同人誌レポート −ネットワーク編−

 パソコン通信Niftyserveコミックフォーラム同人誌会議室および Mapletown Network40番会議室(同人誌即売会)において三崎尚人が不定期に出していた文章です。

VOL.3「コミックマーケット、インターネット・ホームページ開設」 1995.08.20

 コンピュータの世界にとどまらず、新しいコミュニケーション手段として幅広い注目集めているインターネット。特にWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)によるグラフィカルな情報伝達は、大変なブームを巻き起こしていると言って過言ではないでしょう。

 さて、大手広告代理店である旭通信社は、WWWによる情報提供に非常に熱心で、Inter Ginza G7というホームページを運営しています。旭通信社と言えば、古くから多くのTVアニメの制作にも関わっている会社で、当然まんがやアニメにおいて他の広告代理店にないアドバンテージを有しています。そこで、今回、Inter Ginza G7の2nd Street「Culture」コーナーに「TOKYO COOL MANGA MESSE」というまんがのホームページが作られることになりました。とり・みき、おおのやすゆきといったプロ作家の特集に加えて、コミケットに関する情報のホームページがあります。内容はコミケット48において発行された同人誌紹介(by岩田次夫、二本柳俊馬、そして、私三崎尚人(^^;))、コスプレーヤーの紹介ムービーファイル、さらに、コミックマーケット準備会提供のコミケットの情報コーナーといった具合です。

 日本のアニメーション・まんがは、海外のインターネットでも注目を集めており、アメリカは言うに及ばず、スウェーデンにも日本のアニメ・まんがについてのホームページがあったりします。(http://sf.www.lysator.liu.se/anime_manga/ )
 今後は日本から日本のアニメ・まんがの情報を世界に発信していく必要があるわけで、今、いろんな方が様々な試みをなさっています。そして、日本のまんが・アニメ文化の中で独特かつ大きなポジションを有している同人誌というものについても、その姿を海外へ発信する場が求められるわけです。「まだ、出来立てのほやほやで、やりたいこと、やれることの1/3くらいしか出来ていない」とは、旭通信社の担当の方のお話ですが、新しい試みとして、大いに評価すべきでしょうし、出来る限りの協力はしていこうと思っている次第です。
 インターネットに接続できる環境をお持ちの方は、是非一度のぞきにいってください。URLはhttp://www.inter-g7.or.jp/g2/manga/HTML/MARKET_J.htmlとなります。
 なお、まだ準備中のページも多いのでその点はご注意ください。(実は、同人誌紹介のページもまだ出来ていなかったりします。9月下旬から10月上旬登場予定です) 

(注:1998.07.04 上記のスウェーデンのサイトは、現在ありません。また、現在の公式としてのコミックマーケット準備会URLは、http://www.comiket.co.jp

VOL.2「HARUコミックシティ1とは何なのか?」 1995.08.10

 6月11日のコミックシティin晴海45で、来年3月31日(日)に開催されるHARUコミックシティ1の開催案内の申込用紙が配布され、即日参加申し込みが開始されました。当初9000スペースでの募集が、7月23日のコミックシティin晴海46のカタログでは全館使用12000スペースでの開催となりました。これは、東京文芸出版との共催のスーパーコミックシティに次ぐ規模で、赤ブーブー通信社単独としては、昨年10月に中止なったコミックシティin幕張1を含めても、これまでで最大の即売会となります。それでは、なぜ赤ブーブー通信社がこのイベントを開催するのか、様々な角度からこれを分析してみたいと思います。

 まず第一に挙げられるのは、運営上の問題。つまり、会場がそのとき空いていたから。空きがなければ即売会は開催できないのは、当然と言えます。展示場と即売会の力関係は、後者に不利なのが一般的で、他の大企業や諸業界団体のイベントの日程が優先され、その後に同人誌即売会に日程が割り振られることが通例です。そんな中で、春休みの日曜日という好日程が得られたなら、会場を押さえてしまうことにはなるでしょう。

