PHASE01: 怒れる瞳

#第一話にしちゃ背景情報が無さすぎて、正直なにがなにやらと言った感じ。
 とりあえずSEEDの完全なる続編という形にしたいことだけは良くわかった。

<参照資料:
公式ホームページによる背景説明>
 
C.E.70
 「血のバレンタイン」の悲劇によって本格的な武力衝突へと発展したザフト・地球連合軍の戦いは
 熾烈を極め、多大な犠牲を払いながら第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の後に停戦条約が締結された。
 しかしこの停戦条約によってナチュラルとコーディネイターの争いの火種が消えたわけではなかった。
 その戦乱の中、シン・アスカは地球連合軍のオーブ侵攻に巻き込まれ、戦果を逃れる最中に眼前で両親と妹を失う。
 唯一の形見、妹の携帯電話を握りしめ悲しみにくれる中、頭上をこの戦況の原因である「モビルスーツガンダム」
 が飛ぶ去っていく。失意のうちにオーブを去った彼はプラントへと渡る。
 そして、C.E.73、彼はザフトの戦士となっていた…



#オープニング主題歌挿入前にもかかわらず、一家全員あっという間に肉塊に。
 前作のピースあふれるオープニングと好対照なスピード鬼畜展開にちょっと期待大。
 前作におけるオーブ攻防戦が最初の舞台だけに、空を見ればフリーダム/フォビドゥンにカラミティと、
 おなじみの機体が飛び交っている。

  

  
キラのフリーダムによるオールレンジ攻撃の余波により、たったの1分で腕だけと化す主人公の妹。

#一瞬にして肉塊と化した家族の姿を目の当たりにして、さっそくバーサークする今作主人公シン。
 その子犬っぽい真ん丸な瞳は、まさにキラと瓜二つ。

  

#オープニング・ビデオは前作のそれをそっくりなぞる作りになっていて、分かりやすくはある。
 登場人物を見て確認したところによると、前作で生き残った主要キャラはほとんど出てくる模様。
 ただキラの存在感の薄さが若干気になる。あとイザークは顔の傷が消えていた。

  


「必要なんだよ…演出みたいなことも。.
 分かってるだろ?バカみたいに気取ることもないが、軽くみられても駄目なんだ」
  前作キャラの中では一番活躍しそうなアスランとカガリの初出シーン。
  着る服なんてなんだっていいだろと投げやりになってるカガリを優しく諭すアスラン。
  なんかすっかり主婦化したって感じだ。
  
  


#いきなり出てきたかと思いきや、ショーウインドの前で突然踊りはじめる不思議少女、ステラ。
 あの健康優良電波少女ラクスに負けずとも劣らぬ高い周波数をまき散らして、周囲の人々を呆然とさせる。

  


「このラッキー・スケベ!」(ヨウラン)
  周囲の迷惑も省みず躍り狂ってるステラと、パンくわえてぶつかる並の間抜けな一次接触をはたすシン。
  ドサクサに紛れて乳をもみしだき、電波にキッと睨まれアヒョーとなる。
 
  


「だが、強すぎる力は、また争いを呼ぶ!」(カガリ)
「…いいえ、姫。争いが無くならぬから、力が必要なのです」(ギルバート)
  カガリの厨房丸出し意見に対して、卵が先か鶏が先か的答えのないロジックを用いて
  いやらしい反撃をかます現プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダル。

#今作の発狂3人組的位置付けであるところのスティング、アウル、そして不思議ちゃんことステラ。
 カガリとギルバートが会談中のザフト工場を襲撃し、新型3機を奪取せしめんとする。

  

  左からアビス/カオス/ガイア。
  ステラ駆るガイア・ガンダムのワンワン変化っぷりに注目。またまたゾイドきたー

  

  襲撃時のマトリックスな動きが素敵すぎるアウル君の乗るアビスガンダムは水陸両用だそう。

「なんでこんなこと…また戦争がしたいのか!あんた達は!」(シン)
  真打ちインパルス、最後になってようやく登場。
  ソードを長刀よろしくグルグル振り回してからピタっと決める演出過剰は、多少やりすぎの感あり。

  


<次回予告>
  
平和、どうか安らかに。失われた魂に誓い、また自らも心から望んだ言葉。
  偽りだったわけではない。だが、それは、追えば逃げていく幻か。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、戦いを呼ぶもの。
  新たなる力、飛べ!インパルス!




