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特集記事・インタビュー(1989年〜1991年)

1989年(昭和64年・平成元年)

タイトル DOO Beat ライブアクト
正統派ハードロッカー!!
掲載誌 学研MOOK バンド天国 DOO Beat
掲載号 1989年ごろ
備考 カラー1ページ。写真3枚、文章3行。

タイトル M U S I C
ライブハウス
掲載誌 ぴあ
掲載号 1989年7月7日号
備考 毎号のタイトル部分に掲載されている240字程度のミニインタビュー。モノクロ約6分の1ページ。メンバー3人の似顔絵付き。
6月13日にインタビューしたようだ。「コンセプトは純日本的猟奇バンド。犯罪の多発みたいな現代の矛盾への危機感を見つめていくと、猟奇的な歌を創りたくなるんです。」など、バンドの紹介的内容。
タイトル 現代日本の吹き出物?
「人間椅子」はロック界の超有望株ダゾ
掲載誌 サンデー毎日
掲載号 1989年7月23日号
備考 モノクロ見開き2ページ。鈴木氏が大写しとなったライブ写真1枚。クレジットは写真・杉田賢治、文・鹿子裕文。
1989年6月23日のMZA有明(“イカ天サマーシリーズ”初日)の模様のレポートによるバンドの紹介。特に、鈴木氏の“ねずみ男”スタイルについて字数が割かれている。コラムニストの中野翠氏の「いいですねぇ、人間椅子。大好きです。彼らは現代日本の吹き出物、人面瘡ですよ」とのコメントもある。
タイトル 一度みるとやみつき!イカ天のすべて
掲載誌 Olive
掲載号 1989年10月3日号
備考 ライブ写真、まだショートヘアの鈴木氏、和嶋氏、上館氏の3ショット写真とコメント。

タイトル 今どきの学園祭には見たいバンドが目白押し!
最も人目をひいてるアマチュアリズム
人間椅子
掲載誌 週刊明星
掲載号 1989年11月30日号
備考 学園祭特集として、「最ものってるプロフェッショナル」米米CLUBとともに掲載。カラー2ページ、うち1ページが人間椅子。クレジットは、撮影・山田一男/渡辺道雄。
写真は、東海大学学園祭での人間椅子の様子を、鈴木氏の全身と顔アップ1枚ずつ、3人のライヴ写真2枚、3人が模擬店の前でだんごをほお張る写真1枚。写真キャプションは《「CDを買ってくれ」としっかり宣伝もします》《メイクを落とせばねずみ男も素朴な好青年!?》。
タイトル 情報TANK INDIES NEWS
人間椅子
●今巷を騒がす噂の猟奇バンド、“人間椅子”が初の単独ライヴを敢行!
掲載誌 ORICON
掲載号 1989年12月25日号
備考 人間椅子のバンド紹介と、ライヴ「百鬼夜行のおどろ唄」の情報。モノクロ1/4ページ。ねずみ男姿でステージで唄う鈴木氏の全身写真1枚。
「まだプロ・デビューなんか全然決まってない人間椅子だけど、きっと噂に違わぬ、猟奇に満ちた?驚愕のステージを見せてくれるに違いない。」とのこと。
1990年(平成2年)

タイトル BAND VOX
間椅子 NINGENISU
「日本語でロックを」と言うのが人間椅子の
自然な流儀。だから『文芸ロック』。
音はなかなかの実力派バンド。
御一聴あれ!
掲載誌 月刊SHOUT! TOKYO ROCK LIFE MAGAZINE (シンコー・ミュージック刊)
掲載号 1990年1月号
備考 人間椅子のバンド紹介と和嶋氏・鈴木氏インタビュー。モノクロ1ページ。夜の小田急線の踏切(下北沢あたり?)を背景にしたメンバー集合写真1枚。クレジットは文:川村恭子、写真:MASAKATSU ISHIKAWA。
バンドのオリジナリティ、低音の重要性、ねずみ男衣装の由来(ピーター・ガブリエルの影響)などについてコメント。
タイトル インタビュー
人間椅子
掲載誌 毎日中学生新聞
掲載号 1990年3月13日、16日、20日、27日
備考 メンバー3人のインタビューを、4回に分けて掲載。モノクロ2分の1ページ。写真は各回1枚〜2枚ずつ。
各回の見出しは以下の通り。
  1. “猟奇の世界”を音に描く 一度聴いたら忘れられない
    こぶしもタップリ 文芸ロック
  2. 昆虫の動きにヒント得た
  3. 知る人ぞ知る名曲「陰獣」生んだ図書館通い!?
    生徒会で職権乱用 校内放送に僕らの曲を…
  4. 好きな子に、つい意地悪
    必ずすれ違うように計算 眠れなくて、妄想にふけったり
タイトル 今度は映画を撮ろうぜ!
90年のAV界、私はこの監督を推薦します!
掲載誌 宝島
掲載号 1990年3月号
備考 和嶋氏によるエッセー。
塚本晋也氏、渡辺文樹氏、利重剛氏のインタビューとともに掲載。「ちょっとアブな君には、安達かおる監督がお薦め」とのこと。

