『森の生き物たち』

極楽広場の巣箱に営巣したシジュウカラ◆極楽広場の巣箱に営巣したシジュウカラ◆
シジュウカラは胸から腹にかけて黒いネクタイのような帯があり、白い頬が目立つ小鳥です。
ほぼ全国で繁殖する留鳥です。

アサヒナカワトンボ◆アサヒナカワトンボ◆
平地や丘陵地の挺水植物が繁茂する清流や沢に生息しており、4月上旬から9月頃までヒラヒラと飛んでいるのを見ることができます。
体長は50〜60o程で雌の体色は鮮やかな金属光沢色をしています。

ウラギンシジミ◆ウラギンシジミ◆
ウラギンシジミは翅の裏面が真っ白なモンシロチョウ大のチョウです。
表面はオスが濃茶色地に朱色の紋、メスは濃茶色地に水色の紋を持っています。
翅の先端が尖っているのが特徴的で、飛ぶと、翅の裏の白色がチラチラと良く目立ちます。

シュレーゲル青蛙◆シュレーゲル青蛙◆
アマガエルやモリアオガエルと色が似ているのですが、アマガエルとは目の後ろの黒い模様がないことや舌の先端の形が違うことで、モリアオガエルとは目の黄色い部分の色合いの違いなどで見分けることができます。

ツチイナゴ幼生◆ツチイナゴ幼生◆
ツチイナゴは淡い土色をした大きなバッタで、草のよく茂った野原で見られるます。
クズの葉を好んで食べ、日本(南西諸島のぞく)の狭義のバッタの仲間では、成虫で冬を越すただ一つの種類です。

ニホンカナヘビ◆ニホンカナヘビ◆
ニホンカナヘビは日本で最も普通に見られるトカゲの一種であり、同様に平凡なニホントカゲと姿も生態もよく似ていて、同じような場所に棲んでいます。
ニホントカゲより体型が細長く、尾もずっと長くて、つやのない褐色の体色をしているため区別できます。

ヤマサナエ◆ヤマサナエ◆
ヤマサナエの名は山(里山)に生息することにちなんでいます。キイロサナエに酷似していますが、上唇に小黄色斑がないことで区別できます。

ヤマトシジミ◆ヤマトシジミ◆
ヤマトシジミは人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウです。
翅の表面はやや光沢のある水色で、裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられています。

アカボシゴマダラ◆アカボシゴマダラ◆
中国、朝鮮半島、台湾、奄美諸島に分布する南方系の蝶で、温暖化のおかげか冬も耐え抜き、ここ数年湘南地方で定着しています。

ハンミョウ◆ハンミョウ◆
平地から低山地にかけて林道上など地表で見られ、鋭い大顎を持ち、他の昆虫を捕らえて食べています。
人が近づくと地面から飛び立ち、数m先の地面に止まことを繰り返すので「道教え」とも呼ばれています。

エダナナフシ◆エダナナフシ◆
木の枝に脚が生えたような昆虫で体長は65〜110mm程。
緑色、茶褐色など体色は様々です。
日当たりが良い雑木林で見つかり、ノイバラやカシ、コナラなどの植物を食べています。

コクワガタ◆コクワガタ◆
都市郊外で最も普通に見られる小型のクワガタムシ。
オスは大顎には一対の鋸歯があります。
体長は17〜45mm程です。

オニヤンマ◆オニヤンマ◆
早朝、谷戸田の池の広場で見かけた羽化したてのオニヤンマ。
日本で一番大きなトンボで全長90〜110mm程です。
6月から9月初旬頃までオスが2メートル/秒で沢の流れの一定の区域をメスを求めて往復飛翔しているのが見られます。

タイワンリス◆タイワンリス◆
炭焼き広場で撮影。帰化した大型のリスで頭胴長が20〜25cmあります。
昼行性で種子、果実、樹液や昆虫などを食べ、「キャーキャー」「ワンワン」「コキッコキィ」などの鳴き声でコミュニケーションをとっています。
2005年6月に外来生物法による特定外来生物に指定されています。

キボシカミキリ◆キボシカミキリ◆
体長は約15〜30mm。深緑色の体に黄色の斑点が特徴です。
斑点は個体によって様々な形があり、クワやイチジクなどの樹皮や葉を主食としています。

ヨツスジトラカミキリ◆ヨツスジトラカミキリ◆
体長は約13〜18mmで毒を持つアシナガバチに擬態することで、鳥類などから身を守っています。
幼虫は広葉樹の生木や朽木で育ち、成虫は花の蜜を主食としています。

シオカラトンボ(♀)◆シオカラトンボ(♀)◆
体長は約50〜55mm。自然の池沼や水田、公園の池などの明るく開けた場所を好み活動します。
複眼は緑色で、青い複眼のオスと異なります。体色からオスに対してメスは俗にムギワラトンボと呼ばれています。

☆Taken by Ryuji☆

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