PHASE02: 戦いを呼ぶもの

#新発狂3人組とシン達の戦闘に終始する回。

C.E.72.
一年半にわたった地球・プラント間の戦いは、ヤキンドゥーエ宙域戦をもって、ようやくの終結をみた。.
やがて双方の合意のもと、かつての悲劇の地、ユニウスセブンにおいて締結された条約は、.
今後の相互理解努力と平和とを誓い、世界は再び安定を取り戻そうと、歩みはじめていた。.
  今後、おなじみとなる新ナレーション。
  前回の舞台からたったの2年しか経っていないってところが、どうも今回のお話のミソくさい。

「よーし、行こう!つつましくな」(ネオ)
  ミライドコロージュに隠蔽された戦艦内から陣頭指揮を取る、変態仮面リターンズことネオ・ロアノーク。
  正直なところ、仮面というギミックは、初代変態仮面アズナブル君の威光にあやかろうという小賢しさが
  そのマスクごしに透けてしまっているようで、あんまし好きではないのだが。
  
「さあ、ようやくちょっとは面白くなるぞォ、諸君」(ネオ)
  ちなみにこのニュー変態仮面君、前任のクルーゼと比べ、かなり軽めな性格みたい。
  なんとなく雰囲気がフラガに似ている。というよりコイツ、そのままフラガってオチじゃないのか?
  乗ってる機体もクリソツだし。

  


「ハっ!首でもみやげにしようっての? カッコ悪いってンじゃね?そういうの!」(アウル)
  シンによる新機体奪取の妨害に苛立ちまくり、ステラの発狂も相成って頭を抱えるスティング。
  やむなく「けど、ほっちゃおけないだろ、追撃されても面倒だ」とシン撃退へはしったところへ、
  アウルの辛辣な一言が。

「そんな好き勝手!」(シン)
  されてしまうんだな、これが。至極あっさりと。
  というわけで、アビスガンダムがもてる、その凄まじいポテンシャルを見せつけるアウル君。
  肩のバインダーが開いたところがキュベレイみたいでカッコいい。

  


「このォー、よくもなめた真似をーッ!」(ルナマリア)
  前作におけるミリアリア的役割が期待されるルナマリア。
  ちなみに搭乗しているその赤ザクちっくな機体はザクウォーリア。
  
ザフト軍が停戦後に開発した新世代MS「ニューミレニアムシリーズ」の記念すべき第1期モデル
  らしいが、そのネーミングとデザインはお遊びのつもりだろうか?それともトミノの呪縛?
  どうせ801ノリで好き勝手やるなら、WやGなみに、正規路線から逸脱しまくってほしい。

  


「私が…こんなー!」(ステラ)
「じゃあ、お前はここでしねよ!」(アウル)
「ネオには僕が言っておいてやる、サヨナラってな!」.
  シンの執拗な攻撃に逆上して、スティングの撤退指示を完全シカトしまくるステラ。
  ただでさえ電波なところへもってきて、アウルのツボを突いたと思われる止めの一言に
  精神汚染を起こし、戦闘中にもかかわらず「死ぬ、私…?」などとブツブツ呟きはじめる

「やらせるかよ!」(スティング)
  「ちィィ」と並び、全ガンダムシリーズを通して必ず誰かが使っているであろう名セリフ中の名セリフを
  叫びつつ、シンにおされて窮地に陥ったステラを救うべく、カオスを駆って突撃するスティング
 
  
  公式ホームページよりカオスガンダムのデータを抜粋。
  
ザフト軍セカンドステージMSシリーズのうちの1機。スティング・オークレーの搭乗機となる。
  巨大なクローや強力な火器を多数装備した強襲型の機体であり、MAへの変形も可能である。 
だそう。
  両肩についてる、やたらとドでかいミサイルポットみたいな奴が、ビットの役目を果していた。

「やめて…! あっちいってー!(ステラ)
  シルエットグライダーなるアイテムを空中換装してパワーアップしたシンのインパルス。
  ここぞとばかりステラを追い回す。
  その様をみてキョドりまくるステラの半狂乱っぷりたるや…

「しんでない…わたし、だいじょうぶ… だいじょうぶよね、ステラ…」(ステラ)
  ぜんぜん大丈夫じゃねーよ。情緒不安定もいいとこだ。
  1人で自分に語りかけた末、1人で勝手にゲシュタルト崩壊寸前に陥ってるステラ。
  ラクス様の後を継ぐ健康優良電波の逸材かと思いきや、実は只のメンヘラーでしたーってなオチだった。
  だけど追い詰められたときに見せるそのオーバードーズっぷりはなかなかのもの。
  しばらくは、コイツがなぶられるシーンのみをモチベーションに、見続けていくことになりそう。

  


<次回予告>
  
空を染めあげる炎。轟く砲音。それは何かの目覚めの合図か。
  出会う若き戦士が瞳の奥に隠すものは。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、予兆の砲火。
  機関最大、発進せよ、ミネルバ!




PHASE03: 予兆の砲火

#前回が発狂3人組との対MS空中戦メインなら、今回は対戦艦同士の宇宙戦がメイン。
 回転ベッドもどきのカプセル内で憩ってるをステラさんのエロ顔にも注目。

「なにをしている!ボウッとしていたら只の的だ!」(レイ)
「この敵は、普通とは違う!」.
「なんだ…これは…!」(ネオ)
  ネオ搭乗モビルアーマが繰り出す全方位からのファンネル攻撃に苦戦するシンを、何とか
  サポートしようとするレイ。なにかを互いにビンビン感じあってるその様から察するに、
  前作のフラガとクルーゼ的なんらかの因縁がこの二人にはありそうだ。

  