タイトル INTERVIEW
人間椅子
「イカ天」から飛び出した世紀末的文芸ロック
掲載誌 朝日ジャーナル
掲載号 1990年4月6日号
備考 メンバー3人へのインタビュー。新連載巻頭インタビューの第1回。
オールカラー3ページ。各メンバーの現況、文芸的なテーマの由来など。「5年後も同じことをやってる?」との問いに、「何十年も同じことをやっていたい」(鈴木氏)「一つの価値観のままでずうーっと行くってのウソだと思う」(和嶋氏)と回答。

タイトル “重明”(オモアカ)安吾は心のバンドエイド 坂口安吾Ver.'90
◆希薄な現実を想像力で村おこし
●作家 荻野アンナ
●ロックバンド 人間椅子
   和嶋慎治(ギター、ボーカル)
   鈴木研一(ベース、ボーカル)
掲載誌 朝日ジャーナル
掲載号 1990年5月4-11日号
備考 若年層の坂口安吾再評価の風潮について、作家の荻野アンナ氏と和嶋氏、鈴木氏が対談。白黒6ページ。対談者各人の写真、3人の全体写真。
文学論的な話が中心だが、「アングラ演劇をやっている友達から『桜の森の満開の下』を借りて読んで「景色がいいなあ」と思って、歌に使ってしまった」(鈴木氏)、「本当のロックらしいロックの音で、なおかつ日本的な感じの新しいものを入れて、伝統を乗っ取りつつ、そうじゃないものをやる」(和嶋氏)などの発言もある。

タイトル セッションInワールド
掲載誌 じゃかすか
掲載号 1990年7月号(「バリバリマシン」増刊、隔月刊)
備考 THE NEWSとの対談。

タイトル PICK OF THE MONTH
人間失格/人間椅子
歌詞、サウンドは実に個性的だ
掲載誌 METAL GEAR
掲載号 1990年 Vol.15 7月号
備考 1st『人間失格』のレビュー。評者は深民 淳氏。

タイトル 有名人の告白 「あの時、お金がなかったばかりに…」
ロック・バンド人間椅子
ギターが欲しい。ケチケチ生活で貯めて…
好きな音楽のためならメシ抜き! ヒモジイ思いをしたなァ
掲載誌 BIG tomorrow
掲載号 1990年7月号(創刊10周年記念号)
備考 有名人のお金に困った話の特集。人間椅子の他、田中義剛、森口博子、小島一慶、布川敏和、鳥越俊太郎が掲載されている。 人間椅子は、アマチュア時代の困窮生活について、和嶋氏の談話形式で記述。カラー2ページ、実質1ページ分。メンバー3人の普段着の集合写真1枚。
和嶋氏の中学時代に昼食代を浮かした貯金で購入したレス・ポールについての話がメイン。「僕は気に入ったものには異常なくらい執着する性格なんで」あまり苦にはならなかったとのこと。
タイトル 人間椅子
N嬢の物語
掲載誌 フールズメイト
掲載号 1990年8月号
備考 和嶋氏によるオリジナル小説(2600字程度)。クレジットは「作・和嶋慎治(人間椅子)」。
モノクロ2ページ。演奏中写真1枚、3人の集合写真1枚(『人間失格』のジャケットに使用されているものと同じ)
タイトル下のリード文は以下の通り。
ある朝、奈々美が目を醒ますと自分が一脚の椅子に変っているのに気付いた……
アルバム『人間失格』がリリースされる噂の猟奇バンド
“人間椅子”の和嶋慎治が描く戦慄の不条理世界。
目次では「すばる文学賞も恐くない?人間椅子、和嶋慎治の不条理の世界。」となっていた。