 次に考えられるのは、収益上の問題です。今年秋〜冬、晴海の見本市会場は、前述の通常のイベント日程が込み合っていて、同人誌即売会が開催しずらい状態です。コミックシティにとっては、1回あたりの規模が大きければ大きいほど、収益率が高いのですが、3館以上を使用できるのは、今のところ、9月3日のみ。これは、夏コミケ後はじめての東京での開催となり、夏コミケのフォロー的な性格が強いと言えます。つまり、赤ブーブー通信社は、ここ数年開催してきた夏コミケと冬コミケの間の秋の大きな即売会を、中止となった去年に続き今年も開催できないのです。それに対するある意味の穴埋めが8月27日、10月8日、10月10日開かれる、コミックシティONLY BOXとなるわけですが、収益面からすれば、6千スペース級の即売会とは比較にならないでしょう。また、通常のコミックシティも、10月に2館使用の中規模即売会が1回、11月は1館のみの小規模即売会が1回、12月に至っては、開催予定が発表されていません。この今年秋〜冬の収益減を補うためにも、「スーパーコミックシティ」に加えて、どこかで大きなイベントを開く必要が赤ブーブー通信社にはあるわけです。

 ところで、本筋からはそれますが、ONLY BOXについてもここで一言触れておきます。去年あたりから、ジャンル限定のオンリーイベントが再び盛んになっています。これには、コミケット、そして毎月の即売会の規模の大きさの中で、ジャンルの一体感が失われつつある状況への反動が大きく作用しています。特に、メジャーなアニパロ系ではないジャンルの場合、大規模即売会よりもはるかに参加者の少ないオンリーイベントの方が逆にサークルの売上げが多かったりすることもしばしばのようです。しかし、オンリーイベントの最大の魅力は何よりも、主催者も、サークルも、参加者も、同じものが好きだという共通認識が、「場」を自立的に作り出しているというところにあります。こうした場が主催者の都合だけでは形成されないのは当然ですし、「まるごと、芸能、ゲーム、小説FC」などという現実をまったく反映していない訳のわからない組み合わせをサークルに押しつけてもうまくいかないでしょう。だいたい、ONLY BOXのもう一つの目的(というか、これがメインという説も)は、テナッセンつぶしなのですから。秋のテナッセン4が土曜日の午後からという変則開催(一部には、「トゥインクルコミケ」というジョークもあり)とならざるを得なかったのは、赤ブーブー通信社が、日曜日に空いている数少ない会場をONLY BOXという形で無理矢理押さえたからなのですから。

 さて、話を戻しましょう。三つ目として考えられるのは、都市博問題に対する保険の意味合いです。春の統一地方選挙において、世界都市博覧会は都知事選挙の大きな争点となりました。そして都市博中止を訴えた青島幸男氏が当選したのはみなさんご承知の通りです。以後5月31日の都市博中止の正式決定まで、中止か、開催かを巡って、様々な動きがありました。そもそも、都市博は新しく有明にできる国際展示場をメイン会場とすることになっており、一般への展示場の貸し出しは、都市博後に予定されていました。もし、中止という事態となれば、建物そのものは確実に来年3月までに完成する以上、一般への貸し出しが早まることも予想されました。また、晴海の会場との兼ね合いもありました。展示会場としての運営コストを考えれば、同時に二つの会場を営業させておくメリットはまったくありません。そこで、有明会場の竣工をもって、晴海会場の展示会としての機能を停止させることも考えられました。つまり、最も早ければ、来年4月から有明会場での展示会の開催が始まることが予想されたわけです。ここで、問題となるのは、既にサークルの応募をはじめている来年ゴールデンウィークの「スーパーコミックシティ」となるわけです。このイベントは、晴海での開催を前提としているわけで、この春の時点では、この都市博中止問題の大波を受けて、最悪の場合、開催を中止する可能性もないわけではなかったわけです。仮に中止というような事態が発生した場合にも備える意味で、「HARUコミックシティ」が考えられたと推察されます。もちろん、結果としては、来年4月から晴海会場に変わり有明会場が使用可能となり、「スーパーコミックシティ」もそのまま有明に移ることになったわけです。

