
中央でマンダラ山を支えるヴィシュヌ
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不老不死の妙薬「アムリタ」を手に入れたいと考えていた神々は、海をグルグル撹拌すれば(ミキサーにかけるようなもんです)その薬が作れることを知りました。
そこで神々と悪魔(阿修羅)が総出で、広い海をかき混ぜることになったのです。
その方法は、
1) 海の底に亀を寝かせる。
2) 亀の上に「マンダラ山」を置く。
3) 「マンダラ山」に蛇のヴァースキを巻き付け、左右から引っ張って回す。
つまり、山の遠心力で海がかき混ぜられると思ったわけですね。
こうしてヴィシュヌ神の指揮の下、88人の神と92人の悪魔たちによる、1000年以上にもわたる「蛇」の綱引きが始まったのです・・・。
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