タイトル 人間椅子
人間失格
掲載誌 フールズメイト
掲載号 1990年8月号
備考 1st『人間失格』のレビュー。評者は東條雅人。
「すでに2万枚以上(本当?)売りあげているそうだ」との記述もある。

タイトル 安吾の写真
掲載誌 本の情報誌 月刊オーパス
掲載号 1990年8月号
備考 和嶋氏によるエッセイ。同誌の「坂口安吾特集」の一環として寄稿。

タイトル 人間椅子
掲載誌 METAL GEAR
掲載号 1990年 Vol.16 8月号
備考 白黒3ページ。和嶋氏、鈴木氏、上舘氏、3人そろってのインタビュー。3人のルーツを…といったような内容。アルバム『人間失格』の曲のもとネタの本の紹介コーナーあり。

タイトル R E V I E W S
サウンド・リサーチ「人間椅子」
“反物質的力学”が生む 「人間椅子」の磁場の魅力
掲載誌 アサヒグラフ
掲載号 1990年8月10日号
備考 厳島 薫氏による、バンドとアルバム『人間失格』のレビュー。カラー3分の1ページ。ジャケット写真とメンバー写真各1枚。撮影・長谷忠彦(出版写真部)。
バンドの存在の面白さと、受け手側の楽しみ方の面白さを評価しながらも、デビューアルバムのまとまりが良すぎる点に苦言を呈している。

タイトル BAND STATION
人間椅子
ねずみ男姿で文芸ロックする変な男たち
掲載誌 週刊明星
掲載号 1990年8月23・30日号
備考 バンド紹介コーナー(ちなみにこの回が最終回)。モノクロ1ページ。メンバー集合写真大小1枚ずつ。PHOTO BY K. TANAKA。
タイトル 宝島的国内音楽最新情報 ROCK LAND JAPAN
人間椅子
「ステージでああいう恰好をするのは、どこかに目立ちたいっていう気持ちがあるからなんです」
掲載誌 宝島
掲載号 1990年8月24日号 No.204
備考 アルバム『人間失格』リリース直後の人間椅子紹介記事。カラー1ページ。和嶋氏がメインのメンバー全体写真1枚。クレジットは、取材・文/大野祥之、撮影/石川 徹。
リードは「ねずみ男の扮装が話題の元祖文芸ロック・バンド人間椅子。江戸川乱歩の世界を正統派ハード・ロック・サウンドで再現したデビュー・アルバムを発表!」。
タイトル 人間椅子
掲載誌 月刊YMMプレイヤー
掲載号 1990年9月号
備考 カラー2ページ。鈴木氏のネズミ男の衣装の写真2点あり。3人でのインタビュー。ビジュアル面や、歌詞の内容について。

タイトル 連続企画 ミュージシャンの声
「すみません、ちょっときかせてください」
第2回・ミュージシャン、レコードについてアレコレ
掲載誌 ROCK FILE
掲載号 1990年9月号
備考 国内ミュージシャン117人に「あなたを変えたアルバム」「聴いて泣いたアルバム」など0項目について聞くアンケート企画に、和嶋氏と鈴木氏が回答を寄せている。和嶋氏の名前は「和嶋慎二」と誤植されている。
「自分のレコードを聴きたくなるのはどんな時か」の質問に、和嶋氏は「夜中、眠れない時」、鈴木氏は「良いレコードを聴いた時、自分達のものと比較してみる」と答えている。
タイトル 人間椅子
バンド・ブームの異端児(!?)人間椅子がオールド・ハード・ロックを引っさげ今、音楽シーンを撃つ
掲載誌 ROCK FILE
掲載号 1990年9月号
備考 メンバー3人へのインタビュー。取材・文は編集部。
モノクロ2ページ。3人の集合写真(『人間失格』ジャケットに使用されているもの)と和嶋氏と鈴木氏の演奏中の絡み写真。
内容は、「イカ天」出演の経緯とその後の変化について、ハード・ロック観、今後の路線と目標など。
タイトル ロック道【立志編】
ロック漫画家への道は険しいのだの巻
掲載誌 ROCK FILE
掲載号 1990年9月号
備考 みうらじゅんが描く大河漫画家マンガ。和嶋氏が「エドガー和嶋」として写真・マンガで掲載。欄外ハシラに紹介あり。
扉カラー1ページ、モノクロ5ページ。2002年に『みうらじゅん全一巻』に再録される。
タイトル 日本的情念歌う「人間椅子」
ロックに三味線の音 融合
掲載誌 朝日新聞
掲載号 1990年9月19日 夕刊
備考 芸能面でのバンド紹介記事。モノクロ8分の1ページ。演奏中の和嶋氏・鈴木氏1枚と、上館氏顔写真1枚。
「みんなで明るく進もう、といった感じの最近の画一的ロックには違和感を感じる。江戸川乱歩の作品のような、個人の内面、妄想の世界に入り込んで行く音楽があってもいいと思う」とのコメントが紹介されている。
タイトル 人間椅子地上界見参
掲載誌 じゃかすか
掲載号 1990年9月号(「バリバリマシン」増刊、隔月刊)
備考 表紙。本誌は次号で休刊。

