97年12月7日(日) 梅田 バナナホール(CRADLE OF FILTH 前座)
17:00開場 18:00開演
※ 篁 紅緒氏によるレポートです。多謝! 読んだ人は、感想を送ってあげてくださいね。
開場10分前に着いたせいか、すごいお客の数。やっぱり男性のほうがはるかに多い。人間椅子目当てで観に来た人はどれくらいいるのだろうか・・・。開場時間になってもなかなか入れなかったにもかかわらず、前座はきっちり時間どうり、18時に始まりました。OPは、おなじみのホルストの「惑星」より火星。後ろの方で観ていたのですが、和嶋さん、研ちゃん二人ともちょっと太ったかな?(^_^;;)なんて事を考えているうちに「黒猫」!!!この曲を一曲目に持ってくるとは意外でしたが、なかなかいい感じ。
衣装は、研ちゃんがいつもの白装束で和嶋さんはツアーのフライヤーの写真と同じ、ゴアっぽい(?)服。
続いて「踊る一寸法師」へ。研ちゃんの笑い声はいつ聞いても戦慄します。ひたすら重い。
お次は私の好きな「太陽黒点」 。嗚呼、やっぱりこの曲はライヴだね。でも初めて聴く人は歌詞が分からない分、損だなぁ。
最後に和嶋さんが「お待たせしました。次はCRADLE OF FILTHをお楽しみください!」なんて、なんてさわやかなんだ・・・。会場からは拍手が起こってました。全体的に、長く重い曲で構成されていて、相席させてもらった男性(非人間椅子ファン)曰く、「二曲目のベースをコピーしたらかっこいいやろな!サバスみたいなやつ」だそうです。
気づけば、全部アルバムの最後に収録されている長い曲ばかり。正味三十分ばかりの演奏でしたが、堪能できました。その後のCRADLE OF FILTHは、予備知識ゼロだったためにちょっとつらいものが・・・。私の好みの範疇からずれていたせいか、印象としてはツーバスドカドカ の早い曲に白塗りのちびっこスティーブ・ヴァイが唸ってる・・・と言った物しか残っていません。(反省) ブラックメタルという分類のバンドらしいのですが、スラッシュとハードコアのちゃんとした区別もつかない私が説明するのはちょっと無理みたいです。
でも、パフォーマンスや演出はわりと凝ってたし、サービス精神もあるバンドのようだったので、好感は持てました。ひとつ気になったのは、2度目のアンコールがあるのかなー?と思わせるようなSEがかかっていたにもかかわらず、その曲はぷっつりと止まってしまい、あれ?あれ?と思う間もなく客電が点いてしまった事だったのですが、その謎は次の日になんなく解決したのでした。
気になる人も、そうでない人も、8日のライヴレポートを見てください!先に8日を見てしまった人、ごめんなさいね・・・。
SEQ. 曲名 <オープニング ホルスト『惑星』より「火星」> 1 黒猫 2 踊る一寸法師 3 太陽黒点