PC110の修理と改造
PC110の修理および改造をまとめてみました。
PC110 修理
PC110の修理の基本は「予備機から部品移植」です。まずは部品を確保しておく事。これが重要です。
液晶周り
- 液晶が真っ暗
まずはポトリ経由でCRTにつなぎ、起動していないのか表示できていないのか確認してください。
バックライトが付いていないという場合、電源のヒューズが飛んだか、冷陰極管が切れたかあたりでしょう。
- 液晶の光量が変動し、ちらつく
冷陰極管の寿命が近いんじゃないでしょうか。
- 液晶の光量が変動しないが、ちらつく
液晶フレキの接触不良か断線かもしれません。
ヒンジ廻り
- 右ヒンジがぐらぐら
- 右ヒンジネジ
右ヒンジがぐらぐらはヒンジ金具が緩んだ、ヒンジ溶接がとれた、ヒンジ受けが奥に曲がった、ヒンジ受けが折れた…のが原因です。
- ヒンジ金具のネジ締めつけ
ヒンジ再接着
- 右ヒンジ受け補強
- 右ヒンジ受け再接着
- 左ヒンジがぐらぐら
左ヒンジがぐらぐらはヒンジ金具が緩んだ、ヒンジ溶接がとれた、軸自体が折れた…のが原因です。
- ヒンジ金具のネジ締めつけ
ヒンジ再接着
- 左軸部分総交換
キーボード枠
- キーボード枠の割れ
キーボード枠のヒビは全体のカッチリ感に影響があるので再接着しましょう。
- 下ボディとのすき間
キーボード枠と下ジュラルミンボディの間にすき間があき、右目が取れやすいのはキーボード枠のストッパが割れていて浮きやすくなっているからです。
PC110 改造
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