タイトル 人間失格 人間椅子
掲載誌 MARQUEE
掲載号 1990年 Vol.035 11月号
備考 1st『人間失格』のレビュー。評者は川上史郎氏。

タイトル ふーみんのギター教室
'70年代ロックの感動を、素直に伝えたい!
和嶋慎治 ★人間椅子
掲載誌 PLUM (PLUS! MUSIC)
掲載号 1990年12月号
備考 “ふーみん”ことギタリストの橘高文彦氏(筋肉少女帯)が連載するギター講座の対談コーナーに、和嶋氏が登場。モノクロ3ページ。SGを構えた和嶋氏単独写真1枚、橘高氏との写真2枚。
筋肉少女帯と人間椅子の類似性、ギブソンのギターとマーシャルのアンプの相性について、エフェクターを使わないシンプルなサウンド構築、ボトルネックのコレクション、など。自分のルーツに素直にやる、伝統芸能ロックというジャンルを確立したい、ということで意見が一致。

この記事は後に橘高氏の単行本『魅惑のハードロックギター教本』に採録された。ただし、雑誌掲載時にはお互いについての短文はなし。
タイトル 文豪が愛した東京の酒場 (2)
江戸川乱歩が通った店 銀座・げん
N i n g e n i s u
掲載誌 03(ゼロサン) TOKYO Calling
掲載号 1990年12月号
備考 創刊1周年記念号の特集「東京 暴走する怪物都市 RAVING CITY - TOKYO」の一環として、文豪が通った酒場で有名人のグラビアを撮影する企画。カラー2ページ、見開き。文のクレジットは松本 新。
和嶋氏は探偵、鈴木氏はコート(露出狂?)、上館氏は東京見物(?)の格好。
なお、その他の有名人は以下の通り。
  • 永井荷風 − 後藤久美子
  • 三島由紀夫 − 維新力
  • 池波正太郎 − 久間十義
1991年(平成3年)

タイトル GUITARIST CLOSE UP INTERVIEW
プロのギタリストはコレを使っているのダ!!
掲載誌 決定版!ギター選び 完全保存版 最新ギターオールカタログ1991 (辰巳出版株式会社)
掲載号 1990年
備考 国内プロ・ギタリスト7人へのインタビューに和嶋氏が答えている。質問は使用機材や影響を受けたギタリストなど。インタビュアーの記名はなし。アンケートに近い感じ。
ギタリストについての企画だが、「ふッふッふッ、ネズミ男の使っているベースも紹介しやう!」というサブタイトルで鈴木氏も質問に答えている。
カラー2ページ。写真は、和嶋氏、鈴木氏の2ショットライブ写真2枚(1枚は和嶋氏メイン)、和嶋氏のエフェクター(クライベイビー)、床に立てたギブソンSGを左手で支えて立つ和嶋氏、椅子に座り右膝にリッケンバッカー4001、左膝にギブソンEB-IIIを乗せて満面の笑みを浮かべる鈴木氏。
和嶋氏が現在使用しているギターとしてSGの他に「エピフォンのリリットギター(昔、ジョニー・ウィンターとMC5のギタリストが使っていた)、ゴミ捨て場で拾ったモーリスのアコースティックギター。」と答えている。また「ひと頃、エフェクターを足元にズラリと並べるのが流行っていたが、あれはいかん。足は2本しかないのだから、エフェクターはひとつでいい。」と言っている。
タイトル 楽しみの世紀末
人間椅子に座って聞くオペラ
掲載誌 群像(講談社)
掲載号 1991年1月号
備考 荻野アンナ氏のエッセイ。内容は、1990年11月8日 日本青年館の「霜月ライヴ」の人間椅子と、11月13日のウェルシュ・ナショナル・オペラ「ファルスタッフ」のレポート。
モノクロ3ページ、写真は鈴木氏と和嶋氏の演奏中のバストアップ1枚。分量的には人間椅子とファルスタッフは2:1程度。
タイトル M-PART.1 受験直前企画
僕らの熱中受験時代
4畳ひと間の東京浪人。禁音楽生活にも耐えた!
鈴木研一 「人間椅子」ミュージシャン
掲載誌 MEN'S NON-NO
掲載号 1991年2月号
備考 各界の有名人に受験生時代のエピソードを聞く企画で、鈴木氏がインタビューに答える。モノクロ半ページ。インタビュー当時と、高校卒業時の2枚の鈴木氏の顔写真あり。
東京で1浪して上智大学外国語学部ロシア語学科に合格。インタビューの概略は以下の通り。
 ・東京に4畳半の下宿を借りて駿台予備校に通う。ベースは実家に置いてきた。
 ・仕送りは5万。部屋は汚く、生ゴミに2世代分のハエがわいた。
 ・12月ごろには“禁音楽”で音楽は全く聴かないようにしていた。
 ・最後には、“次の3本目の電柱まで息を止めていられたら受かる”などの追いつめられた精神状態に。
当時を振り返って、「一番ちゃんと生きてた一年(笑)」と総括。