 そして、最後に述べておかなければならないのは、東京文芸出版との関係についてです。共催という形で「スーパーコミックシティ」を開催し、広告・申込書をパンフレット上で相互乗り入れして、外見上は盟友関係にあるように見える両者ですが、その関係は冷却しきっていると言って過言ではないでしょう。そもそも歴史的経緯において両者の関係は複雑で、敵対関係にも等しいときもあれば蜜月状態の時もあったわけです。東京文芸出版には、老舗としての誇りがありますし、赤ブーブー通信社とすれば、現状のNO.1は自分であるというプライドがあります。
 このゴールデンウィークの「スーパーシティ」での逮捕事件で、対応の悪さを図らずも露呈した両者ですが、「スーパーシティ」では以前から共催による指揮系統の混乱が問題となっていました。しかも、今回赤ブーブー通信社は、「スーパーシティ」の準備の一方で、東京文芸出版と完全に敵対関係にあるスタジオYOUと、来年正月の名古屋での共催イベント「ライブ&シティ」の準備を進めていました。名古屋は、東京文芸出版が大規模即売会を単独開催している唯一の都市であり、まさに東京文芸出版系の「コミックシティ」とスタジオYOUの「コミックライブ」が激突している場所です。今まで、東京文芸出版への配慮から名古屋への参入を控えてきた赤ブーブー通信社が、東京文芸出版の敵対勢力とともに名古屋へやってくるということは、ある意味宣戦布告とすら言えます。
 これには、実は伏線があります。去年秋の幕張メッセ中止事件において、東京文芸出版の吉見氏は、ほとんどまったく問題に関わろうとはせず、無関係を通していました。「スーパーコミックシティ」を共催し、しかもその運営のほとんどを自分たち赤ブーブー通信社が行っているのに、利益の配分は運営への労力とは違う割合でしてあげている、名古屋は東京文芸出版の縄張りと認め、自分たちは進出しない、そこまで配慮してあげているんだから助けてくれて当然、と思っていた赤ブーブー通信社の赤桐氏にとって、吉見氏の日和見的な態度は許し難く、東京文芸出版への悪感情が、この時点ですでに深まっていたのでした。

 そうした流れの中で「HARUコミックシティ」を考えるならば、これは「スーパーコミックシティ」つぶしの即売会でもあるのです。常識的には、1万サークルを越えるような大規模イベントがわずか1ヶ月少々しか間をおかずに開催されるメリットは、誰にもありません。参加者は一般もサークルも集中力が削がれます。その集中力の分散は、申し込みサークル数、一般来場者数にも影響し、即売会主催者としてイベントの運営を難しくするでしょう。「HARUコミックシティ」と「スーパーコミックシティ」合わせて3万2千スペースという数は、コミケットへの申し込み総数にも匹敵する数字で、赤ブーブー通信社の現状の力を持ってしても、安易に満了に出来る数字ではありません。このことは、赤ブーブー通信社としてもわかっているはずで、ならば、それでもなお「HARUコミックシティ」を開催するにはそれ相応の理由があるはずです。それは、「スーパーコミックシティ」を形骸化させ、東京文芸出版との共催ではない自社単独の大規模イベントをひとつだけ、春(含ゴールデンウィーク)に開催するような状況を作り出すことです。こうして東京での頂点を極めるとともに、「ライブ&シティ」の共催や「コミックストリート」への支援を通じて、地方への影響力を強め、究極的には「赤ブーブー通信社による同人誌即売会業界の全国支配」を目指しているのです。

 このような独占資本の論理の前にサークルも、一般の読者も省みれることはありません。お金を出している人間がこれほどないがしろにされているサービス業も珍しいものです。しかも、この独占資本、これまでの様々な問題を見てわかるように、危機管理能力がありません。独占が完成した暁には、赤ブーブー通信社の失敗が一社の失敗ではなく、直接即売会の失敗となるという恐ろしい事態が待っているのです。くわばらくわばら。