「彼等を助けるのが先じゃないのか、艦長?」(ギルバート)
「そうですよ、だから母艦を撃つんです。敵を引き離すのが一番はやいですから、この場合は」(タリア)
  ネオに苦戦するシンとレイを救うべく、ボギー1と名付けられた所属不明戦艦の撃墜を
  指示するザフト新鋭艦:ミネルバ艦長タリア。
  その的確な指示から察するに、そのデカ乳をブルンブルンゆらすだけでほとんどなにもしなかった
  前作のアークエンジェル艦長よりはまともに使えそう。

「チっ、欲張りすぎは、元も子もなくすか」(ネオ)
  レイ搭乗ザク・ファントム(通称:白ザク)の執拗な反撃に手を焼く変態仮面パート2ことネオ。
  ま、二兎を追うものはホニャララとも言うしね。

「番組の途中ですがここで地震に関する情報をお知らせいたします」(由紀)
  地震で中断プレイ炸裂。一寸だけの切り替わりかと思いきや後半パート全部つぶしやがって。
  罰として、その麗しき醜女ツラ思う存分野晒してやるの刑。

  


「予測は常に悪い方向へしておくもんだろう? 特に戦場では」(ネオ)
  「まだ追撃はあるとお考えですか?」と副官に問われて。

「さすが、きれいごとはアスハのお家芸だな!」(シン)
  ミネルバに搭載されているMS群を見て激昂するカガリの青臭い意見に対して、
  思わず過剰反応してしまうシン。そら妹を目の前でミンチにされてりゃね。

「ルナマリア・ホーク、ザク!出るわよ!」(ルナマリア)
  発狂3人組再び襲来、従ってルナマリア様(すごい名前だ)も赤ザク駆って再び出撃。
  前回みたいなエンジン不良で途中帰還ってなことにならなきゃいいけど。

「名はその存在を示すものだ。ならば、もし、それが偽りだったとしたら?」(ギルバート)
「それが偽りだとしたら、それは、その存在そのものも偽り、ということになるのかな?」.
「アレックス…いや、アスラン・ザラ君」.
  正体を偽っているアスランの裏事情を知ったうえでイヤーンなプレッシャーをかけてくる
  現プラント最高評議会議長ギルバート。その斜に構えた感じの性悪さを思う存分見せつける。

  


<次回予告>
  
力があるからか。争いがあるからか。
  延々と続く時の中、それは未だに出ぬ答え。だが今、向き合う事態が望むものは。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、星屑の戦場。
  その力見せつけろ、ザク!
(えー?)




PHASE04: 星屑の戦場

#ネオ率いる発狂3人組と、シン中心のミネルバ・チーム、再戦の回。
 今回も戦闘メインの展開に終始、肝心のお話内容そのものはちっとも進んでない。
 見どころはネオvsレイのド派手な戦闘シーンに巻き込まれて惨死する雑魚2名の散り様。

「あんまり成績よくないんだけどね、デブリ戦」(ルナマリア)
  おやおや、ルナマリア嬢は障害物越しの乱戦がお嫌いと見える。

「なによアンタ達は…」「この泥棒がーッ!」(ルナマリア)
「落とす…」(ステラ)
  ルナマリア様vsステラ様。両陣営が誇る紅一点同士の戦い。
  現在のところはその電波具合でステラさんが若干リードといったところか。
  その電波への対抗手段であり、かつ鬼太郎の妖怪電波的用途を担っているとも思われる、
  ルナマリア様の前髪のはね具合に今後とも注目していきたい。

  


「出て、仕上げてくる。後を頼むぞ」(ネオ)
「さて。進水式もまだと言うのに、お気の毒だがな」「仕留めさせてもらう!」.
  進行コース延長上の隕石群にミサイルをぶちこまれ、にっちもさっちもいかなくなるミネルバ。
  そこへさらなる駄目をおすべく出撃するネオ。「仕上げてくる」ってな物言いはちとカッコいい、
  だけどヘンな仮面つけてる時点でお前自身が充分系に仕上がってるって事にとっとと気づいてほしい。

「ミネルバにはギルが乗っているんだ。絶対やらせるものか…!」(レイ)
「なんなんだ君は一体…白い坊主君!」(ネオ)
  絶対窮地のミネルバを救うべくレイも再出撃、再度ネオと激戦を繰りひろげる。
  ついでに最高評議会議長ギルバートを略称で呼んじゃった時点でギル×レイ、ガチ決定〜
  あ、そいやこの二人の戦いついでのドサクサで雑魚が二人憤死してます。
  断末魔はそれぞれ「ジョォォォォォ」「ダァァァァァ」でした、合掌。

  


「またいつの日か、出会えることを楽しみにしているよ、白い坊主君。そしてザフトの諸君」(ネオ)
  アスランの進言により窮地を脱出したミネルバが、ボギー1に向けて起死回生の一撃を放ったことにより、
  今回の戦闘は痛みわけと相成った。それにしてもデスラーちっくなネオのこの物言いは何事だろう?

