無視する奴ァ…」の下りは、人一倍周囲を振り回しているアムロならではの重みあるセリフ。
  クワトロが言ったらもっとハマったかも。

「カミーユ…宇宙へ… さよなら…」(フォウ)
「…フォウ、これでよかったのか、フォウ!」(カミーユ)
  いいわけないんだけど、まあ35話以降でまた再会できるわけだしアリっちゃアリか。
  だけど別れ際に「カミーユ、これでもう忘れないですむということ」とか言っておきながら
  再会時にゃあっさり忘れこけてるフォウのそのアルツっぷりは正直いかがなものかと思う。

  


<次回予告>
  
アーガマに帰還したカミーユは寂しかった。
  宇宙にはティターンズの新型モビルスーツが、カミーユを迎える。
  その戦闘でカミーユは、新しい援護を手に入れた。それは、ファ・ユイリィの心…
  次回、機動戦士Zガンダム「ゼータの鼓動」。君は、刻の涙を見る…!



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