鈴木氏の他に、阿部寛氏(俳優)、中井美穂氏(フジテレビ アナウンサー)、倉持陽一氏(THE 真心ブラザーズ ミュージシャン)、松井康真氏(テレビ朝日 アナウンサー)、小林至氏(プロ野球ロッテ選手、東京大学経済学部在学中)が登場。
タイトル ON&OFF
成人式で歌うべき唄はどこにある
掲載誌 朝日ジャーナル
掲載号 1991年2月15日号
備考 和嶋氏の署名コラム。モノクロ1ページ。
1991年1月15日(火)の多摩市成人の日の集いのゲストで演奏した時に感じた疎外感についてのエッセー。「僕らのできることといったら、問題を提示することだけなのだ」「式を欠席した人たちの前でこそ、僕らは歌うべきだったのかもしれない」と述べる。
文中に、ゲスト出演時に披露した句「初春の祝いの席の振り袖の 人を殺(あや)めて血潮したたる」も記載。
タイトル 人間椅子
価値観が通用しない世界をテーマに
人間椅子、勝負の2ndアルバム発表!
掲載誌 CDでーた (株式会社角川書店)
掲載号 1991年3月20日号
備考 高田秀之氏による2nd『桜の森の満開の下』アルバム評と、アルバム制作についての和嶋氏、鈴木氏のコメント。
モノクロ1ページ。メンバー集合写真と『桜の森の満開の下』のジャケット写真。撮影は山田健三氏。
和嶋氏は、曲づくり、歌詞は結果的にわかりやすくなったとコメント。

タイトル Sound Check
桜の森の満開の下/人間椅子
掲載誌 メタルギア
掲載号 1991年 Vol.24 4月号
備考 2nd『桜の森の満開の下』のレビュー。評者は広瀬 充氏。

タイトル 桜の森の満開の下
人間椅子コンサート 桜前線ツアー
人間椅子
“日本人の血”に根づいたハードロック ―――― 野口 顕
掲載誌 月刊カドカワ
掲載号 1991年5月号
発行 株式会社角川書店
備考 野口顕氏による、バンドとアルバム『桜の森の満開の下』のレビュー。メンバーのプロフィールとバンドの略歴もあり。目次に記載がないことから、広告記事と思われる。
カラー2ページ。各人の演奏中写真1枚ずつ。
タイトル 異色対談 斉藤光浩 和嶋慎治(人間椅子)
掲載誌 月刊YMMプレイヤー
掲載号 1991年7月号
発行 株式会社プレイヤー・コーポレーション
備考 和嶋氏と斉藤光浩氏(元BOW WOW、ARB、田中一郎バンド)のギタリスト対談。
三上寛、ハードロック、ブルースなどの自らのルーツを語る。
タイトル まゆりのホラー対談
掲載誌 おまじないコミック(?)
掲載号 1991年?月号(夏頃)
備考 「花とゆめ」などで活躍していた漫画家の山本まゆり氏と人間椅子の対談。
内容はオカルト映画の音楽について、「あやかしの鼓」のデモテープにヘンな声が入っていた、などの夏向きの内容。サイン色紙のプレゼントあり。