「へぇー、ちょうど貴男の話をしていたところでした、アスラン・ザラ」(ルナマリア)
「まさかというか、やっぱりというか、伝説のエースにこんなところでお会いできるなんて…光栄です」.
「そんなものじゃない…俺はアレックスだよ…」(アスラン)
「だからもう、MSにも乗らない…?」.
  回想にふけるアスランと、その噂話しをしているパイロットの面々がタイミング良くバッタリ遭遇。
  わっ☆てな感じでレイの後ろに逃げ込むツインテールの子娘が小賢しい。
  そしてルナマリア様、その軍服のスカート丈長とおんなじレベルでぶっちゃけすぎ、
  流石のアスランもビビくって顔面みれずにひたすらそのフレア凝視してるし。(このムッツリが)

  


<次回予告>
 
 動きだした墓標。凍りついたのは失われた者達の記憶か。それとも失った者達の涙か。
  嘆きの声は、今また、アスランの胸をも突き刺す。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、癒えぬ傷痕。
  切なる思い、叩きつけろ!ジン!
(ええー?)




PHASE05: 癒えぬ傷痕

#ようやく話が動いたよ。
 天秤の平衡を壊すきっかとなりうるコロニー落としを中心に、それに対応すべく奔走する
 各陣営の対策と画策を描いた回。

「さあ、行け!我らの墓標よ!」(所属不明兵士)
「嘆きの声を忘れ、真実に目をつぶり、またも欺瞞に満ちあふれるこの世界を、今度こそ正すのだ!」.
  出た、ガンダムシリーズの伝統芸、コロニー落とし。
  その歴史はわりと古く、全地球人口の半分を奪ったと言われる旧ジオンの攻撃から、未遂に終わった
  デラーズ・フリートのそれ、そして逆シャアにおけるネオジオンの5thルナとアクシズのダブル隕石
  落としに至るまで、その背景・バリエーションは実に様々。
  今回のユニウス7における旧ザフト軍のこれも、滅びの歴史の1ページを刻むのか?

  


#第5話にして、はやくも大人の事情攻撃炸裂、ギルバート×タリア。
 どーでもよすぎて何の情感も感じない。
 関係説明の際の分かりやすさはあれど、それだからこそ安易に使っちゃいけないとも思うのだ、
 こと、ガンダムの名を冠する作品に対しては。

  


「砕くしかない!」(レイ&アスラン)
 
 コロニー阻止の方法を聞かれて、別々の場所において、ほぼ同時にハモるレイとアスラン。
  「でも、でかいぜアレ?」ってなヨウランのボケですっかりお茶を濁されるけど。
  ついでに放った「地球にぶつかっても仕方ないンじゃない、ヘンなゴタゴタも奇麗になくなって、
  案外楽かも」ってな軽口が、たまたま通りかかったカガリをとんでもなく激昂させることに。

「いいかげんにしろ、カガリ!」(アスラン)
  我を忘れたカガリを本名で一喝。思わずキャーンってなるカガリ。
  この後「慰め」というお仕置きの後の飴できっちりアフターケアをはかる辺りにアスランの
  男としての成長っぷりが伺える。かつてカガリのハミ乳に凄まじく動揺していた男とはとても思えない。

  


「国を信じて、あんた達の理想とかってのを信じて、そして最後に最後に…オノゴロで殺された!」(シン)
「だから俺はあんた達を信じない!オーブなんて国も信じない!そんなあんた達の言う奇麗ごとを信じない!」
「この国の正義を貫くって…あんた達だってあの時!
.
 自分達のその言葉で、誰が死ぬことになるのか、ちゃんと考えたのかよ!」.
  そんなカガリの行いに対して、再び過剰反応してしまうシン。
  ありきたりなシーンではあるが、戦争というものが生み出す悲劇の根っこであることは確か、
  人が人を統べる国家という形態がまかり通っている限り、避け得ない事象であるのかも知れない。
  …とかこんな軽口が叩けちゃうのも、今、自分がそういう立場にいないからなんだけどね。
  あーよくぞ日本人に生まれけりー

「避難も脱出もよろしいですが、その後には我々は一気に討って出ます。例のプランで。.
 
そのことだけは皆様にもご承知おき頂きたくてね」(ロード)
「コーディネイター憎しで、かえって力が湧きますかな?民衆も」(軍部のお偉方っぽい人A)
「残っていればね」(軍部のお偉方っぽい人B)
「残りをまとめるんでしょう?憎しみという名の愛で」(軍部のお偉方っぽい人C)
  明らかに分裂気味だったあの発狂盟主アズラエル、
  その後を継いだブルーコスモスの新盟主、ロード・ジブリールが、満を持してようやく登場。
  やっと今回のお話の黒幕らしき人物が出てきたよ。これで停滞気味だった話しも少しは動き出すかな? 
  「蒼き清浄なる世界のために」とか言っちゃいつつ。

「こうしてあらためて見ると、デカいな?」(ディアッカ)
「当たり前だ、住んでるんだぞ、俺達は。同じような場所に」(イザーク)
「それを砕けって今回の仕事が、どんだけ大事か改めて分かったって話だよ」.
  マリュー艦長の胸の話しかと思いきや、どうやら今回のコロニーの話しだったみたい…
  ってなおちゃらけはともかくこちらは随分久しぶりの登場、シード1屈辱が似合う男イザークと
  シード1屈服が似合うヘナ男ディアッカの元ザフト・エリート・コンビ。
  そいやイザークの顔の傷が消えてました、ってことは手術したんだね。
  ディアッカの方はよりにもよってイザークの部下にさせられてて、その屈服一代男っぷりを
  早くも存分に発揮してました、そーれ屈服ゥ屈服ゥ(受けと読み替えても可)
 
