平成23年桂公田町会通常総会報告


平成23年4月17日
桂公田町会会長  野 村 政 晴

会長印略

日時場所  4月3日(日)午後2時より横浜農協本郷支店2階会議室

司 会  石 井 総務理事

   東日本大震災で多くの犠牲者に対してご冥福をお祈りするとともに黙祷


1. 開会のことば
原(武) 副会長
2. 感謝状贈呈
  家庭防災員は終身任期で永年にわたり職務に精励されております。当町会は20年を区切りとしてご苦労に感謝の意を表することとしています。本年は長沼陽子(第1地区)・金子喜美子(第3地区)・長瀬洋子(第4地区)・高田康子(第5地区)・桜井トシ子(第6地区)の5名に感謝状と記念品を贈呈しました。

3. 会長挨拶(要旨)
 (1) 交通渋滞解消が悲願であった環状4号線も原宿交差点改良が終了し、また、公田地区の一部用地の提供が終わればさらに混雑緩和が期待できると思われます。
 (2) 町会が重点に取り組んでいる防災・災害対策のうち、特に被災時の要援護についての取組みでは要援護希望者が概ね200名(第1次アンケート)おられることが判り、また、本年2月には第2次として援護介護者の募集にとりかかりました。被災時には指定の地域防災拠点へ避難する現行の行動指針であるが立地条件などで直行が困難な場合など考慮すると、今後は一時避難場所の町会運営規約の見直しを進める必要があります。
 (3) 平成20年度発足した町会誌発行事業も60数回に及ぶ編集委員会に於いて資料収集、調査等の進捗もみられたので、発行について編集業務と印刷業務を内容とする契約を神奈川新聞社と締結できました。今後は桂公田町会発足のきっかけはどのあたりにあったのか調査を期待しております。
 (4) 第2次調査で要援護介護者がどの程度おられるのかを調査するため4つの項目でアンケート募集の結果約800件の応答がありました。しかし無記名式のため正確な人数の把握ができなかったため、今後の検討課題となりました。防災の体制をしっかりとして安心・安全を確保して行くことが大切であり、皆様のご理解と相互扶助の関係を重ねながら地域の発展に寄与していきたい。

4. 来賓挨拶
  東日本大震災を見舞った現地の状況報告(関口正俊氏)と総会の激励(石渡由紀夫氏)並びに町会運営の努力の評価と激励(冨岡惟中氏)、総会へ祝辞(輿石且子氏)。

5. 議長選出
   第3地区(公田町) 金子剛氏を選出した。(執行部提案) 承認。

6. 資格審査
長 沼 理事
  会員数1,441名、定足数(2分の1)721名、本日出席者136名、委任状895名、合計1,031名で、規約第12条5項に基づき成立を宣言。

7. 書記並びに議事録署名人の選任
   書記に町会書記の高橋靖治氏と第4地区(公田町)西村 榮氏、
   署名人に第2地区(公田町)岩崎喜作・第4地区(公田町)西島英生の各氏を選出。 承認。

