平成23年の横浜市消防操法技術訓練会が爽やかな秋空が広がる中、10月29日(土)に横浜市戸塚区の消防訓練センターにて実施されました。
絶好のコンディションで訓練会が開かれることで、日頃の訓練成果が遺憾なく発揮されるこが期待されます。
開会式を前にして、コース内で最終確認を行う選手たちです。
栄消防団は、4つの分団から構成されており、順番制で代表を出しています。
今年は第四分団の当番の年です。
前回の平成21年を最後に隔年開催となった為、第四分団としては5年ぶりの大会出場です。
5月より訓練を開始し、延べの訓練回数は56回、選手候補8名と支援団員で訓練を重ね、延べの参加団員数は1,200名程を数えました。
本番に出場する選手は、指揮者:高野正彦団員、1番員:野中光団員、2番員:長瀬輝雄団員、3番員:内田竜太団員、補員:長瀬卓団員、若林裕二団員です。
横浜市消防操法技術訓練会には、横浜市内の20消防団が参加して行われます。
今年も撤収の無い、神奈川県の小型ポンプ操法を基本とすることになりました。
コース分は、2隊が10組に分かれての操法となりました。
栄消防団の出場順位は第3組の第3コースです。
出場順は早い方が良いのか、後の方が良いのか微妙ですが、まずは良い順番かなとも思います。
いよいよ、栄消防団の出番です。
資機材の搬入が開始されました。
選手たちの緊張感が遠くで見ていてもひしひしと伝わってきます。
正直、見ている方も辛いです。
放水タイムは40秒が満点で、1秒超える毎に1点減点されます。持ち点は20点です。
審査項目も大幅に増えた上に厳しさを加えました。
選手よりも審査員の方が数が多いので、些細なミスでもすぐに減点につながります。
以前のように満点なんて、決して無理です。
指揮者の『操作始め!』の号令で選手が一斉に動作を開始しました。
ホース延長もきれいに伸びて、標的を落とすまでの時間は46.0秒でした。
まずまずのタイムが出せました。
二番員、三番員の吸管投入、揚水操作も上手くいったようです。
筒先員交代も無事終わりました。
二番員もとび口を構えます。
なかなか、みんな凛々しいですよ。
大きなミスも無く、タイムもまずまずの結果に選手一同ホッとしました。
指導してくださった上郷出張所の田邊所長(右端)にも笑顔が浮かびます。
女性消防隊による展示操法や消防音楽隊の演技が終わった後、審査結果が貼り出されました。
栄消防団は4位入賞、優秀賞でメダル獲得です。
ヤッター!!。
表彰式に向かう選手たちです。
成し遂げた満足感と結果を出せた安堵感が顔じゅうに溢れていますね。
メダル授与者は横浜市消防団長会の会長でもある、飯島栄消防団長です。
指揮者の高野団員がまずメダルをかけてもらいました。
飯島団長も大いに面目をほどこしたことと推察致します。
若林分団長と田邊所長を交え記念撮影です。
この日、会場に駆けつけてくれた栄消防団員全員で、もう一枚。
役目も終えられた飯島団長も歓喜の渦の中に加わり、中嶋栄消防署長も入れてさらにもう一枚です。
今にして思えば、残暑が厳しかった9月18日の訓練センターでの訓練も懐かしい思い出です。
9月25日に行われた結団式の時の模様です。
日々訓練を重ねた栄高校下の訓練場所も選手にとって、一生忘れることが出来ない場所になったと思います。
平成23年度の総合成績は、下記をご覧下さい。
平成23年度横浜市消防操法技術訓練会総合成績