  


「状況が変わりましたね。危ないですよ、おやめになります?」(ルナマリア)
(呟き)バカにするな…!」(アスラン)
  コロニー破砕支援作業の筈が、いきなり戦闘モードになってしまったミネルバ。
  そんな出撃前のアスランを存分にからかうルナマリア、これには正直カーッときた。
  はやいとこ、このクソ生意気な女が恥辱にまみれまくるシーンを見せてください、脚本さん。

「シン・アスカ。コアスプレンダー、いきます!」(シン)
「レイ・ザ・バレル、ザク、発進する!」(レイ)
「ルナマリア・ホーク、ザク、出るわよ!」(ルナマリア)
  ミネルバ・チーム、3人揃って総出撃、お約束の名ゼリフってことでまとめて見ました。
  そして彼等にひき続き、遂にアスランが…

「アスラン・ザラ、出る!」(アスラン)
  ってなわけで第5話にして、ヤキン・ドゥーエ攻防戦以来のMS出撃を果すアスラン。
  続編ってのは過去キャラが活躍するシーン出すだけで、結構成立するもんなんだね。
  (というより勝手に見てる側が盛り上がってくれる)
  ファーストの後のZをリアルで見た人もこんな感覚だったのかな?
  ってことは、よっぽど新キャラのアクが強くないと影が薄くなってしまうってことだけれど
  その点、主人公であるシンはともかく、ルナマリアさんは今のところ十分及第点。

  


<次回予告>
  
悲しいと、苦しいと痛む傷は、常に見えない胸の中。
  互いに知り得ぬその深さが、更なる悲劇を呼ぶのだろうか?
  誰もが心で望んだもの、それは…?
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、世界の終わる時。
  漆黒の空、駆け抜けろ、ガイア!




PHASE06: 世界の終わる時

#巨大コロニーを巡っての、大気圏近くでの乱打戦。
 はやくも前半のハイライトか。

「こんなひよっこどもに… 我らの思い、やらせはせんわ!今さら!」(サトー隊兵士)
  男子なら一生で一度は使ってみたいであろう名セリフ「やらせはせん!」がいきなり炸裂。
  このセリフに市民権を与えてくれたドズル中将に向かって、敬礼!

「これで終わりね!赤いの!」(ステラ)
「なにを…!」(ルナマリア)
  もはや毎度の戦闘がおなじみになってる感がある、両陣営きっての紅一点同士の激突。
  で、結果だが、ステラのワンちゃんがキャーンってな感じで蹴り飛ばされたのに対して、
  ルナマリアの赤ザクも片足を惨めに失って、両者ともにその不様な格好を晒す始末になったので、
  今回の勝負は痛み分け?

  


グッレイト!やったぜ!!」(ディアッカ)
  ディアッカお約束の「グレイト!」とともに、ユニウス7は真っ二つに。イザークやるじゃない。
  だがガンダム史に照らしてみるならば、「二つに割れた隕石の後部は地球の引力に引かれて落ちる」筈なのだ。
  つまりはイザーク等の頑張り過ぎ。この事態を打破する為の策は只一つ。
  アスラン辺りが「緑ザクは伊達じゃない!」とばかり、コロニーに向かって特攻していくしかない筈なのだが。

  


「だが、まだまだだ!」(アスラン)
  
「もっと細かく砕かないと!」 アスラン正解。

「アスラン!?」(ディアッカ)
「貴ッ様ァ!こんなところで何をやっている!」(イザーク)
「そんなことはどうもでいい!今は作業を急ぐんだ」(アスラン)
「なっ…?ああ!」.
「…分かっている!!」.
「相変わらずだな、イザーク」.
「貴様もだ!」.
「やれやれ…」.
  久々の再会を果す「伊達に赤を着ているわけじゃない」面々。
  素直になれないイザークのやんちゃっぷりと、そのやりとりを暖かく見守るディアッカの調停者っぷりが
  皆様の腐れハートをギューっとわしづかんだ筈。

  

「イザーク!」.(アスラン)
「うるさい! …今は俺が隊長だ、命令するな、民間人がァー!」(イザーク)
「あれが…ヤキン・ドゥーエを生き残ったパイロットの力かよ…」(シン)
  アウルのアビスを問題としないイザークと、その戦いぶりに驚愕する我らが主人公ことシン。
  シンの影がちょっと薄すぎるのが気になる。今のところの主役は間違いなくルナマリア様だ。


#今週のヌキどころ
 ネオからの帰還信号を見て
「ああ…」と切ない声をあげるステラ。
 今週もけなげな性奴隷的エロエロしさを無駄にアピール。ここまできたらとことん突き抜けちゃってほしい。
 
  


「我々も命を選ばねばなりません、助けられる者と、助けられない者と」(タリア)
「どこまでできるか分かりませんが、でもできるだけの力を持っているのに、.
 やらずに見ているだけなど、後味悪いですわ」.
「私はこれでも運の強い女です、お任せください」.
  ユニウス7が地球の重力圏に入ったことを受けて、それを追撃し、
  限界まで艦主砲による破砕を行うことを決意するミネルバ艦長タリア。なかなかやる。

