AT/駆動系


ATアウトプットシャフトシールとATクーラーホースの交換

はじめに
フロント足回り交換作業の際に、AT回りのオイル洩れを指摘されてしまいました。
実はATのクーラーホース部あたりは、以前からじっとりしていたのですが、ポタポタ垂れるほどでもないので気にしないようにしていたのですが。ベテラン整備TWTさんに相談したところ、思ったよりもサイフに優しく整備して頂けるとのことなので、予定外でしたがシール類、ホース類を交換しました。
これでフロント足回り同様、下回りのオイル洩れも当分気にしないで良さそうです。ありがたや〜。

オイル洩れしやすい所
古めの車の場合、下回りの多少のオイル洩れは大なり小なり発生している場合があるrしく。見たり聞いたりしたところでは、エンジン下回りやAT、駆動系でオイル洩れが起こりやすい場所は以下があるようです。

1)エンジン:オイルパンガスケット部
2)エンジン:アウトプットシャフトシール
3)AT:インプットシャフトシール
4)AT:アウトプットシャフトシール
5)デフ:ジョイント部シール
6)デフ:ドライブシャフトシール

わがなすび号ことM535iは、半年前のエンジンのオーバーホール時に、上記の1),〜3)までは既に交換済でした。特に2),3)はエンジンやATの脱着が必要なのでやや大がかりな作業とのこと。既にE/g、AT脱着済のなすび号はもうここはきっちり予防済とたかをくくっていたところ、ATの後ろ側、4)のATアウトプットシャフトシールがOUTとのこと。全く、なすび号はお約束に従順な模範生です。^^;

ATアウトプットシャフトシールはドライブシャフト、ATマウント脱着だけで対策でき、ついでのATクーラーホースも新品に交換するだけなので、フロント足回りの部品到着待ちの間にささっと終了、さすがです。

作業の様子

またまた作業行程画像を撮影して頂いてしまいました。

交換前のAT後端とドライブシャフトのジョイント部です。下の横板ATマイントにオイルが垂れています。


ドライブシャフトを外した状態。シャフト受けもぎっとりですね。


外したATマウントもギトギトです。
左右のATマウントゴムは2年前に交換したのですが、気持へたり気味に見えますね。ついでにここも交換しとけばよかったかな?   ちなみに2年前の交換時(9万km走行時点)は完全にへたっていたらしく、交換後は劇的にATシフトショックが減りました。(ABクラッチが減り気味のせいとの説もあり。むーん)

交換するATリアガスケットキットです。部品自体は非常にお安いキットなのですが。ごっそり交換が嬉しいです。


フィニッシュはATクーラーホース交換。黒々としたのがそうです。左単部がラジエターへのライン。他にもホースがありますが何のホースでしょう?  ギトギトしてないのでOK。


 
Show must go on
下回りがオイルで汚れていないのは、見えなくてもなんだか気持いいです。また、オイルで酷く汚れている場合はどこが悪いのか調べるのに時間がかかる場合があるようです。
......などと考えていたら、先日、洗車した際に、今度はフロントバンパー付近からオイル洩れが見付かりました。どうやらパワステクーラーラインの気配です。
早くお漏らししないりっぱな大人になっておくれー!  > なすび号

(Special thanks TWTさん)

2001.03.17

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