公田小防災訓練

訓練参加の皆さん 9月1日は防災の日です。92年前に発生した関東大震災の日に合わせて設けられました。
毎年、この防災の日を挟んで、ほぼ毎週、区内各所において防災拠点訓練が実施されます。

9月12日(土)には、公田小学校でも午前10時より実施されました。
公田小学校は、近隣の6つの自治会(桂公田町会、湘南ハイツ、公田ハイツ、グリーンテラス本郷台、椎郷台町内会、朝日平和台)の防災拠点となっています。
防災拠点は、震災などで家屋が倒壊した場合の一時避難場所となります。
早朝にあった震度4の地震に起こされた人も多くいた住民の皆さん122名と、公田小学校の全校生徒が加わり地域と学校合同の訓練が実施されました。

参加した消防団員たち この日も地元消防団である栄消防団第四分団第一班から女性団員2名を含め13名の団員が参加して防災指導に当たってくれました。
この日の訓練は、地域防災拠点の開設に関するDVDの視聴、防災資機材の取扱い訓練、煙体験、防災備蓄庫の備蓄物確認でした。
また、4年生にはロープ結索を、5年生には三角巾の使い方の指導を行いました。

エンジンカッター エンジンカッターは倒壊家屋などから要救助を助け出す際に、邪魔になる障害物を切断し、取り除く際に使用します。
シャッターやコンクリートブロックでも切断できます。

発電投光器 発電投光器は停電した夜間などの照明として使います。
発電機は排気ガスが出るので、屋外に置いて使用してください。

煙体験 今回は火災の発生も想定して煙体験もしてもらいました。
栄区には、防災拠点が20ヶ所設けられており、各々に防災備蓄庫があります。
この公田小の備蓄庫には3,000人分の食料、飲料水が備蓄されています。
防災備蓄庫の鍵は防災拠点運営委員長、小学校、及び近隣の委託した住民の方などが持っています。
消防署、消防団が大規模災害の場合に、即座に防災拠点に駆けつけるのは難しいので、住民同士の助け合いが重要です。
地震発生時の三原則、『その場に合った身の安全、素早い火の始末、お隣り同士の助け合い』を思い出して、災害に備えましょう。


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