「我が娘のこの墓標、落としておかねば、世界は変われぬ!」(サトー隊兵士)
「ここで無惨に散った命の嘆き忘れ、討った者らと何故偽りの世界で笑うか、貴様等はー!」(兵士B)
「軟弱なクラインの後継者どもに騙され、ザフトは変わってしまった…!」(兵士C)
「何故、気付かぬか!我らコーディネイターにとって、.
 パトリック・ザラの取った道こそが唯一正しきものと!」.
「我らのこの思い、今度こそナチュラルどもにーッ!」.
  元ザフトと思われる兵士等の死力を尽した抵抗に翻弄されるシン、
  そして父の名前を聞いたことによる動揺を隠せないアスラン。
  結果、両者ともバラバラになったユニウス7とともに、大気圏へ自由落下していく羽目になる。
  主役、早くも燃え尽きる? それを待ってましたと言わんばかりのタイミングで、遂に前作主役様が登場。
  元祖健康優良電波少女ラクス様と万年情緒不安定男キラの、次回の活躍に期待大。
  問題は半カミーユ化したキラがどこまで使い物になるかだが。

  


<次回予告>
  
それは、いわれのない出来事。過去の闇からの声、炎。
  砕かれ、落ちたものこそ平和か、再び燃え上がる大地にキラは…
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、混迷の大地。
  熱き大気、切り裂け、インパルス!




PHASE07: 混迷の大地

#全世界にあますことなく降り注ぐ隕石落下シーンはみもの。
 ディープ・インパクトをまんまパクったような民衆の避難シーンにも注目。

  


「損傷のせいか、右足の温度上昇が速い!いけるか!」(アスラン)
  獄長ウイグルもびっくりの蒙古覇極道を大気圏にブチかましつつ落下していくアスランの緑ザク。
  正直ファースト時代なら「しょっ少佐!助けてください!げっ減速できませんッ少佐ァ!」と叫びざま
  確実に燃え尽きてるところだが。

  


「死ぬの…?みんな死ぬの!」(ステラ)
  隕石が世界中に降り注く様を見つめて、今週もその情緒不安定っぷりを思う存分見せつけるステラ。
  ってか、うるせえよ。こんな場面でこんなことホザかれたらマジ絞め殺すねミーは。
  バックに流れるラクス様新曲の歌声も相成って、その電波効果は更に倍。

  


「やはりブースターがなければ大気圏は…!」(アスラン)
「よせ!いくらインパルスのスラスターでも2機ぶんの落下エネルギーは…わっ!」.
「どうして貴男は、いつもそんなことばかり言うんですか!」(シン)
「じゃあ、なにを言えばいいんだ?」.
「俺を助けろこのやろう、とか」.
「そのほうがいいのか?」.
「…いいえ、ただの例えです」.
  今週の腐れハート炸裂かと思いきや、むしろ聞いてるこちらが気恥ずかしくなってくる程の
  ベタさ全開セリフ回しに、かえってドン引きしちゃった人は結構いるんじゃないだろうか?

「ローマ、上海、ゴビ砂漠、ケベック、フィラデルフィアに大西洋北部にもだ」(ギルバート)
「死者の数もどれくらいになるのか、痛ましいことだな」.
「これからだよ、本当に大変なのは…」.
  前からシャアの真似すんなと思ってたデュランダルの声が、今頃になって本人そのもので
  あったことに気付いた僕は、確実にガノタ失格であります。

やめろよこの馬鹿!(シン)
  被害の規模がとりあえず小さくなったことを喜ぶカガリを見てたら、またまた怒髪天を衝いちゃったシン。
  犯人がコーディネイターであることを告げて、その脳天気さを一喝。ショボってなるカガリがかわいい。
  
「だが…それでも破片は落ちた…」(アスラン)
「俺達は、止めきれなかった…」.
「一部の者達のやったことだと言っても、俺達コーディネイターのしたことに変わりはない」.
「赦してくれるのかな、それでも…」.
  もちろん赦してくれる筈などない、というわけで「蒼き清浄なる世界」の長、ロード・ジブリールの
  手の上にて確実に踊らされつつあるザフトの面々。それにしてもロードってなダサい名前だな。
  故に今後、彼のことはジブリんと呼称することにする。

「お て ほ ん。 実は私、あんまり上手くないんです」(ルナマリア)
  アスランを英雄扱いしーの褒め殺しつつ、射撃の腕を見せてほしいとねだるルナマリア様。
  お・て・ほ・ん に萌えすぎた故に、逆にはりとばしたい。
  「この女ァくせえー、小悪魔の香りがプンプンするぜーッ!」と叫びざま、なにげなくテ−ブルの上に
  置かれてあったローソクかなんかを顔面辺りに蹴りつけてやりたい気分で一杯。

「敵‥って、誰だよ…!」(アスラン)
  「(射撃は)敵から、自分や仲間を守る為に必要です」というルナの何気ないセリフを聞いて
  過敏反応するアスラン。オーブが地球連邦側についたなら、その銃はルナ様自身に向けられることに
  なるわけで、しかもその可能性はかなり大。