タイトル DV 遺言状放送 人間椅子
掲載誌 METAL GEAR
掲載号 1991年 Vol.30 10月号
備考 ビデオ『遺言状放送』のレビュー。評者は広瀬 充氏。

タイトル 日本全国異界の入り口
HEAVEN'S GATE
人間椅子・和嶋慎治の熊野詣'91
掲載誌 i-D JAPAN
掲載号 1991年11月号(通刊2号)
備考 和嶋氏が、「異界の入り口」を探すツアーとして、紀伊半島の霊場(天河神社、熊野三山)と熊野市大花火を見聞するという企画。カラー4ページ。クレジットは、文=和嶋慎治、写真=小野幸生。
季節は夏。天河神社の俗化に反感を覚えたものの、熊野詣では「楽園は、(中略)やはり神とそれを敬う人間によって、実現しうるのではないだろうか」という境地を見いだす。
赤ふんどし姿、社にお参りする後ろ姿、巫女さんとツーショットなどの和嶋氏写真が載っている。
タイトル (タイトル不詳)
掲載誌 ビデオパラダイス
掲載号 第2号
備考 和嶋氏によるアダルトビデオの評論。

タイトル タレント恐怖体験コミック 4人目の声
掲載誌 ほんとにあった恐い話 VOL.14
備考 「4人目の声」(語り:人間椅子 画:丸傳次郎(まるでんじろう))という上館氏の恐怖体験漫画と、「あやかしの鼓」のレコーディング時の恐怖体験インタビュー。

のちに、ハロウィン少女コミック館というシリーズで『ほんとにあった恐い話 21 芸能界編』(株式会社 朝日ソノラマ、平成5年2月20日初版発行、本体価格388円、定価400円)として、池田貴族氏(元 REMOTE)などの話とともに単行本発売された。

(作成者注)
最近の掲載誌以外はなかなか情報がありません。毎日中学生新聞の記事とかの内容はすごく興味あるんですけど、いまだ未見です。

「METAL GEAR」「Player」1990年9月号については、きむらかずゆき氏より情報をいただきました。(98-02-08)

「バンド天国DOO」「じゃかすか」「03」については、中野氏より情報をいただきました。(98-06-28)

「ほんとにあった恐い話」について、篁 紅緒氏、中野氏より情報をいただきました。(98-06-28)

「日本全国異界の入り口」「愛が、エロを救う」について、中野氏より情報をいただきました。(98-08-16)

1990年〜1993年のMARQEE、METAL GEARのレビューについて、トガノ氏より情報をいただきました。(99-05-08)

月刊漫画ガロ 92年8月号について、りょん氏より情報をいただきました。(99-06-13)

月刊漫画ガロ 92年8月号、94年4月号について、ミヤ氏より情報をいただきました。(99-06-13)

宝島 90年3月号について、マロ氏より情報をいただきました。(99-11-28)

Olive 89年10月3日号、おまじないコミック 91年夏号、週刊文春 94年2月3日号について、RIE氏より情報をいただきました。(99-11-28)

朝日ジャーナル 90年4月6日号について、嘉象氏より情報をいただきました。(2000-07-26)

太陽 95年8月号について、のりのり氏、嘉象氏より情報をいただきました。(2000-09-16)

朝日ジャーナル各号、アサヒグラフ90年8月10日号、宝島各号、BIG tomorrow、週刊文春、サンデー毎日について、嘉象氏より情報をいただきました。(2001-11-11)

ORICON、03、MEN'S NON-NO、i-D JAPANについて、嘉象氏より情報をいただきました。(2001-11-18)

毎日中学生新聞、週刊明星、PLUMについて、嘉象氏より情報をいただきました。(2001-11-25)

フールズメイト、ROCK FILE、決定版!ギター選び 完全保存版 最新ギターオールカタログ1991、CDでーた、月刊カドカワについて、YEN氏より情報をいただきました。(2002-06-01)

フールズメイトについて、嘉象氏より情報をいただきました。(2002-06-01)

群像について、嘉象氏より情報をいただきました。(2002-06-dd)

というわけで情報を随時募集しています。もしなにか情報を持ってましたら、ecag@st.rim.or.jp までメールをいただけたら幸いです。


情報・投稿・忠告・激励・罵倒メールは:ecag@st.rim.or.jp までよろしくお願いします。


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