8. 議事
 (1) 平成22年度事業報告について          (別紙資料要旨説明)    原(恒)副会長
 (2) 平成22年度一般会計収支決算報告について    (別紙資料要旨説明)    東 条 会 計
 (3) 平成22年度特別会計収支決算報告について    (別紙資料要旨説明)    東 条 会 計
 (4) 平成22年度収支監査報告について                     鈴木・三樹監事
石井理事補足説明 地方自治法の改正に伴い当町会は平成16年に地縁団体の法人格を取得しました。法人格を持つことによって決算に財産目録を明記するように義務付けられ、財産の整理仕分けの準備に時間を要し本年初めて記載挿入いたしました。    (別紙資料説明)
   以上一括審議に入り、質問を受けた。
第4地区(公田町) 須藤正照氏 町会の防災計画の策定については、以前から事業計画にあり、昨年担当理事を増やしたにも係わらず一向に進んでいないようだ。今回の大地震をみても分かるように、早急に取り組むべきだ。
野村会長 町会の自主防災組織及び防災計画は、昭和56年に策定したもので、現行の防災拠点以前のものでそぐわない点が多い。なんといっても一朝ことあれば、向こう三軒両隣の相互の助け合いが何よりも必要と考えている。また防災拠点に行く前に、身近な一時避難場所でお互いの状況を確認し会い、場合によっては、そこでの炊き出しができることも重要になってくる。
須藤正照氏 その際、学校単位の防災拠点との整合性や、また、計画する際には、ソフト面の専門性が必要となってくる。いずれにしても、プロジェクトを組んでやるべきだ。
野村会長 今回の大地震の状況も総合的に考えた、町会の計画をこの1年で、策定の作業をしていきたい。
第2地区(公田町) 岩崎喜作氏 椎郷谷戸は道路も狭く遊休地がないので、一時避難場所として私の駐車場が指定されているが、車のガソリン火災が心配だ。また公田小学校に至る道路下には1,800mmの水道管が敷設されている。仮に今回のような大地震がきたら大洪水になるだろう。また、狭隘な道路の両側には個人宅のブロック塀があり、倒壊する恐れがある。こうした危険性についても、今後の防災計画で検討してほしい。
野村会長 いずれにしても、地域ごとの問題点はあるはずで、それらを含めて安全面などの再点検をしたい。
   以上の質疑の後一括採決に入り挙手をもとめ、賛成多数で原案どうり可決。
 (5) 平成23年度事業計画(案)について        (別紙資料要旨説明)    野 村 会 長
 (6) 平成23年度一般収支予算(案)について      (別紙資料要旨説明)    東 条 会 計
 (7) 平成23年度特別収支予算(案)について      (別紙資料要旨説明)    東 条 会 計
   以上一括審議に入り、質問を受けた。
第4地区(公田町) 須藤正照氏 体育費でスポーツチームに助成金を支出しているが、チーム名を知りたい。
寺澤理事 桂公田ゴルフ同好会20,000円、桂公田ルーキーズソフトボールチーム20,000円、桂公田レッドスターズソフトボールチーム10,000円に助成します。
   以上質疑の後一括採決に入り挙手をもとめ、賛成多数で原案どうり可決。
野村会長が補足として、東北地方大地震等による義援金の取組みについて説明があった。
平成23年3月11日に発生した東北地方大地震で、太平洋側沿岸部を中心に壊滅的な状況に陥っています。また「栄」という縁から10年以上に亘り、行政・民間共に様々な交流を続けている「長野県栄村」でも震度6強の地震が発生し、家屋の倒壊など甚大な被害が出ています。
こうした状況に栄区連合町内会では支援の一つとして義援金を区民の方々から募ることにしました。当町会にも要請があり、同様に取り組んでいく方向で来る4月10日の評議委員会に諮る予定でいます。決まりましたらよろしくご協力ください。
 ※1 目標額は過去の地震災害等の義援金事例を参考に概ね200円以上を目安としました。
 ※2 集計金額は一括して本郷中央連合町内会自治会の会計に納入します。
 ※3 義援金の栄村等への按分は、栄区連合町内会に任せることにします。
 (8) 平成23年度役員改選について
第4地区(公田町) 須藤正照氏 以前から町会役員の選出方法に疑問がある。その1つとして、立候補したい者は総会に出席しないとできない仕組みになっている。仮に総会当日ここで立候補があった場合はどうするのか。
石井理事 総会開催前に会員宅へ総会通知と議案書を送っている。それによって、役員改選の周知もできているので、仮に立候補の意思があれば事前に文書等で申し出る機会はある。また総会当日に立候補があった場合には、直ちに諮るということではなく、のそ取扱いのあり方を別室で協議し、選出の方法を諮るものと考えています。
須藤正照氏 また、町会は法人化したのだから、それにふさわしい選出方法があるはずだ。検討されたい。
石井理事 法人化後の役員選出の仕方が従来どおりでよいにかは、役員会で検討してみたい。
議長は、規約第6条7項に基づき議場に諮ったが立候補者はいないので、予めの各地区推薦者の氏名公表で承認が得られるか諮る。  承認。
  会 長 野村政晴(第1地区再)
  副会長 酒井 巧(第1地区再)・木藤靖國(第2地区再)・原 武夫(第3地区再)・
      原 恒雄(第4地区再)・石黒 裕(第5地区再)・白川正明(第6地区再)
  監 事 三樹祐子(第5地区(桂町))・流矢修士(第1地区(公田町)新)の各氏。

9.  議長解任
   金子剛氏退席。

10. 新役員挨拶
  全員前に揃い野村会長が代表して挨拶、災害対策について安心できる町として、また、資産運用を的確に行い、財政基盤の安定につとめます。
後に順次着任の挨拶を行い、鈴木正雄氏が退任挨拶を行った。

11. 閉会のことば

石 黒 副会長

議事録署名人     岩崎 喜作   印略
西島 英生   印略



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