「嵐が来るのですね…」(ラクス)
「うん、分かってる」(キラ)
  こっちはぜんぜんわかんねーよ。相変わらず電波臭全開の前作主役カップル。
  先週のヒキであんだけ期待させといて、ただただシェルターに引き蘢って終わりという
  あまりの使えなさっぷりに、当然来週の期待はインフィニティ皆無。

<次回予告>
  
築き上げていく道のりは長く、そして、崩れ去るのは一瞬。それが夢。
  が、痛みにうずくまろうとも時は進み、道は交わる。
  この出会いと別れが、新たにもたらすものは。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、ジャンクション。
  霧の海、進め、ミネルバ!




PHASE08: ジャンクション

#新旧キャラ入り交じっての出会いをフォーカスした、箸休め的な回。
 そいやこの回で究極の乳ブル女マリューと、死に損ないの負け犬男バルトの両者が再登場。

  


「やっぱり先のことは分かりませんので、私達も今は、.
 今を思って信じたことをするしかないですから」(マリュー)
「後で間違いだと分かったら、その時はその時で、泣いて怒って… そしたらまた、次を考えます」
  オーブ側の整備隊としてミネルバを担当することになったマリューと、現ミネルバ艦長タリア。
  SEEDメイン戦艦、新旧艦長の2ショット。こうして並んで見るとより一層タリアのオバ臭さが引き立つ。
 
  


「あのとき、俺、聞いたよな。やっぱりこのオーブで」(アスラン)
「俺達は本当は、何とどう戦わなきゃいけなかったんだ? って…」.
「うん」(キラ)
「そしたらお前言ったよな、それも皆で一緒に探せばいい、って」.
「うん」.
「でも…!やっぱりまだ、見つからない…」.
  そういって苦悩するアスランの肩に、ポンと優しく手を置くキラ。
  先週が肩透かしだった分、今週の801系腐れハートにゃ妙に気合いが入っているように見える。

  


「議長と話して、俺が、俺でも何か手伝えることがあるなら…!.
 アスラン・ザラとしてでも、アレックスとしてでも…」(アスラン)
「このままプラントと地球がいがみあうようなことになってしまったら、.
 俺達は一体今まで何をしてきたのか、それすら分からなくなってしまう」
  事態の収束を諮る為、プラントへ戻る決意を固めるアスラン。
  そら、前作であれだけドンパチやった末、ようやく手に入れた平和が「ごめん、あれナシの方向で」
  の一言とともに完全白紙に戻された日にゃ堪らんって話し。事態は確実にソッチ側へ向かってるけど。

「むっ‥どっ、お前…いや、あの… こういう指輪の渡し方って、ないんじゃないか!」(カガリ)
「悪かったな!」(アスラン)
  オーブ去り際直前に指輪をいきなり渡されて、ラブコメ王道:照れギレをブチかますカガリ。
  ま、渡した本人の方がもっとテレてるけど。

  


「せっかく花が咲いたのに、波をかぶったから、また枯れちゃうね」(キラ)
「…誤摩化せない、ってことかも」(シン)
「ん?」.
「いくら奇麗に花が咲いても、人はまた吹き飛ばす…!」.
「き、み…?」.
「すいません、へんなこと言って」.
  シンとキラ、新旧主役同士の遭遇シーン。
  目の前の相手が、知らずとはいえ家族をコナゴナに吹き飛ばしちゃった張本人かも知れないと
  知った日にゃ、血の雨が降るどころじゃすまなかった筈。
  
  


<次回予告>
 
 守るという名目で、放たれる砲火。撃ち合う先に、安らぎはないと知りながら、何故。
  叫ぶアスランの声も虚しく、空はまた、恐怖の光に染まる。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、驕れる牙。
  プラントの平和、守り抜け、ゲイツ!




PHASE09: 驕れる牙

#この回の出だしでミリィがチラっと登場、これで役者は全て揃ったかな。
 だけどラクス・クローンもどきの登場は確実に余計。正直、存在意義がまるで分からない。

  


「世界はね、システムなんです」(ロード)
  「だから造りあげる者とそれを管理するものが必要なんですよ」と言いきるジブりん。
  こんだけデカい口たたいておきながら、この回の終わり様に胸算用の全てを
  ブチ砕かれて「そんな、バカな」と全身をワナワナゆわせる羽目になる。
  浅い、なんて浅い敵キャラなんだ、ジブりん…(もう帰っていいよ)

「脱出したところで、我らには行くところなどないのだ」(ギルバート)
「なんとしても、プラントを守るんだ!」.
  地球連邦から一方的な戦闘通告を受けた末、迎撃を決意するデュランダル。
  声優がシャアの声の人と知った瞬間、ひいきキャラになるのだから、人間なんて単純なものだ。

