「総合目次」にもどる |  「画文情報の目次」にもどる |  最終修正:2000-09-03(日)

橘高文彦『魅惑のハードロックギター教本』

タイトル 魅惑のハードロックギター教本
著者 橘高文彦
発行年月日 1992年4月30日 初版発行
発行 立東社
定価 \1,800(税込)
備考 筋肉少女帯のギタリスト、橘高文彦の本。

雑誌「PLUM」(すでに廃刊)の1コーナーを編集したもの。1990年の12月号の対談で和嶋氏が登場し、この時の対談が収録されている。

内容は、筋肉少女帯との相似性、エフェクターを使わないシンプルなサウンド構築、ボトルネックのコレクション、など。伝統芸能ロックというジャンルを確立したい、ということで意見が一致。
また、和嶋氏についての情報として、当時(1990年)ギター・アンプはレンタルだった(マーシャルの50Wか100Wか迷っていた)、使用弦はダダリオの.009のセット、最初に衝撃を受けたアルバムはディープ・パープルの『マシン・ヘッド』、「曲を作るときに、自分のルーツのバンドのフレーズをちょこっと入れる」などの談話が披露されている。

最後に、お互いについての短文が寄せてあり、和嶋氏は「橘高文彦君について」という題で、「ダンディー」というあだ名の、顔も頭もよくギターも上手い、非の打ちどころのない中学の同名の同級生と似ていることから、橘高氏は実は彼と同一人物だった、という説を提唱。
対して橘高氏は、日本人的なオーラを感じる、「血を吐いて死にそうな文芸作家のようなムードを持っている」ギタリストと称賛。

(作成者注)
実際には雑誌の増刊扱い(ISBN番号がない)のようで、厳密に言えば書籍ではないのですが、便宜上ここに載せておきます。

このページは、おーたけ氏、高橋 直太氏からいただいた情報を元に作成しています。

記事内容について、とかげのおうさま氏から情報をいただきました。(2000-09-03)

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