号外「赤ブーブー通信社開き直る!−−各即売会代表の前で」 1995.06.20

 先週、晴海の東京国際貿易センターの貿易センターホール(南館向かって左のきれいな建物)において、赤ブーブー通信社主催の会合が開かれました。参加メンバーは、コミックシティ(赤ブーブー通信社、東京文芸出版)、コミックマーケット、コミックライブ、テナッセン、セラコミの、晴海を使用している各同人誌即売会の主催者、貿易センターの担当者、警視庁月島署の担当官。95年5月3日、4日に開催された「スーパーコミックシティ」の二日目に発生した「魔法使いサリン」に関する事件についてが話し合いのテーマでした。

 警察側からは、今回の事件は非常に特殊なものである。表現の自由に関しては、これは守られなければならないが、問題があり得ると判断される場合については、各即売会として自主的な対応をお願いするという要望があったようです。また、現場での薬物、爆発物等の不審物発見時の対応について詳細な説明があり、スタッフ及び、参加者への周知徹底も要請されたようです。
 会場側からは、各主催者に対して、今後は日常的に連絡会のようなものを開催して、横のつながりを深めること、問題の発生時には速やかな報告が行われ、必要があれば各団体が連携をとること等の、希望が述べられたようです。特に、今回の問題については、当日以後この会合までスーパーシティ主催者側からの経過報告が会場側に対しても全くなかったということで、以後はそのようなことがないようにしてほしい、という注意があったようです。

 スーパーコミックシティ主催者側からは、当日の事実経過についての報告がありました。ここで警察に通報をしたのは主催者側であることを明言し、会合参加者に対して、当日の措置についての理解を求めたようです。で、その論旨は、

「警察への通報は、一般人として当然のことをしたまでである。これについては、間違ったことをしていない。」

ということのようです。また、スーパーシティ以後の即売会において、カタログなどのメディアを使ってのサークルや一般参加者に対して事件に対する説明がなされていない点について、会合参加者から質問が出たのですが、それに対しては、

「この事件を、カタログ等で公表するのは、問題の性質上好ましいものとは考えられないので、今後もこの件に関しては、何も公表するつもりはない」

というのが、お答えのようです。

 さらに、今後オウム関連で問題が発生した場合に備えて、各即売会で共通のガイドラインを作成するべきなのではないか、という提案が、赤ブーブー通信社側からなされたようですが、各即売会の規模や、運営方針、同人誌即売会へのスタンスなどが異っている状況を反映して、意見の一致はみなかったようです。ただ、情報交換等のゆるやかなネットワークについては、今後の課題として大筋の理解が得られたようです

 以上が、大まかな会議の内容のようです。

 というわけで、予想通りの赤ブーブー通信社の対応であります。一般人として当然のこと、というのは一見理屈が通っているように見えますが、その実、何の意味もない言葉であることに、彼らは気付いていないようです。なぜなら、彼らはまさにそのイベントの主催者であったのですから。一般人として当然というのは、何も知らない普通の参加者がたまたま偶然その本を見て驚いてしまい、110番通報しまった場合なら使ってもいいかもしれません。あるいは、正体不明の集団がやってきて会場内でパフォーマンスを始め、それに対して警告したのに中止せず、事態の収拾が出来なくなったから警察に通報した、というのなら、これも仕方が無いことになるかもしれません。誰かが、こっそり不審物をおいていって場合もしょうがないでしょう。これらの事態では、誰もが一般人ですから。しかし、今回問題を起こしたのは、その即売会にお金を支払って申し込みをし、それによってスペースを得ているサークルなのです。代表者もその住所も主催者が把握している団体なのです。