「結局はこうなるのかよ、やっぱり…」(イザーク)
「こちらシーラアンタレスワン、ジュール隊、イザーク・ジュール、出るぞ!」.
「ジュール隊、ディアッカ・エルスマン、ザク、発進する!」(ディアッカ)
  地球連邦プラント侵攻に対する迎撃戦が遂に幕をあける。
  核ミサイルまで登場させて、前作の終盤戦におけるクライマックス・ギミックをこの前半に
  惜しげもなく投入してくる辺り、なかなかに気合いが入ってる…!
  と思いきやスタンピーダーとかいうゲジゲジの化け物もどきがいきなり出てきて、
  なんの脈絡もなく何もかも一掃しちゃう辺り、途方もない底の浅さを感じてしまってならない。

  


「そうらいけー! 今度こそ、蒼き清浄なる世界の為に!」(地球連邦兵士)
  おっとクロトじゃん、撃滅ー! ヤク切れの副作用でこんなに目が飛び出しちゃってまあ…
  …なわけねーだろ、なんだこりゃ。笑わせるにしても限度ってもんがあるだろ、限度ってもんが。

  


「ハロ!ハロ! アーユーオーケー?」(ハロ)
「ずっと待ってたのよ私」「あなたがきてくれるの」(ミーア)
  これまたなんの脈絡もなく唐突に登場、脅威の優良健康電波少女ラクス様もどき。
  1人でもあの破壊力なのに、こんなのが二人いたら、ザフトと連邦が争うまでもなく
  太陽系ごと壊滅するって。
  そんなのにいきなり抱きつかれりゃ、そらアスランでなくとも呆然とするってお話し。

  


<次回予告>
  
怒れるプラント。それは、奇妙な既視感。
  繰り返すのが歴史と言うならば、今、己の立つここは。
  目の前にあるのは、今度こそ、願う場所への道か。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、父の呪縛。
  新たな世界に、目覚めよ、セイバー!




PHASE10: 父の呪縛

#アスラン燃ゆ、ってキャプつけたくなるくらいのエモーショナルな何かが
 ダダ洩れしまくるシーンはアスラン・ファン必見。後はギルの独壇場。

「既に再び我々は、撃たれてしまったんだぞ。核を」(ギルバート)
  地球連邦軍による核攻撃の顛末を知り、怒りに震えるプラント市民。
  彼等をどうやって抑えるかを協議するデュランダルとアスラン、その最中でアスランが
  感情を爆発させてしまい ↓

「しかし…でも、それでも…どうか議長!」(アスラン)
「怒りと憎しみだけで‥ただ撃ち合ってしまったら駄目なんです!」.
「これで撃ち合ってしまったら、世界はまた、あんな何も得るもののない、.
 戦うばかりのものになってしまう…どうか、それだけは!」
「アレックス君…」(ギルバート)
「俺は…俺は… アスラン・ザラです!.
「2年前、どうしようもないまでに戦争を拡大させ、愚かとしかいいようのない憎悪を.
 世界中にまき散らした…あのパトリックの息子です!!」.
「父の言葉が正しいと信じ、戦場を駆け、敵の命を奪い、友と殺しあい!.
 間違いと気付いても何一つ止められず、全てを失って…!なのに…父の言葉が… またこんな…!」
  「僕はエヴァンゲリオン1号機パイロット、碇シンジです!」とでも言い出しそうな
  激昂テンションとともに全身をワナワナゆわせるアスラン君。
  ってか今シリーズの主役って誰だったっけ?(アスラン?)って言うくらい、今のシンの影の薄さにゃ
  ひどいものがあると思う。

  


「一人一人のそういう気持ちが、必ずや世界を救う」(ギルバート)
「夢想家と思われるかも知れないが、私はそう信じているよ」.
  一人で背負いこむのはやめなさいと、興奮してしまったアスランをやさしく諭し、
  その大人っぷりと余裕を思う存分見せつける現プラント最高評議会議長デュランダル。
  だけど優しい仕草を見せるシャアは常に腹黒かったことから察するに、同声優を遇する
  このギルもなんか腹に一物もっていそう。

「できることなら戦争は避けたい、.
 だが、だからといって、銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにもいかない」(ギルバート)
「そんなときのために、君にも力のある存在でいてほしいのだよ、私は」
  そういってセイバーをアスランに託すデュランダル。
  なんか今回のおいしいシーンは全部根こそぎコイツがもっていった感、強し。

#今週のヌキどころ
 
「演説、ちゃんと似てましたか?」(ミーア)
 
「駄目…でしたか…」.
 「ハロ…」 ← このハロの声がー!かーわーいーいー!

#今週の殴りどころ
 
「やあー!嬉しいー よかったー アスランにそう言ってもらえたら、私ホントにー」(ミーア)
  そう言いながら全身をクネクネよじらせる似非ラクスことミーア。
  そのアクションはいくらなんでもやりすぎだろ、愛さ余って憎さ百倍とはまさにこのこと。
  髪に付けてる星形のアクセが増幅させてる電波度も相成って、ムカつき度は更に倍。
  そらアスランも机をドン!ってやるわけだわ。

  


<次回予告>
 
 できること、すべきこと、持つものは幸福。
  過去の悲劇を知りながら、いや、知るからこその、今の自分か。
  求めるところでつくるのが未来というのなら、果たして、その色は。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY、選びし道。
  嵐の海へ、向かえ、ミネルバ!


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