 主催者と参加サークルの間でトラブルが発生した場合、まず当事者間で話し合うのが基本です。もちろん、サークルが犯罪行為をおかしたのなら、警察に通報するのは、一般人として当然かもしれませんが、特に今回の場合、時節柄不適切で軽はずみな行為であることには間違いないにしろ、「魔法使いサリン」そのものが犯罪行為を形成するものではないことを忘れてはならないと思います。そして、話し合いにおいて、主催者として自分の即売会において不適切であると思われる点をサークルに指摘し、是正を促すことは当然の行為です。しかし、サークル側がその指示に従わず販売を強行しようとするなら、閉会まで問題と思われる本を一時預かればいいだけの話です。それでもなお、サークル側が即売会の指示に従わないのであれば、会場からの退去を求めれば済む話です。つまり、今回の問題においては、あわてて警察に通報する必要は、まったくないのです。そういう運営上のミスを棚に上げて、「一般人として当然」という形で一般化するのは即売会主催者としての責任を回避したと言って過言ではないでしょう。そして、即売会で統一的なガイドラインを作ろうと、この会合で呼び掛けたのも根底に流れているものは同じで、自分らだけでなく「即売会全体の問題」と普遍化すれば、責任を他の即売会に分担できる、という自己保身から生じた浅薄な発想というほかありません。

 「コミックシティin幕張メッセ中止事件」、「自主規制問題」、そして、今回の「魔法使いサリン事件」と去年秋以来の赤ブーブー通信社の応対は、あまりにお粗末と言わざるを得ません。もし、本当に危機的な問題が発生し、それに対し彼らが今までのようなずさんな対応をしたとき、彼ら自身が滅びるのではなく、同人誌即売会というものそのものが終末を迎えてしまうのではないか? そんな危惧を抱かずに入られないのです。

 これが、杞憂ならいいのですが。。。

VOL.1「人気急上昇ガンダムW!」 1995.06.13

 6月11日コミックシティ45は、5館8000スペースというなかなかの規模で、開催されました。目玉は、やはり「ガンダムW」でしょうか(爆笑)。かなり燃え燃え状態です。いろんなサークルが参入してしてきています。名前の通っているサークルでは、愛情バンク、私が法律っ!、Ypritto、寿亭、憂国、きよまり、クールぴんぼん便、りんご財団、わがままぷろじぇくと、MELT DOWN(旧ENFINI)、NAIL CUT CLUB(別名LIVELY BOYS)、VESPAと、なかなかそうそうたる面々がオフセットの新刊を出しておりました。こりゃ、夏のコミケットが、思いやられますね。コミケの申し込みは2月に終わっちゃってますから、当然「ガンダムW」で申し込んでいる人は、よほどの先物買いか、業界関係者か(笑)、それ以外は皆無に近いわけで、つまり、シティ同様に、全館どこにでも地雷のように「ガンダムW」本がある(苦笑)という…。

 印刷所の緑陽社さんが、夏コミケ及びその前後のイベントで、「ガンダムW」を出しているサークルさんのリストを作って、無料配布するみたいですね。タイトルが「G−リスト」だそうで(かっちょいい!!(笑))。こうした新しい試みは面白いですね。まあ、「ペンギンクラブ山賊版−−ガンダムW版」というところでしょうか(爆笑)。トルーパーブームで業績を伸ばした印刷所さんですし、エロ本はポリシーとして刷らないところでもありますなら、女の子のブームのバックアップに力が入るのは、よく理解できるところです。で、印刷フェアで「ガンダムW」のロゴマークを無料で入れます、という企画があるんですけど、これ、ちゃんと、サンライズのOKとってないとまずいっすよね。ロゴは著作権ではなくて、商標権で保護されるものですので、扱いが厳しいです。パロディとは違って、権利者に突っ込まれたら、曖昧なく、アウトですから、他の人も気をつけましょうね。

 「るろうに剣心」、「ロミオの青い空」、「ガンダムW」と、去年末からの一連の流れに共通するのは、「スラムダンク」の反動としての『ショタコン』でしょうか。やっぱり、「スラムダンク」みたいに頭身が高くて、ちょっと濃厚な作品には、ついていけない女の子っているわけで、そういった女の子たちがこれらの作品に流れ込んでいる感じがします。

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